語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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プロの話

私はたぶんとても面倒な人間です。

 

何がって、仕事でやたらに「プロ意識」を求める傾向があるからです。

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とにかくプロ意識のない人が嫌いです。

仕事上でたまたま「おお嬉しい!」みたいな出来事があったとしても、それをそのように見せずに仕事を遂行することを良しとして、個人の幸福につなげる人はプロじゃないと思います。

 

たとえば好きな芸能人に会える機会があっても自分の幸福など置いておいて、仕事が円滑になるように最後まで仕事を貫き通すのがプロだと思っています。

 

 

仕事を出来ない言い訳をする人も嫌い、なのですが…

今現在、出来ます出来ますしていると全部仕事を任されてしまうので、よくできない言い訳ばっかりしております。

 

だってオーバーワークになるんだもーん。

 

 

つまり私はプロ意識の高いプロではない人です。

 

あれれー?

 

 

ほら面倒でしょ。

 

 

 

そんな私ですが、前に会社で上司から「こいつは『脱出のプロ』なので」と取引先に紹介されて以来、「脱出のプロ #とは」という気持ちでおります。

 

そんなこと言われても言われた取引先も「??」だろうに。プリズンブレイクかよ。

 

 

それからふと「脱出のプロ」って何なんだろうと思うようになりました。

 

 

 

思い起こせば2099からの脱出…10人で固めてわいわいしていたらGMから「みなさん脱出のプロなんですね!」と言われてフォロワーの「けんだまさん」が「いいえ、脱出のけんだまです!」という返しから「脱出のけんだま」が爆誕。

 

2099で成功したことからすっかり成功への願掛けのようになっております。短冊には欠かせません。

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私も確かに「脱出のプロですね!」と言われたら「違いますねえ!?」と思います。

 

 

私はプロとは以下の2通りの意味があるような気がしていています。

1.スポーツのプロのように超すごい

2.前述のような意識の問題

 

 

私は脱出…謎解きに関してはどっちも極めて未熟なので自分はプロだとは思えないのです。

 

 

1に関しては確かに場数は踏んでますが、まあ、それだけです。

何回謎解きをしてもプロスポーツの選手のような「勝って当たり前」にはなりませんし、「脱出のプロ試験」があったらたぶん合格しないでしょう。

毎回ストライク出せるプロボウラーはすごいと思ってます。 

 

 

 

2に関しては慣れるほどスマートに遊ばなくなっているので問題外です。

 

「成功」という目標があるにせよ、途中ふざけてGMを困らせることもあるのだから私が仕事で求めるようなプロ意識のかけらもありません。

 

ルーム型はまだしも、もしかしたらホール型などでは周りのプレイヤーに不快な思いをさせている可能性もあるので、これはもう私の考えるプロからかなりの逸脱です。

 

いわゆる「他者の排除」につながりますから。初心者さんが不快になっていたりしたら本当に申し訳ない。

 

 

つまり私が「脱出のプロですね!」と言われたら「いえ、脱出のアマチュアです!」と答えるのだと思います。

 

 

ただ「脱出のプロ」はどちらの意味にせよ目指す姿であるのかもしれないなぁとは思っております。

目指せ脱出のプロ!