年明け早々「今年は謎解きだからってなんでもいかないようにしよ」と見てるだけでかなりのフォロワーさんがいましたね...みんななんでそんなに謎解きを激しく求めるのですか?
謎解きで得られるものとは何か…なぜ私たちは憑りつかれたように謎解きを追い求めるのか…
人によって様々だと思います。
私としては
成功の山登りレベルの達成感
と
失敗の悔しさ
と
物語の主人公になりたさ
かなと思っております。
何で例えればいいかと思った時に「ロードバイクで100キロ走り切った時っぽい達成感だな」と思ったのですが、読んでいる方にはあまり通じないと思ったので山登りにしてみました。みなさんの中で100キロが長く感じるか短く感じるかは分かりませんが、とりあえずは「5時間くらい自転車乗ればノロノロでも着く程度」とお知らせ致します。
私は山は1176m以上のものをのぼったことありません。ので上記の表現はなんか違う可能性はあります。
さて。
宮城公演では社内で興味ありそうな人を、片っ端からスカウトして引っ張り込んで、を繰り返しているので、毎回18人中5人くらいは「初心者」なまるばつ組です。(まあ、最近そもそも私が参加できる宮城公演、あまりないんだけどね!だから最近は全く募集してないけどね!)
その中で
積極的に「はまる」人30%
「誘われたら行くけど」人60%
「もう誘わないでください…」人10%
という体感です。
「もう誘わないで…」と言われた時の私の申し訳なさと言ったら。
あと「人数たりなかったら行きます」という方は誘う気が起きなくなるのです。ならいいよ…行くいくー!と来てくれるほどのテンションのほうが嬉しいです…。
統計的にというほど多くの人を見ているわけではないのですが、なんとなく、一回目で成功した人はあまりハマらない傾向にあるような感じがしています。
(この人は成功してはまりましたが)
もちろん個々人違うだろうけど、悔しさは人の原動力になるんだと思います。
私も「いつか成功したい」が原動力だったし。
成功して「もう誘わないで」さんについては、全部私以外の私たちが解いてごめんよおーと思いました。
すらすらと解くよりは途中でなにか「解けない!」とか「意味がわからない!」とかハプニングがあった方がブログネタにもなりますし、思い出に残りますし。
しかし全然解けなくても「なんだよこれ」となる可能性があるのでやはりただの好き嫌いという線も強いのだと思います。
前にテレビで「不良ばっかりだった学校が見違えるように『毎日楽しい』と言われるような学校に!」というコーナー?をやっていて、どの生徒にインタビューしても「毎日学校楽しい!」としか言わなかったのです。
あまりに皆さんが「楽しい」というので、こうなってくると私など心の汚いものが見ているとなんか怖いのですがね。でも本当に「楽しい」と言っていたので楽しいのでしょう。コナンばかりを心待ちにしていた私の高校時代と比べてもうらやましいものです。
さて。
この学校は何で変わったのか、というと校長先生が提案した「本気のじゃんけん勝負」だったそうなのです。(他にも色々あるようですが)
じゃんけん。
本気でやる事、本気で勝つ経験、が大切なんだそうです。
たぶんこの高校
生徒にはあいさつを本気でやることから始めた。月曜の朝礼では約20分間の大半を「本気のジャンケン」に費やす。校長も生徒も唯一のルール「本気でやること」に全力を集中する。最後は「あいさつ練習」で終わる。1年生の女子生徒は「ちょっときつい月曜も、本気でジャンケンすると本当に楽しい」と話す。
思ったのです。
私は謎解きを通して本気で勝つ、勝とうとしている体験していると。
しかも自分の知力、体力、発想力をフル活用です。ジャンケンよりは楽しいのでは...!
つまり、そこで「本気で勝つ体験」をしているから「生きていて楽しい」になっているのだと思います。
無気力な人には是非謎解きをおすすめしたいですね。というのは冗談にしても何かしら本気で勝つ趣味というものを持てて私は幸せだなと思いましたという話でした。