語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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ワンナイト人狼からの脱出の感想

正直なこと言いますね、あまりプレイしたことはないのですが、私、人狼ゲーム苦手なので、この公演に関しては全然期待していなかったのです。

 

 

人狼」とはこういうゲームの事です。

・ゲーム説明

人狼ゲームは、市民チームと人狼チームに分かれ、会話をしながら相手の正体を見抜いていく。プレイヤーは、配られたカードで自分の役割を確認するが、他の人がどんなカードを持っているかは知ることができない。だが、「人狼」のカードを引いた人たちだけは、自分の仲間を知ることができる。

人狼チームは、自分たちが狼であることを悟られないように、市民チームに潜り込む。市民チームになった人は、お互いに協力して誰が人狼なのかを推理し、多数決によって容疑者を処刑する。

・ゲームの勝利条件

市民:すべて人狼を討伐すること

人狼:市民と同数の人狼が生き残ること

「ちょっとちょっと、何の手がかりもないのに人狼を暴くとか難しすぎじゃね?」って人。安心して欲しい。後で説明するが、市民チームには、特殊な能力を持った頼もしい味方がいるのだ!

(ロケットニュースより)

 

 

 

シャルロッテ人狼風カードゲームをやっても、人狼ゲームをやった数少ない経験時も、なぜか大体毎回役職のない「村人」だし、なんか「僕は占い師で、彼を占いましたが、人狼ではありませんでした」みたいな会話が繰り広げられても、すぐころっとだまされるし、まあとにかく得意じゃないのです。

 

ちょいちょいだまされてきた今までの人生を振り返っても、ゲームの世界でもだまされるなんてまっぴらごめんです。

とはいえ、じっくりやったことはないので、何とも言えないのですれども。

実はすごく向いているかもしれませんし。

 

 

しかし!

この公演は「ワンナイト人狼」と「謎解き」がすごく融和していたのですが、とりあえず人とのコミュニケーションで突き落とされることはないから、「人狼ってだましあいでしょ、ほら私そういうのダメだから…」と言って遠ざかっている人はその考えは捨ててください!

だましあっている暇などありません!

 

すごく面白くて、まあ、気の利いた適当な言葉が見つからないのですがわかりやすく言うと「超絶おすすめ」です。

謎解き公演でこんなに手に汗握ったのは初めてかもしれないです。

 

ワンナイト人狼からの脱出

ホール型

探索  ☆

謎   ☆☆☆☆

満足度 ☆☆☆☆☆

参加形態 ツイッターで集いし1人、1人欠席、よだかさんが好きな男女

よだかのドラマチックルーム

脱出失敗

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人狼(じんろう)」 

それは昼間は人の姿をし、夜になると狼の姿になり人を襲う伝説の怪物 

その人狼が 突如3つの小さな村に潜んでいることがわかった 

小さな村が人狼に襲われればワンナイトで滅んでしまう 

小さな村が滅びる前に

ナゾを解き明かし 

人狼のひそむ村を 

ワンナイトで救い出せ!

 というストーリー

 

謎解きが始まる前に実際に「ワンナイト人狼」で遊びますので、知識がなくても大丈夫です。私は前にちょっとアプリ触らせてもらった程度の超ど素人でしたが、当日の説明でしっかりわかりましたし、やっぱり村人しかひけませんでした。もはや「村人」の引きが神ってました。たまには誰かのカード覗いたり交換したりしたいよ僕も…。

 

 

そもそもなのですが、

謎解きがね、とても面白かったです。

 

基本的に「謎解き公演・イベントは大好きだが、謎を解くのは嫌い」な私ですが、よだかのレコードの小謎は好きなのです。相性もあるのでしょうが、なんかはっとさせられるのですよね。「なんだこれ実は全然簡単じゃないのよ!」みたいな。そういうのがとても好き。

 

今回の謎は「難し」かったと思います。正直、物量もありました。難しかった。でも嫌いじゃない、というか解いていて楽しい。(解いているかは別として)

 

1人同行者が忘年会で彼プレゼンツの5時間公演を行っていた関係で公演に間に合わず、外で出待ちしてくれていたのですが、帰っていく参加者が口々に「最近成功ばっかりしていたから油断していたな」「まだまだだな」と言って去って行ったのが印象的だったということです。

 

よくわかる。

 

 

そして、この公演、すごくドキドキします。

最終回答を出して終わって手に汗をかいていたのは初めてかもしれません。

 

あと、成功だろって思っていたら失敗だったのも面白かったです。

だいたい、成功だろって思っていたら成功だし、失敗だろって思っていたら失敗か、なぜか成功しているか、ということが多いのに自信満々で成功だろって思っていたのに失敗しました。

 

完敗ですね。

解説聞いて、あははーと思いました。

これは本当にあっぱれですよ。

本当に面白かったです。たのしかったあああああああ………

何やかんや比喩したいお年頃なのですが、いい例え思いつかないよ!

 

なるほどねえ、考えたりなかったわー。となりました。

 

なんかもやもやする終わり方ってあるじゃないですか。絶対違うのにその答えを出さざるを得ないとか、情報を見落としていて解けないとか。そういうのじゃなくて、「完璧にただの負けですね!」という感じ。

人狼に食われた感じです。

 

よだかのレコードは冒頭に「ぜひ成功して脱出率を上げてください」と言ってくれるのが個人的にとても好きです。

今回もでしたが、最初に参加した鉄人Xの時もおっしゃっていた気が。「プレイヤーを叩き落としてやるふふふふ」、と思っているんじゃないなと愛感じます。

 

来月の追加公演まだチケットあるようです。

人狼が苦手な人も参加して絶対損はない公演ですよ!