宮澤賢治をご存知でしょうか。
驚くほどに岩手に行くと宮沢賢治の美しいモニュメントなどが目に入ります。本当に地域に愛されいる作家だなと。釜のご飯を5日食べ続け、最後まで肉を食べなかったことに起因しているとみられる病気で亡くなっているのも印象的。
幻想的なお話を書く本当に素晴らしい作家です。
岩手県出身の作家には石川啄木もいますが、啄木のモニュメントなどはあまりありません。
というのも啄木は自分の結婚式に花嫁残して出席しない、借金繰り返して女遊びがひどいクソ男です。私は明治村で啄木を見るたび「あのクソ男」と言っています。そのゲスぶりはググってみると面白いと思いますよ。そりゃはたらけどよ啄木(何の話)
注文の多い料理店からの脱出
ホール型
探索 ☆☆☆
謎 ☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆
参加形態 ニャーな5人
よだかのドラマチックルーム
成功
ある日、山で狩りをしていたあなたは道に迷ってしまった。日も暮れてしまいあたりは真っ暗ーー。そんな時、遠くに妙な灯りを見つけた。
おそるおそる近づいてみてると、そこには煌々と明かりの灯るレストランがあった。
「西洋料理店・山猫軒」と看板がかけられている。
あなたは喜んで中に入った。テーブルに着くと、あなたには多くの注文がつけられた。
妙に思いながらも、注文に従い料理を待つ。しかし料理はなかなか出てこない。
そんな時、厨房から恐ろしい会話が聞こえてきた。
「今夜の人間はとびきり美味しそうだ」
あなたが慌てていると、たくさんの料理が運ばれてくる。
全ての料理が並んだ所で、大きな大きな山猫が部屋に入ってきた。
「山猫軒へようこそ。我がレストランの料理、ゆっくりとご堪能ください」
山猫は恐ろしい目であなたをみると、部屋を出て行った。
このままでは、山猫に食べられてしまう!
あなたは山猫の経営する人食いレストラン・山猫軒から脱出することはできるのか!?
5年前の公演の再演ということでしたが、謎も演出もそれを感じさせない作りでした。
5年前でもよだかのレコードはよだかのレコードだなあ、と謎や出て来るものを見てしみじみしてしまいました。なんかこういうの好きだなあ(突然の告白)
とても面白かったです。
もしかしたら若干チェックポイント渋滞があるかもな、と思うポイントはあったので後半に色々通過する人たちは大変かもしれないなと思ってはおりました。
謎に関しては個々の能力の発揮が素晴らしく、素晴らしいパスワークと、トス!アタック!がうまく行って解けるのは速いわ、なんか色々すっ飛ばすわでてゴールしていました(またスポーツがごちゃごちゃになっている)
さすがねこだにゃん!(?)
そして不思議とにゃんにゃんなってしまうのがこの公演。米(縄文時代からの脱出)の時もでしたが、こういう雰囲気作りが上手だなと改めて感じました。
キャラクターもかわいいのよ。見せたいけど見せられない。
さて、よだかのレコードのリピーターは「リピーターが楽しめる公演」と思っているのでリピーター公演も期待しておりますにゃー!
あと「注文の多い調理店からの脱出2」も面白いよ!
あ、あと宮澤賢治なら「カイロ団長」も謎解きというか脱出ゲーム感あるから、公演、お待ちしております。