ロケーション的に大満足だったマダム・タッソーでの謎解きの第三弾。
言いますよ、それ言ったら終わりじゃんってこと言いますよ。
そろそろロケーションに新鮮味がなくなってきましたね。
いや、面白かったですよ?
ダークナイトミュージアム3
~マリーの鏡の謎~
フィールド型
探索 ☆☆
謎 ☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆
参加形態 ふたり
マダム・タッソー東京
成功
あなたが迷い込んだのは夜のミュージアム 歪んだ視界。 光を宿さない無数の瞳。 ーこのミュージアムは何かがおかしいー 果たしてあなたはこのミュージアムの謎を解き明かすことができるだろうか?
第一弾から一貫性のある演出なのは素晴らしい。にやにやする演出もきちんと盛り込んでおり、本当にその点においては世界観の確立が完璧だと思っております。
謎に関しては何回かひらめきましたし、全体の仕組みも今までとは少し違うものを使っていましたし、OPで「2~3人で挑戦すると良い」と言っていたように、2人でちょうどよかったと思いますし、全体的な謎解きへの満足度は高いです。
ですが、やっぱり少し飽きたなというのが正直なところです。
いや、飽きたというか、私たちはマダム・タッソーを知り過ぎた…そんな感じ。そろそろマダム・タッソーに消されるかもしれない…(そんなことはない)
まあ、同行者が解ける人ということもあったのですが、しょっぱなからぶっ飛ばして他者の追随を許さず、途中自らの進度に多少不安になりながら、結構時間を残してしまい、他の人が解くのを神の視点で見ていました。
私たちもまた片隅で蝋人形のようにじっと動かず参加者を見ていたのです…。そうかここ、マダム・タッソーを知り過ぎた私たちは蝋人形になったのかもしれない…。
はやく解き終わっても、もはや撮影する物もジャスティンビーバーくらいしかいないので、めっちゃ細マッチョでパンツ見せすぎだなって思って2ショット撮って軽く絶望した位です。
この「飽きた」という感覚は「何度も同じロケーションで行われる謎解き」全てで言える事だと思うのです。
基本展示の変わらない中で何度も来る客をどのように新鮮味を持たせるか、というのは難しいのだろうなとしみじみ思っております。
だってほら、謎解き好きな人って無駄に記憶力良かったりするし。私は良くないけれども。本当になんでそれ覚えてんのよっていつも思う。
明治村のように建物が展示物でクッソ広いとちょっと違うのかもしれませんが、蝋人形であの広さでロケーションを重視した謎であるがために、もはやエスパー状態で解けるものがいくつか発生してしまいますよね。
さっきと言っていること矛盾していると思いましたかね。記憶力良くなくてもさすがに3回目ともなると何がどこにあって、この施設自体がどのような構造かは頭に入りますよ。そこ何回も考えているところですから。
でもね、結構な謎解き好きな私を基準にしてはいけないとは思うのです。
はじめて来る方だってたくさんいるし、こんな謎解きゾンビみたいな人間ばかりじゃないから。
実際私たちが蝋人形化していた時もみなさん真剣に悩んでいましたし、なんなら解説でもざわつきおきましたし、やっぱり自分の基準が少しおかしいのかなと思わざるを得ない。
なんだかそんな自分が少し悲しかったです。もっと純粋に謎解き楽しみたかっただけなのに…。楽しいと思うのに…毎回ワクワクして始まるのに…クリアしてるのに…
ということでロケーション重視ではなくてロケーションを活かした「謎」に重きを置いた第四弾期待していますね!(ほしがり)