昨日なんでも謎に見えるグランプリを書いていて思って、そして最近とても感じていることを書きます。
私はアートもデザインも芸術も特に詳しくはない、ただの謎が好きな凡人です。
仕事柄ちょっと建築だけはちょっと本当にちょっと詳しいくらいかしら。(つまりちょっと)
あるものを見て「謎っぽい」と思うのって、その多くがデザインされていたり、アートだったりするものだと思うのです。
例えばこれを
「謎っぽい」と写真を撮ったのですが、有名なアートディレクターの佐藤可士和さんの作品なんですよね。
そう考えるとなんか「謎っぽい」なんて思ってしまって本当に私ったら、となりました。
他にも私が「謎っぽい」と思うのって、作り手はおそらく全く「謎っぽい」感じで作ろうなどとは思っていないだろうから(作り手が謎解き好きなら分かりませんが)こちらが勝手にそのような解釈をしているのです。
芸術は作った方の狙いや想いがあり、それを我々見る方が受け止めるものだと思います。
しかし見る側が作った方の狙いや想いを正しく受け止められるかは別問題だと思います。
説明を受けて「なるほど」と思ったり「なるほど??」と思ったりするのだと思います。
思います使いすぎだと思います。
つまり、作った方の意図すら分からず勝手な解釈で受け止められる可能性すらあります。
私は芸術を作る者ではないので、作り手がそれを良しとするか悲しいとするかは分かりません。
しかし、同じ土俵に立つかは分かりませんが、ブログという軽いものではありますが、文章を書く者としては自分の思惑と違う解釈をされることもあります。
ほうほうそういう解釈もあるのか、と面白いと感じるとともに、でもそういうこと言いたかった訳じゃないんだよな違うんだがな、どうしよう、と思います。
つまり、何が言いたいのかと言うとデザインやアートを見て「謎っぽい」と思うのってデザイン、アートを冒涜しているのではないかとふと思ってしまったのです。
でもね、頭おかしいから、もう。私。
こういうのも謎っぽいでしょ?
つまり私は謎解きが好きで、謎解きにはデザイン的な色合いとか図形とか暗号的な要素が沢山あるのでそう思ってしまうのは仕方ないので、許してください。
突然の誰かに向けての謝罪でした。
私は行けなかったのですがアートと謎解きを組み合わせた展示もゴールデンウィークに東京でありましたよね。
そんな風に「謎っぽい」を逆手に取った60分公演謎解きアートイベントなんてあれば楽しそうだなと思います。
それがあれば私は大声で「このポスター謎っぽい!」と言いながら歩きますので誰かよろしくお願いします。