語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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大好きな先輩とかわいい後輩の話

今日はね、本当に単なる思い出話です。

 

このように書き残せる場があるというのはとても恵まれているので、大好きな先輩とかわいい後輩の話を書こうと思いました。

 

謎の話はしません。

(ブログの趣旨…)

 

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前の会社でのお話です。

 

入社2年目に女児のキャラクター部門に「若い子が欲しい」という謎の理由で異動しました。しかも一番女キャラの中では売上比率の高いキャラクターに回されてしまい、結構なプレッシャーはありました。

 

私はコナンのガチャガチャが創りたくてこの会社に入ったのに…と思いつつも、根本がオタクなのでそれはそれで結構楽しく仕事をしておりました。

 

 

その時一緒だった先輩が今も尊敬している人です。

彼女がいるから今の私がいると言っても過言ではなく、辞める際に妹とか愛弟子のようだったと言われたのが一番うれしかったです。

 

「なぞこちゃーん。小田急線が混んでで会社行けないから打ち合わせよろしく―」とか「私の携帯『な』行が入らないから『な』行メールしてー」とかちょっと何言っているかわからないような日常を送っている方でした。

 

「メイン担当が遅れておりまして…」的にもう一人の担当者と行くこともあり、それで現場力というか…なんか度胸がつきました。

 

しかし仕事になると「このキャラはここが可愛い。女の子はこういうのが好きだからちゃんと見えるようにしたい」とか「何度も子供が遊びたくなるのはこういうギミックでこういう仕掛けは絶対」とか妥協せずにおもちゃ一つの細部にまで本当に命を注いでいる方でした。

 

適当にこなす、ということがなく、本当にいいもの作ろうとする人ってこういう風な人なんだろうなと思いました。

 

何がすごいって彼女はそんなにアニメ好きじゃないのにこれやっていたということで。しかもかなりの売り上げを上げていたのです。

 

たった1年で彼女は異動してしまったのですが私は彼女がいなくなってからも自分の師匠は彼女だけで、あそこまではできないけれども、作り出すものには愛を注ごうと思っていたものです。

彼女の姿を見ていたからこそ、私もそこそこ売り上げも作れました(途中でやめたけど)

 

 

 

そしてかわいい後輩。

辞めて数年後私のもとに彼女から映画のチケットが送られてきました。

 

後輩は尊敬する先輩が異動してから入ってきた子です。

立場的には私がそのキャラのメイン担当で彼女がサブ担当でした。

 

上記の先輩と私の関係と同じですね。私が繰り上がった形。

 

私は彼女に特別何をしたわけでもありません。とても才能がある子だなと思っていましたが、正直自分のことでいっぱいいっぱいで何もしてあげることはできなかったと思っています。「才能がある」というのを隠れ蓑に放置していたのね。途中で辞めたし。申し訳ない。

 

 

そんな後輩が映画の中で主人公キャラを導く先輩キャラの事を「なぞこさんだと思っています!」と手紙に書いていたのです。

映画見て泣くよね。

あの子は…何もしていなかった私を…こんな素晴らしいキャラと一緒だと思ってくれていたのか…!!!

と少女アニメ映画を見て号泣しました。怪しい人。

 

 

やはり彼女には才能があるようで、いくつものヒットを飛ばして、今も元気にキャラクターを担当しているようです。本当にすごい。私の何倍もすごいよホント。

 

ということでふと最近この2人の事を思い出すことが多いので、書いてみました。ただの自分語りでした。

 

 

このような出会いが仕事であるというのは私は幸せだなと思います。

 

 

謎の話をします。(忘れてた)

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