星の王子さまミュージアムはだいぶ山奥の方にあるので、箱根の森美術館からバスで行く道中、なんだかとてつもない不安に襲われました。
が、そこには星の王子さまの世界がありました。
星の王子さまと秘密の物語
〜物語の結末は、あなたが変える〜
周遊型
探索 ☆☆☆☆
謎 ☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
参加形態 ひとり(保護者有)
星の王子様ミュージアム
14:40スタート→15:30終了
成功
ある日、飛行士が不思議な少年に出会った。彼は遠い星の小さな惑星の王子さまだった。飛行士は彼から「大切なこと」を教えてもらったんだ。
王子さまは自分の星に帰ると言って飛行士の前から消えてしまった。
王子さまが消えてしまってからずっと気になっていることがある。
王子さまは無事に自分の星に帰れたのだろうか。
それは誰にもわからない。
だからぼくは自分で探すことにした。
手がかりは、王子さまが地球に来る前に出会った大人たちの物語。
ぼくは、一輪のバラが咲く、王子さまの星を目指して旅に出た。
超絶速く終わってますけど、「謎忘れたなー」とか嘘ついていた同行者に見守れらていたからで、しかも速く終わらせないとならなかったからです!!
ので時間的には60~90分位が目安かなと。
ということで、同行者がプレイ済みでして。
後ろに控える仙石原プリンスホテルの謎解きが長くかかると聞いていたので、時間に余裕がない中、何度も「いや、別に行かなくてもいいよ」と言っていたのですが、言う度に「行かないなんて選択肢あるの?」と言われたので行きました。
行ってよかったよ、ありがとう。
周遊なのにギミックがとてもすごい謎解きでした。
いやあ、おもしろい。すごいなあ、これも一つの発明的周遊。本当にBLACKLABELは凄い。周遊を楽しくしてくれますし、初めて謎に触れる人も満足度が高そうだなと思います。
私、全く星の王子さまを知りません。幼いころから家に本はありましたが読んだことがなく。
ので、ストーリーはさっぱり頭に入ってこなかったのですが、それでも世界観に忠実であろうことはわかりましたし、好きな人であれば本当にたまらないだろうなと思いました。
とにかくかわいい。
そして展示もきっと星の王子さま好きにはたまらないのだろうな…!と思いながらも超高速でカップルだらけの細い道を(ごめんなさいごめんなさい)と通り抜けたので、結局星の王子さまの知識が更新されることはなく終わりました。
謎解きの物語からなるほどなと思うこともあって、ちょっと興味がわいたので星の王子さまのWikipediaを見たのですが
作品の冒頭「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)」とあるように、この作品は、子供の心を忘れてしまった大人に向けたものである。
と書いてあったので、子供の心を忘れていたらこんなに謎解きはまってないよ…と反省したということをご報告します。
と言いますか、前の会社(玩具メーカー)で働いている時から思っていたのですけれども。
子供の頃は大人になると、子供の心忘れるんだなと思っていたのですが、大人になってみて、たぶんそうではなく、大人になる過程で子供の心を封印しているうちに、自らの中にある「子供の心」をどうしたらいいかわからなくなって大人ぶっているのが大人なんだろうなと思っているので、その話はまた今度にでも。
とにかく箱根に行ったなら「行かないなんて選択肢あるの?」とだけ。