このブログで3記事に1回は言っているのではないかと思うのですが、私はとにかく小謎を解くのが得意ではありません。
というか謎解き公演は好きなのですが、謎を解く事には大して興味がないので(もちろん面白いと思うこともありますけど)解神の一週間くらい前の期間は気分が落ち込んでいました。
「私神になる資格なんてないのに、なんで観覧席がないの…」
と30回は言っていました(盛っている)
なら行くなよって思いました?
記事書きたいし。体験してみないとそのものの良しあしなんて決められないじゃないですか。
参加してみた感想?
すんげえ楽しかったよ。
とにかく何をやっているのか、が分からない人が多いと思うので解けない私がこう楽しんだぞーというのを書いてみますね。解ける人の楽しみ方は知らん。
すでに大盛況のイベントなのでもともと興味のない人に来て来て!ということは必要ないとは思うのですが、どんなイベントなのだろと思う方の参考にしていただければ。
ルール
1R勝鬨→2R修羅→3R解神
の順で進みます。
1R勝鬨
筆記。会場全員で20枚の謎を解く。1枚30秒。隣の人と回答用紙を交換して採点。
1~4位はそのまま決勝トーナメント(解神)へ
同着で4位が決まらない場合、同着が8人以内なら、一問正解勝ち抜け、一問誤答失格の早押し謎解きを行い、進出者を決定する
同着が9人以上の場合、クジ引きにて、8人を決定し、早押し謎解きを実施する
5位以降について、16人が以下の優先順で2R 修羅へと進出
・招待選手
・招待選手以外の上位者
同着で16人が決まらない場合、同着が8人以内なら、一問正解勝ち抜け、一問誤答失格の早押し謎解きを行い、進出者を決定する
同着が9人以上の場合、クジ引きにて、8人を決定し、早押し謎解きを実施する
2R修羅
16人を2つに分けての早押し。
勝鬨の5位以降&招待選手
3問先取で勝ち抜け。2人決まるまで戦う。1問誤答で失格。
3R解神
決勝トーナメント
1対1の勝ち抜け
3分で15問解きまくって正誤判定をしてもらう。パスしてもいいがパスすると戻れない。
3分の時点で正解している問題が多い方が勝者となる
問題数が同じ場合、サドンデスを行い、勝者を決める
以上WEBから引用させていただきました、詳しくはこちらから!
ということで、会場には100人以上がいたのですが、ほとんどの人の参加は最初の10分(勝鬨)で終わります。
私は本当に本当に行くのが嫌だったので、せめて目標を立てようと思い、「小謎を1問正解する」という目標を立てました。ちなみに最終的には10問も解けていたので私天才…と思いました。なお勝鬨のボーダーは17点です。(白目)
ということでとりあえずこんな私でも解ける謎はあったし、小謎解くの楽しかったということを最初にお伝えしたいと思います。みんなとても真剣だから、全く真剣じゃない私という存在も面白かったです(黙れ)
あと採点方法が良いですね。隣の人と交換。これね、誰か知らない人に採点されると「ぷ、こいつ10点しか取れてねえ!」と思われちゃうかと思いきやね、隣の人は私に詳しいので10点も取れれば褒めてくれますからね。ありがてえ。
ちなみに周りの解ける人(しかいない)を見ていると「あとちょっとだった」とか「これなんで解けなかったんだ」とか反省会が繰り広げられていたので、そのあとちょっとでステージに登れたかもしれない…という感覚がまた来ようという感じにさせているのだなあと思いました。
そして面白いと思ったのがあまり見知った顔がいなかったことでしょうか。
もちろんいることはいるのですが、1日しかない公演とかだと同窓会になりがちですがそうではなかったので。
「謎解き公演を好きな層」と「速解きの層」とは違うのだなあとしみじみ感じました。あと女性が少ないですね。女性はそんなに「謎を速く解きたい!」という気持ちはないのかも(性別で分けるのは良くないね)
ステージに登っている方は存じ上げている方は多いですけど。
そんなこんなで私は予想通り1Rで敗退したのでした。
2R修羅では問題がスクリーン&早押しの挑戦者の前のモニターに映し出されます。
ボタンを押した瞬間に挑戦者の前のモニターの問題が消えます。
なので会場全員がその問題を見て解くことが出来るわけですね。解ける人は一緒に解いていたのですが、私はここら辺から「ただただ速い人を見る」人でした。
「おめえら謎解くのすげえはええな!オラワクワクすっぞ。」と言っていました(心で)
ひとつだけ問題見た瞬間に解けて採点してくれた同行者と大笑いしたのですが(心で)それは奇跡があってのことです。こういうことたまにするーと思っていました。こういうことあるから謎解きって好きよ。
早押し、というのもまた面白くて、1問誤答ですぐ落ちてしまうので緊張感あるんだろうなと思って見ていました。
3R解神
ついにトーナメント1対1の速解き対決です。
15枚の謎をその人のペースでじゃんじゃんめくっていくので、速い人だと問題見てすぐに答えをまるで象形文字で書いているので、
「問題も答えもなんも分からねえ…!!」
という感じで進みます。
ということで私は彼らのなぜか動き続ける利き手ではない方の手を見ているだけの人になりました。
速く解ける人って利き手ではない方の手がとにかく動いている動いている。
ある方曰く「思考の整理をしているのでは」ということでしたが、そろばんみたいなもんなのか…?と思いながらぼんやり眺めていました。
15問×7回あったのかな?1問だけ、あ、解けそう…と思ったけれども、思っただけでした。
ちなみに同行者は一瞬しか映ってない謎解いていましたね。うん、びっくりするね。
うすうす思っていたのですが、とにかく解ける人を見ているのって気持ちが良いのですよね。もう自分が解く気が一切ないからなのかもしれないけれども。ただただ「はー」ってなる。
天才っているんですねえ。
ということで「観覧席があればいいのに!」と言っていたのですが、結局観覧しかしてなかったので、ちょっとでも興味がある方は参加してみたらいいのではないかと思いました。