2、3月に再演があるということなので、私が2015年もっとも「ひっ」と言ったこの公演の感想をついに書くときが来ました…!
【再演】よだかのレコードB-SIDEリアル謎解きゲーム「SILENT NIGHT〜霧の街からの脱出〜」あの公演が再びドラマチックルームで行われます。日程は2/18〜3/5 そしてなんと、3/11〜3/20までの2週間、リピーター向けの公演を行います。詳細は続報をお待ちください! pic.twitter.com/vbeuXYLJQE
— よだかのレコード(公式) (@yodaka_info) 2017年2月5日
しかもリピーター公演って…
また「ひっ」て言えるってこと?どういうことなの?
SILENT NIGHT
ホール型
探索 ☆☆
謎 ☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
参加形態 ソロ凸
よだかのドラマチックルーム
成功
ここはどこだろう。
古ぼけた標識にはこう書かれている。
霧の街、サイレントビレッジ。
この街は不気味なほど静かだ。
人の話す声、動物の鳴き声、生活の音。
街にある全てのモノから音が消えたように静かだ。
あなたの目の前には一人の少女が立っていた。
「ここは霧の街、サイレントビレッジ……。夜が訪れれば、街は深い霧に包まれ、二度とこの街からでられない……。そうなる前……この……街から…………」
あなたが何か言う前に、少女の声と姿は霧に包まれるように消えていった。
というストーリー
この公演、(私にとっては)元祖「何を言ってもネタバレになる公演」かな…と思っているのでそれにふさわしく、久しぶりにこれはもののたとえしてみようかなと思います。
よだかのレコードB-Sideの公演だったのですが、あれです。
大相撲の決まり手「たすき反り」みたいな公演でした。
「たすき反り」とは
ついに出た。宇良が、代名詞の反り技に入門後初めて成功した。得意の居反りではない。相撲史に刻んだのは、たすき反りだ。55年5月の決まり手発表後、十両以上では誰も決めたことがなかった大技。学生時代も通じて初めて決めた宇良は「名前が残ればうれしいです」と静かに喜んだ。
まるで土俵上で踊るように、滑らかで華麗な動きだった。立ちはだかってきたのは、185センチ、関取最重量202キロの天風。宇良は、いつものように立ち合いで潜り込む。12センチ高く、74キロも重い相手に左差しを許し、右腕を返された。だが、前進してきた巨体の左脇に頭を埋めると、そのまま体を右に回転。差してきた左腕を右手でつかみ、顔を天井へ向け、体を反らせた。次の瞬間、相手はダイブするように土俵をはっていた。「うまくその場に応じた対応ができた」。あくまで淡々と振り返った。
(日刊スポーツより)
見てくださいこの上の記事の写真を!
反り!!!
力士って体柔らかいって聞くけど本当だなと思いますね。
つまりどういうことだというと、
「謎解き謎解き!今日の決まり手は突き出しかな!押し出しかな!寄り切りかな!」
うっへっへと挑んだ我々を、よだかのレコードはまるで踊るように滑らかで華麗な動きでもぐりこみ体をそらせたのです。
「うううったすき掛けだっ、まじかあああああああ!」
と我々がバッタんと倒れるような公演でした。
あ、成功しています。
でも成功失敗とかじゃなくて…どっちにしても…、なんか珍しい技をかけられて負けて反省会したい気分なんですよ。
しばらく引きずるタイプの。
これはね、プレイされていない方は是非参加していただきたいと思います。
しかも比較的最近色々な公演に行き始めた人には特におすすめしたい。
私は2015年の年末に参加したのですが、なんか「謎解きゲーム」って奥が深いな…としみじみ思っていたのであります。
でさ、リピーター公演何するつもりなの?
すって、入り込んできてもそうはいかないぞ!とくるっと回るよ!
もうこれ以上の決まり手は…ん!例えばあれですか、柔道でおなじみの「一本背負い」。
なんと相撲にも決まり手として存在するのです。
一本背負いーーー!
相撲かと思ったら柔道だったけど実は相撲だったーーー!
みたいになるのではないかと今からはらはらしております。
ちなみにたすきぞりをした宇良は「アクロバット相撲」の異名を持っているそうですが、サイレントナイトは「アクロバット謎解き」だったのかもしれません…。