私は小謎を解くことが壊滅的に苦手であると常々言っております。
よって「スタート」の合図とともに「写真撮ってきます」とスっといなくなります。
帰ってくるとだいたい謎が解き終わっているのですごいなぁと思っております。
役割分担ですね。
iPhoneは超絶優秀なので写真撮れるスピードもとんでもなく速いから。ゲリラ的に起こる「写真早く撮る選手権」があったら結構上に食い込めるんじゃないかと思いますよ(?)
ちょっと前までは単純に小謎が解けないということが大きな理由で写真を撮っていたのですが、最近写真を撮るとこんないいことがあるよ、とちょっと思っていることがあるので今日はそれを書こうと思います。
小謎を(ほとんど)すべて見られる
写真に撮っていると、写真が必要のない問題以外の小謎の片割れを1度は見ることになります。
そして私は写真を撮り終えてみなさんが解いた謎をまとめて保管する役割もしているので、あの写真はこれで使ったのかと照合しています。
小謎は使い回したり、中謎、大謎のキーになることもあります。
「この問題を解いた人しか気づかない」的なものって制作者好きで入れたがるけど、その人が気づけばいいけど気づかないととても変な感じになるので、パネル、全ての問題両方に1度でも触れている人が何人かいるというのは、今後の人間関係にもいいような気がします。(言い過ぎか)
大謎が解ける(のかも)
これも言い過ぎではあるのですが、写真を撮るということは、会場をウロウロするということです。
私は謎解き公演において「(迷惑にならないようであれば)ウロウロする」というのが結構大事かなと思っています。
いや、言い訳しますね、ルームでもホールでも基本的にみんな謎が解けるから、私は結局ウロウロしてるだけの人なのです。
みんなが右にいたら左にいるし、みんなが前にいたら後ろにいるんです。スタッフからするとなんて迷惑なんでしょうね。
いや、別に非協力的なのではなくて、(そう思われていたらどうしよう…)違う視点から見たいからそっと離れるのです。
ルーム型や大型会場型ではそんな感じで実際ウロウロしていることもあるし、誰が解いた問題を見て思考がみんなが考えていることと違うこと考えていてウロウロしている時もあります。
最近本当に思うのですがウロウロしているとですね、全体の違和感や流れに気が付きやすいのです。
会場の配置なども含めて。なんでこれここにあるんだろうなでと思っていたことがとても重要だったこともあります。
違和感を口にすれば解決までの道のりを整える人は沢山いるので解けたも同然ですね。
口にしても見当違い過ぎてチームメイトがどうしよう…という雰囲気になっていることもありますけどね。
悲しいことに「これ使った?」と聞くとだいたい「使った」「終わってる」と言われるんですけどね。
一時期写真を撮りに行くことにかなりのストレスというか、謎解き公演においてのその必然性がよくわからなくて、「写真をとる意味がわからない」というブログの下書きがあります。
当時はただただ写真を撮っていたのでしょう。当時も別に初心者ではなかったのだから、そこから1年以上経って考えが変わるのだから謎解きとは奥が深いものだし、色々考えられて作られているのだなと思いました。