再演するときはリピーター公演がセットでついてくる(?)そんな印象の強いよだかのレコードです。
今回も「注文の多い料理店」のリピーター公演としてこちらの「注文の多い料理店からの脱出GOLD」が行われ、そして来週からこの一連の作品とは全く(ではないけれども)関係のない「注文の多い料理店からの脱出2」が始まるので「今年に入ってから『注文の多い料理店』しかやっていませんよだかのレコードです」に笑いました。
簡単に説明すると一連のよだかの注文の多い料理店は
①「注文の多い料理店」
→5年前の作品の再演
②「注文の多い料理店からの脱出GOLD」
→①の参加者限定公演
③「注文の多い料理店からの脱出2」
→昨年favoriで行われた公演の再演(一般的には新作)
です。
全然簡単じゃないな…?
注文の多い料理店からの脱出GOLD
ホール型
探索 ☆☆☆
謎 ☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆
参加形態 ニャー?な5人
ドラマチックルーム
失敗
ある日、山で狩りをしていたあなたは道に迷ってしまった。日も暮れてしまいあたりは真っ暗ーー。そんな時、遠くに妙な灯りを見つけた。
おそるおそる近づいてみてると、そこには煌々と明かりの灯るレストランがあった。「西洋料理店・山猫亭」と看板がかけられている。
あなたは喜んで中に入った。
テーブルに着くと、あなたには多くの注文がつけられた。妙に思いながらも、注文に従い料理を待つ。しかし料理はなかなか出てこない。
そんな時、厨房から恐ろしい会話が聞こえてきた。
「今夜の人間はとびきり美味しそうだ」
あなたが慌てていると、たくさんの料理が運ばれてくる。
全ての料理が並んだ所で、大きな大きな山猫が部屋に入ってきた。
「山猫亭へようこそ。我がレストランの料理、ゆっくりとご堪能ください」
山猫は恐ろしい目であなたをみると、部屋を出て行った。このままでは、山猫に食べられてしまう!
あなたは山猫の経営する人食いレストラン・山猫軒から脱出することはできるのか!?
(んん?前と一緒??)
毎度毎度よだかのレコードの「リピーター公演」は「リピーター公演」の概念を問う機会をくれるのですが、今回も
「リピーター公演とは」
という気持ちになりました。
一般的な「リピーター公演」とは
・謎はほぼ一緒
・追加で公演をより楽しめるようなおまけ要素がある
かなと思っております。最近SCRAPがテーブルごとで認めている「自主リピーター」はもはや謎も同じだし演出も同じです。
しかしどうもよだかのレコードのリピーター公演は違う。
そう、「リピーターが楽しめる世界観を持っている」公演だと私は思っています。
こちらもその感覚を裏切らない内容でした。
途中から「??!」となりました。
注文の多い料理店では「にゃーにゃー」言っていた私たちが、その時はあまり口から出なかったある形容詞がやたら飛び交う会場となっていました。
まあ、その形容詞を例えば「くすぐったい」とすると、
くすぐった・い (形)
- くすぐられるなど,刺激を受けてむずむずする。こそばゆい。 「足の裏が-・い」
- きまりが悪い。てれくさい。 「おおげさにほめられて,-・い」
「なにこれくすぐったーい!」
「超くすぐったい!!」
「こっちもくすぐったい!!」
解説中も
「こんなくすぐったいのもあったの!?」
「めっちゃくすぐったいやん…」
となりました。
いやーくすぐったかった
(嘘の形容詞です)(ところで「くすぐったい」って形容詞なんですね)
謎を変えるとかのレベルじゃないですからね。リピーター公演のためによくこれ作りましたね?!って心から思いましたからね。
でもね、なんだか最後の方で自分の置かれている状況が分からなくなりまして失敗しました。あまりにくすぐったすぎたのかもしれません…くすぐりにきゃっきゃしていたら失敗しましたね…。
よだかのレコード怖い。
前にも言いましたが、来週からの「注文の多い料理店からの脱出2」はごく一部の方がプレイできた公演の再演で、謎解きで見たことない!と言うものを使うので気になる方はぜひ!