先日、1年でコナンしか映画を見ない私がまさかの洋画を見に行って、しかも100分泣いてたのが自分でも衝撃でしたので、見た映画、「グレイテストショーマン」の何がすごいのかをまとめてみました。
私の思うすごいところです。映画好き、洋楽好きとは程遠い私の。
多少ネタバレがありますのでご了承ください。
ここがすごいグレイテストショーマンその1
私が映画を見に行った。
私はドラマや映画はあまり見ないのにサウンドトラックがとても好きです。なぜかと言われるとよく分からないのですが。
ということで好きなアニメやゲームのサウンドトラックはほとんど買ってしまいます。
グレイテストショーマンはApple Musicのオススメにサウンドトラックが出ていて、Twitterでも絶賛している方が多かったので興味本位でダウンロードしました。ちなみに洋楽は全く聞きません。
しかし1曲目の「The Greatest Show」を聞いて衝撃を受けて映画を見たくなりました。
そもそも映画は年に1本コナンしか見ない、ここ数年でコナンの他はシン・ゴジラと君の名はしか見ていない私が洋画を見る、しかも全く好きでもないミュージカル映画を見るに至ることがすごい。
ここがすごいグレイテストショーマンその2
音。そして音楽。
近所の小劇場でやっていたので会社帰りにふらっと行こうと思っていたのですが、「見るなら音質のいい劇場で」と数人から推されたので、DOLBYアトモスの劇場に行ってきました。
仙台にもあった(知らなかった)
迫力のある移動するオーディオを作り出す
アーティストの作品のインパクトを最大限に強める
サウンドを周囲の至るところに動かす
力強く躍動的なエンタテインメント経験を演出
出来るのがDOLBYアトモスだそうです。
たしかにこれ以上ない躍動感のある音でした。本当に具体的に勧めてもらってよかったです。
この映画を見ている間のほとんどで私は涙を流していたのですが、「The Greatest Show」を聞いた段階でもう泣いていました。
映画を見た後にずっとサウンドトラックを聞いているのですが、やはり全然音質が違うのです。
この「ドォン」はもっと重い心に響く音だった…!と思ってもDOLBYアトモスにはかなわないのです。
ということで音楽がとてもすごい。
ここがすごいグレイテストショーマンその3
私生活ではほとんど泣かない私が上映中ほとんど泣いていた。
全く予備知識なく見に行きました。ショービジネスをする人の話かな?位でした。見に行ってなるほどこの人の話かと思いました。
実在の人物P•T•バーナムの話です。名前は知らなくても見ればこの人かと思うと思います。
そんな訳でストーリーは途中から思っていた通りに進んでいた気がします。
でもずっと泣いていたのです。
もちろん音楽と映像美の影響は大きいと思うのですが、生い立ち、愛、友情、差別、仕事、仲間、野心、家族、禍根、など人生全てが詰まっている作品だなと。
むしろ映画としてはありきたりであると評価されてしまいがちなこのテーマたちをよくぞここまでエンターテインメントにしたなと。
私はミュージカル映画には全く興味がありませんが、ミュージカルだからできる表現で物語の良さが引き立っていたと思いました。
なぜそんなに泣いていたのか、なんの感情だったのかいまだにわかりません。
私はあまり「感動」という言葉の意味が分からないのでうまく使えないのですが、序盤の主人公の父親が亡くなったとか物語の本質ではないところでも号泣していたので、ただただ音楽と構成と映像表現が私にとって感情を揺さぶるものだったのだと思います。
ここがすごいグレイテストショーマンその4
映像表現がすごい。
ミュージカルもミュージカル映画もあまり見ないので新鮮さがあったのかもしれませんが、みんな歌も踊りも上手いねえ!とずっと思っていました。
もっと「私生活でこんな踊ったり歌ったりしないしぷぷぷ」となると思っていたのですよね。
それがビジネスの交渉であっても踊り出して、交渉成立して歌が終わって物語が続くのとかすごくない…?
多少映像の仕事をしている身としてはこのような映像表現があるのかと思いました(そういう仕事してるなら色々な作品ちゃんと見なさいね、とも思い反省しました…)
ここがすごいグレイテストショーマンその5
サウンドトラックが終わらない。
アルバムをリピート再生していると最後に収録されている曲「From Now On」から「The Greatest Show」に戻るのです。そりゃそうだ。
映画を見たあとにサウンドトラックを聞いて思っているのですが、映画でも同じ流れなのですよね。
つまり最後から最初に戻るのでサウンドトラックが終わらないのです。
始まりが終わりで終わりが始まりで。
さて、サウンドトラックヘビーリピートしておりますが、中でも私のおすすめの曲はこちらです。
まさにグレイテストショーマンで惚れた曲。
これを聞いて映画を見に行こうと思いました。
最初の盛り上がりと3分を過ぎたあたりの感じがとても好きなのです。3分を過ぎたあたりの。
男同士の駆け引きとアクションが超かっこいい曲です。
これも映画を見る前に良い曲だなと思っていたら映画の場面が最高で泣きました。
映画を見てから印象が一番変わったのがこれです。本当にこの映画を現していると言ってもいいかもしれません。場面が目に浮かんで泣いてしまう。
これも映画を見るまでは全く興味がなかったのですが(私はアップテンポな曲が好きです)でも映画を見て本当にもう歌詞が!となりました。泣きます。
これも映画を見て「こういうことかあああああああ」と思いました。(英語はわかりません)本当泣く。
結果「泣く」しか言っていないのですが、だってずっと泣いていたから泣く以外の以上の表現が見つからないのです。
ここまでオススメしましたが、自分でも泣いてしまった感情の処理に困っているので気になっている方は
是非音の良い映画館で
ご覧ください!