個人的な考えとして、周遊謎解きの舞台となる場所に関しては「一度来ていると次に来るときに新鮮味がない」という問題があるような気がしています。
しょうがないのですけれどもね。
長いこと謎解きを趣味にしていると「ここ来るの何回目だろう…」ということもあります。
さて、今回感想を書く彫刻の森美術館は昨年も来たので幾つかの彫刻は知っているし、配置もわかるなあと思っていました。変わった彫刻が多いので忘れることもできないですし。
それでもとても楽しかったのでストーリーの力ってすごいなあと思いました。
ちなみに朝ちょっと出遅れたくらいに都内を出て、
(12時)彫刻の森美術館→バス→星の王子さまミュージアム→バス→仙石原プリンスホテル(20時)
で都内に帰れる時間に終わっていますので、このハシゴ良いと思いますよ。
疲れるけど。
彫刻の森と星の塔
―芸術家ステラ最後の謎―
周遊型
探索 ☆☆☆
謎 ☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
参加形態 ふたり
彫刻の森美術館
12:05頃スタート→14:10終了
成功
これは、いまよりずっと未来のお話。月や火星に人が住み、ほとんどの人々から地球が忘れ去られてしまった時代のお話。
あなたは偶然拾った、芸術家ステラという人物が残した古い一通の手紙に興味をもって、地球へとやってきました。その手紙には、ハコネには歴史のある美しい彫刻の数々があること、そしてそこに、ステラ自身の最大の宝物残したと記されていたのです。
辿りついた地球のハコネは、沢山の彫刻達が佇む不思議な森でした。しかしここでトラブルが発生します。あなたの乗ってきた宇宙船が着陸時に故障してしまったのです。これでは元の星に帰れません。困り果てたあなたは、その森で出会った1人の少女と共に、帰る方法を探すことにしました。
あなたは無事に宇宙へと帰ることが出来るでしょうか。
そして芸術家ステラの宝物を見つけることが出来るでしょうか?
彫刻の森美術館で行われる謎解きの良いところは「彫刻を見るターン」と「謎を解くターン」がしっかりしていることかなと思っております。
最初の方は彫刻を楽しみながら謎を解いていく。彫刻も変わったものが多いので解釈の仕様があるから謎にし易いのかもしれませんね(?)
最後の方はちゃんと座って謎が解けました。めっちゃ混んでましたけれども。
それでもやっぱりそういうところで満足度って結構変わるなと思いました。謎って快適に解けることも大事なのかな…まあ、難しいとは思うのですけれども。
このように動線もきれいなので美術館の特徴をきちんとわかっている親切な作りなのも満足度に直結しているのかもしれません。
本当にストーリーがきれいでした。
謎を解くべき理由がしっかりしていました。
私は謎を解くことがあまり好きではないので、謎を解くことにきちんと理由がないともやもやするんだなと思いました。なんて勝手なのでしょう。
最近のタカラッシュBLACKLABELの特徴として120%クリア的なもの、があると思うのですが、正直これをツイッターであげて良いのかなと思っていましたが、あげるような仕様になっていたので弁解させていただきます(?)
前のカップルが「えーなんで100%なのー」と言っていましたが、いや、100%でも十分すごいんやで…こういう謎解きが好きな人が「ライトだった」とか言い出すから120%なんてもんができたんやで…気にしなくて良いんやで…どっちも成功にするBLACKLABEL優しいんだよ…。
というかめっちゃ2月の三連休箱根混んでいたのですけれども、閑散期ってなんだろうねと思いました。
いや、良いことなのですが。
はい、つまり、とても楽しいので箱根ハシゴしたらいいと思います!