今日わたしは謎解きに関係のない話を大部分します!いつものことだろって!そうです!ごめんね!
私のツイッターの「下書き」にはわけのわからないものがたくさんあります。
ほら。
1700枚とは。
その中から発見されたこれ、なんか興味があったので皆さんに答えていただきました。
こんなものが下書きから発見された。
— なぞこ (@nazoko_dayo) 2017年2月27日
あなたは二段オチが
私は一発すっきり「あー終わったねー」が好きなので二段オチは好きではありません。少数ではありますが同じ意見の方もいるようですね。
でも多くの方が二段オチが好きなようです。
こちら、リプライで頂いた意見として「すべての謎がきれいに回収されれば二段オチも良い。」という意見が圧倒的に多かったです。
そういわれれば確かに!
私もそう思っていました。
(手のひらクルー)
大体の二段落ちは「1つめのオチを解決しても物語のすべてが解決してない」というものですので、「でしょうね!」と思うのであり、私たちは敗北をすでにわかっているので解説では「あー」とも言わずに唇をかみしめているのです…。
そう、「知っていたさ」と思いながら。
そこに至るまでの発想の転換ができなかった悔しさであり、悲しさであるのです。
たまーに、「え、干し芋は取ってきて渡したけど、干し芋をあぶって食べたいという願い(嘘の大謎)を解決してないけど!?これで成功なの!??」と言うのものあります。
「干し芋はすでにきれいにあぶられていました」なんていうよくわからない超展開があり成功したのに、二段オチ欲しかったね…となるときもあります。
ということはつまりは「謎による」んだなと思いました。
ところで。
みなさんはアーティスト「スキマスイッチ」と言えばどのような印象がありますか?
「全力少年」が有名だから前向き超ポップ世界切り開いちゃいます的な?
「奏」が話題だから離れ離れになる大切な人をいつまでも想っている的な?
そう、その一面ももちろんありますし、それも正しい。
しかし!私個人の意見ではあるのですが、10年来のファンとしていうと
いいやそうじゃない!
基本二段オチがある恐ろしい曲を歌うアーティストなんだ!
と思っております。
スキマファンの友人とよく言うのが「なんで全力少年が(当時の)彼らから生まれたのかわからない…」です。
そう!聞けば聞くほど「ひい…!」と思う曲が、そして二段オチ満載なんです!
ここで数曲なぞこ選りすぐりの二段オチ曲の御紹介!
(曲のネタバレあり(?))
view
輝かしいデビュー曲。
ノリのいいテンポと車をブッ飛ばしながら「失恋を振り切るぞ」という、暗いけど前向きにがんばるぜ俺的な雰囲気があります。序盤のころの彼らの特徴ですね。振られる系。
リスナーは「おお、そうだな、私も頑張ろうかな!」と思います
しかし!
本当にそれでよかったのでしょうか…
そこまで「がんばるぞい!」と言っておきながらなんと最後に死ぬまで僕を忘れさせないでおこうかなと元カノのところに行こうとするんです!
振られたんだから行かないであげてええええええーーー。
ふれて未来を
明るい曲調のラブソング。
「君」とふれてみたい、でもまだ早い!人って恋愛で変わるよねー。付き合った時の事とか覚えてるし、家行き来したよね、幸せなんて聞くのは野暮だよね。このまま笑っていたいね!そんな超幸せソング。
まあね、「君を常に監視したい」とかちょっと怖いワードは出てくるけれども
しかし!
本当にそれでよかったのでしょうか…
そう、この曲
「君を探しに行こう」
で終わります。
そんな主人公といちゃこらしていた「君」はなんとまだ目の前にいないのです!!!
誰との歌だったのこれ…!!!!!
君の話
とにかく「君」の話は聞きあきたという曲。
どうにこうにも主人公は「君」の話が嫌いらしく、とにかく「君」の話を聞きたくないという話。「君」が誰かは知らないけどこんなに聞きたくないなら一緒にいなければいいのに。と思うほどには「君」の話は聞きたくない曲。よくこれで曲にしたなって尊敬すらするほどに「君」の話を聞きたくないだけの曲。
しかし!
本当にそれでよかったのでしょうか…
最後に「君」に言われます。「「僕」(主人公)の話はもう聞き飽きた」と。
どんな関係かわからないけど、良かったんじゃないの…?お互い…。
まあ、こんな二段オチ満載の曲が多かったものでスキマスイッチが単純に幸せな曲を歌うわけがない…という思い込みがファンの中に生まれます。
そうそれはまるで
SCRAPだからここで終わるわけがない…という現象と同じです!
こんな曲がありました。
病院に行く
調子が悪いから病院に行きたい曲。
やばい熱ある病院に行かないと…、しかし気づけば僕は君の家にいた。すると君が中に入れてくれて看病してくれたうれしいな、と言う歌詞。
友人「なぞこさん。この曲」
なぞこ「うん、言いたいこと分かる」
友人「絶対最後にここはストーキングしていた人の家だったとか」
なぞこ「本当は空地だったとか」
友人「落とされると思っていたのに普通に幸せに終わったwww」
なぞこ「スキマスイッチがこんな幸せな曲作るとはめでたいぞwww」
彼らは曲を作る時期によって全く違うものを生み出すので、これを作った時は本当に幸せだったんだろうなと思ったのですが、私たちファンは二段オチがなく肩すかし感がありました。
つまり謎解きにおいても「この制作者だから二段オチがあるのではないか」と言うのはこの心理と同じではないかと思うのです。
よくない!
ちゃんと物語を見て決めないと!
でもなー正月謎みたいな状況になるとそう思われても仕方ないよねとは思うのですけれどもね…。
ちなみにスキマスイッチの最近の曲はどれも幸せそうでもう私たちは二段オチを疑わなくなりました。最初は物足りなかったのですが、今はそんな彼らの曲も大好きです。
ということは謎解きでも二段オチは絶対に必要だ!というものではないのかもしれませんね。
※もしこれでスキマスイッチに関心が出た方は2009年(2009年に二人とも父親になっています)より前と後でだいぶ印象違うと思うので聞いてみてください。でも私は昔の曲の方が好きです。あははは。
※あ、あと圧倒的にライブ音源をおすすめします。スキマスイッチはCDの7倍位ライブがすごい。