語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

【スポンサーリンク】

ぱぱぱぱっかそん 取材編

 

全然私は公演作るわけでもないし、焦ったり、悩んだり、はありませんでしたが、この土日の出来事が3か月前くらいのように感じて、本日会社で普通に仕事しているのに同僚に心の中で「みんな久しぶり―!ずいぶん休んじゃってゴメンネええ!」と思っています。

 

というか普通に3連休。

 

日常ってある意味素晴らしい。いつも通りも大事。

 

 

さて、一般投票で選ばれた制作者たちが一日で謎解き公演を作るぱぱぱぱっかそん。

詳しくはこちらをご覧ください。

ぱぱぱぱっかそん

 

とりあえずお前は飯ばっかり食っていたようだけど取材班は何をしていたのかということを本日は書いておこうかと思います。

 f:id:nazoko_dayo:20170110201824j:image

 

ぱぱぱぱっかそんは運営も各チームの謎作りに入ってしまうため、「一般投票で選ばれた制作者たちが一日で謎解き公演を作るぞ!」という初めての試みにもかかわらず、全体的な流れを誰も把握することができないという問題点がありました。

 

それを補うために「取材班」として私は動画撮影および実況ツイートを仰せつかっていたのです。

 

場所ドラフト終了後の打ち合わせや作業現場など様々なチームに潜入しなくてはいけません。私は動画担当だったので金田一少年の佐木のようにいつも右手にデジカムをもっていました。

 

本当に制作者の皆様にはご迷惑おかけいたしました。

 

突然現れた私を何奴!?と思ったでしょう……。

佐木です(違)

 

 

そうそう、会場ドラフト終了後に地下オレンジチームにそっと入って行ったら「なぜ来た!?」的な反応だったのです。

取材だから来たんだよ!と思っていましたが、どうやらその時に「他に会場を用意」という話をしようとしていたタイミングだったようです。してくれてもいいのに。その時のみんなの表情や反応撮りたかったのに!5103の公演の考え方講座を聞いて私は去りました。

 

そっと1階ピンクチームに入って行ったらkikiさんがすごいでっかいはりせんで打ち抜かれていました。なぞこはもうなんだかわからなくなりました。みんながいきいきお話ししていました。

 

2階グリーンチームは狭い部屋にいかに24人を詰め込みそして皆を満足させるのか、泥棒警察など役職を持たせて…。壁を50音表に見立てて…。新しいシステムの構築を考えなくてはいけない…と真面目なことを言いながらも結局男子校みたいなノリでした。わいわい。

 

3階ブルーチームはホワイトボードに「国防」「マンガ喫茶」「浮気部屋」など書いてあり、それぞれに矢印がひっぱってあります。「最終的に設定でどうにかなるのは神ですね!」となっていました。もうわけわかりません。しかし話を聞いているとこれはとんでもないものが出来上がる予感しかしません。しかも一番カメラに動じません!!ありがたい!!

 

私はこれを見て「どこまでがネタバレにならないのか」を判断して、しかし翌日の公演に期待が持てるようなツイートをしなくてはいけません。

基本制作者には話しかけられない…空気から意図を読むのはとても大変でした。

 

この段階ですごいなと思ったのが、既に全員の方向性が全く違うこと。でもそれもツイートできないじゃないか!!早くみんな自分で体験してくれよ!と思いました。

 

 

制作場では勝手に部屋に入ったりしていました。

消えた5103オレンジチーム以外。

 

いちいち私が入ったことで議論を止めたくない、という気持ちと、特に動画なのでその点自然な制作者を撮りたいという気持ちが強く、ノー合図で侵入することが多く、ああ、迷惑だったかな…と思うことも多々あり、ました。反省しております。盗撮みたいでごめんなさい。盗撮なんだけれども。

 

そこでもちょいちょい覗いているだけなので各チームがどんな内容の公演を作っているかは全く分かりません。2階から三線は鳴り響いてるし、伝えたいけどそれもネタバレになるかもしれないし。(絶対使わないと思ってたら公演で使っていたのをみて心底つぶやかなくて良かったと思いました。)

 

どう伝えれば…!

 

そんなこんなで罪悪感を抱えつつも朝5時起きで仙台から来たので12時頃には作業場を出て池袋の宿に行こうとしたら…逆方向に山手線に乗り、気付いたら渋谷にいました。

このままでは池袋まで戻る終電に間に合わない!と山手線to山手線にダッシュしていたらなぜかトランクにつまづきました。つまづいたというか、激突して、ホームに一瞬転がり、しかし床にタッチ&アップ。「大丈夫ですか!」の声にコンマで「大丈夫です!!!」と言い走り去りました。

いてえよ!!かなりのあざだよ!顔もDV被害者かよ!と思って寝ました。

 

翌朝

顔にあざがないことを確認した私。(DVってこれより痛いのこわい…)

 

さて、朝から作業場にはいろいろ転がっていました。

夜勤をお願いしたあんそにーちゃんに少し寝てもらっている間に転がっている人を撮りつつ、ブルーチームが昨日私が帰った時と間違い探し程度の格好でいることに驚愕しつつ、緑チームがとんでもない枚数の紙と謎のイラストをさばいているのに目をみはりつつ、2階のピンクチームから笑い声が響き渡っているのを聞きつつ会場へ。

 

会場には消えたオレンジチームがいたのに、おはようって言ったのに、撮ったのに、手元が狂って公演日8日の7:10~11:27の記録をまるっと消してしまいました

 

ようやく戻ってきたオレンジチームと会場の外観がまるっとおおおおおきえたあああああ!!

 

死。

 

 

 

そして公演が始まる前の数時間の間。できていたように見えていたチームも「大丈夫か…」という状態に。

 

しかしみなさんご存じのとおり大丈夫でした。

 

各チームの公演を見た時の私の感動。

 

もやもやしていたものがスッと形になった感動。

 

「こういうことだったのか!」

 

私にとって、ぱっかそんはまるで30時間の謎解き公演でした。

 

まるでサツマイモが干し芋になる瞬間を見た感じです。

 

これをあなたたちは1日で作ったのか。天才か。

謎はほとんど見ていませんが、流れだけでも感動的です。

 

 

そんな2日間。

手首が痛くなり、右腕が超筋肉痛。

7日の深夜に転んだこともあり左のひざが傷だらけ。

それでもたった712分7秒、11時間くらいしかとっていませんでした。(そして集音マイクを良いものにしていなかったので三脚つけてパーンした時のカメラ自体のノイズがだいぶ乗っていました…情けない…)

 

今最初の打ち合わせの風景とか見ると「なるほどこの会話からあのギミックが発生したのか…」ということもありとても楽しいですね。

 

写真もフクマルさんとあんそにーさんが1100枚以上撮ってくれました。私の手元にデータはありませんがとても素晴らしい写真です。

写真の方がみんな表情柔らかいよね。(撮る人の差か!?)

 

 

段取り整えていただいた運営のみなさま、取材を快く受けてくださった制作者のみなさま、公演中お邪魔しましたプレイヤーの皆さま、そしてクリアファイルつめつめ手伝わずごめんなさい物販のみなさま、絡みまくってごめんなさいぱしりのみなさま、差し入れ下さったみなさま、そして最後に素晴らしい動きをしてくれた私以外の取材班のふたり、本当に皆さんがいたから楽しくできました。

f:id:nazoko_dayo:20170110202449j:image 

ありがとうございます!

 

 

 

 

ねむい!

 

 

本日の謎解き情報

私が浦島太郎だから久しぶりのコーナー。

→推理展示おもしろそうですね!やったことない!