東京に行っちゃえば名古屋って近いと思っていたのですよ。
でもね、名古屋って案外遠くて、東京よりも大阪の方が近いみたいなんですよね。
仙台よりも東京からの時間かかるんです。静岡って横に長いんですね。前の会社の時は結構出張していたのですが、移動時間なんて覚えてないみたいです。
東京の皆さま、もう一度言いますよ
「名古屋より仙台の方が東京に近い(数分ですけどね)」
そんな「名古屋」に朝6時の新幹線で向かった話です。
6時東京発→7時34分名古屋着→名鉄名古屋の窓口でキット購入→犬山→8時30分バス→9時明治村→9時30分開村
(ちなみに仙台への始発は6時東京発→7時32分仙台着ほら数分速い!!!)
帝国ホテル支配人の華麗なる推理
~仕組まれた2つの罠~
周遊型
探索 ☆☆☆☆
謎 ☆☆
満足度 ☆☆☆
参加形態 ツイッターで集いし2人
所要時間 帝国ホテルまで行って準備15分→樋口編2時間→飯30分→野口編2時間→エクストラ45分位
天候 曇りのち雨(樋口編まで曇り、野口編から雨ザーザー)
歩いた歩数 22640歩(以下1日の総数)
歩いた距離 約15.6km
上った階段 40階
脱出成功
言っていいですか。
とてもつかれました。
まずは名鉄名古屋駅で名鉄全線・犬山⇔明治村バスフリーきっぷ+明治村入村券+謎解き参加券が入って4000円のキットを購入。便利でした。
明治村基本情報
敷地面積約100万m² 南 北約1100m東 西約620m
移築展示建造物件数67件(重要文化財10件、愛知県指定文化財1件)
正門から北口までおよそ徒歩20分
→北口に帝国ホテルがあります
明治村って何か全くの前情報なしに行ってみました。
明治村の前に降り立つ。
「山。まじか、超寒い」
そして看板見て一言。
「博物館なの?」
「博物館なの??」と言いました pic.twitter.com/u3jjhgyn0z
— なぞこ (@nazoko_dayo) 2016年11月27日
取り壊されてゆくこれら(近代建築の素地を築いた明治建築)の文化財を惜しんで、その保存を計るため、今は二人とも故人となられたが旧制第四高等学校同窓生であった谷口吉郎博士(博物館明治村初代館長)と土川元夫氏(元名古屋鉄道株式会社会長)とが共に語り合い、二人の協力のもとに明治村が創設されたのである。
(明治村WEBページより)
感想の変遷
「明治の建物素敵」→「日本はもっとこういう建築を残すべき」→「あ、戦争」→「え、なんでここに三重県庁」→「牢獄とホテルが一緒の場所にあるって何事」→「バス便利バスの解説超便利」→「え!ここにある物全部移築なのか!」→「どうやってこれ運んだの」×10
前情報あった方が楽しめたかもしれません。
そんな謎解きのストーリーはこちら。
ようこそ、帝國ホテルへ。私は支配人の黒井戸来都。ここは偉人たちが集う不思議なホテル。なにやら怪事件が起こっているようで…。ある客室では、大男があおむけに倒れ、もがき苦しんでいる。首筋には何かにかまれたような小さな傷跡。
そこでホテルに蛇を持ち込んだ「野口英世」という客に疑惑がかかった。
またある客室では、女流作家が悲嘆にくれている。書き上げた原稿が密室から忽然と消えたという。その作家の名前は「樋口一葉」と言った。
帝國ホテルを舞台にした2つの事件。はたして諸君はこの事件を解決できるだろうか。
樋口の方が時間がかかります。
ので、おしりがある人は樋口からする方が気が楽です。
謎の難易度はどっちもどっちですが、樋口の方が「まじか」となります。肉体的、精神的ダメージを考えても樋口からがおススメかもしれません。
まず正門から帝國ホテルまでの道のりを写真で公開!
帝國ホテルに着くころの私「もう疲れた」
私は周遊謎が好きではないので参加歴があまりあるわけではありませんが、この周遊は初めて見る様式でした。
この形式は楽しいけれども周遊向きなのかと問われれば首をひねります。腰を据えてやるには面白いですが、この状況では、ただただ、荷物が増えて大変。
ものすっごく荷物が増えます。ので男性はあの、よく使っている人を見るんだけど斜め掛けのカバンとかできちゃだめですからね。あのカバンね。名前知らないけど。
明治村の散策は楽しかったです。晴れている時はとても。
雨が降ると「この謎の形式雨向かねェーーー!」となるし、「建造物の保護のために傘持ち込むな」の嵐でつらかったです。
あのね、私の折り畳み傘、折り畳みからのジャンプ式なんですけど、ジャンプしてからスッと元の形に戻らないんです。(フィンランド産だからかな…)ジャンプしっぱなしで戻す時ジャンプ分のバネを一生懸命ぐいぐいやんないとならないので力尽きるかと思いました。
そんな疲れ始めた中、バスがとても助かりました。なんやかんや5回くらいは乗ったかな?結局寒いし疲れるし雨だと色々嫌になるのですね。
さて謎。
途中まではさっくさくですが、最後は突然「で?どうしたらいいの?」と突き放されます。いつものSCRAPです。
私の感想ですが、閃きも要しますし、伏線の回収も必要なのでうまいなあと思います。樋口は。
野口は大謎の途中までは凄いなあ、なるほどなあと思いましたが、最後は結局そこなのね、と思いました。ちょっとがっかりかなー。私は。
疲れていたからかもしれませんけれども。
一度行ってみたかったし、ご一緒頂いた方には謎解きも閃きも地図読みも(一度も地図開かなかった人)とても頼りになったし、一人だったら泣いていたかもしれなかったので、楽しかったし行ってよかったです。
しかし、同じような周遊が次回あると言っても正直行かないかなと思いました。
その理由はクラスタでもエクストラ合わせて5時間ぎりぎりの謎解きを、観光もしたいところで、しかもこの開村時間の少ない時期にやるのはちょっと…と思うからです。
夏ならまた違うかもしれません。(まあ、飛行機の時間がある身としては微妙ですが、名鉄ならセントレアまで直通もあるし)
むしろ60分の公演があればまた行ってもいいかなと思います。
つまり、明治村のような立派な展示物が周りにたくさんあるのであれば無理に周遊させなくてもいいのではないかと思うのですよね。周遊で世界観を作っているのでしょうが、正直広すぎて世界観も何も…という気すらしました。
60分のギュッと詰まった公演の後や前に自由に周りの建造物を見たり、コロッケ―食べたりして自由に帰りたいなと。それなら謎解き好きじゃない同行者と来ても少し待っててもらえば済む話かもしれませんし。
まあ、要するに私はやっぱり周遊よりも公演が好きなんだなという感じの感想になってしまいました。もちろん周遊が好きな方はいますのであくまで私の意見です。