「今回の安室さんは敵かもしれない」
こんな売り文句の今年の名探偵コナンの映画、「ゼロの執行人」。
「執行人」部分が「しっこうにん」とそのままの読み方に全私がざわついたのですが、数えてみれば「の」の後の漢字は全部が全部カタカナ読みってわけではありませんでした。全部「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」が悪い(個人的感覚です)
どうせ安室さん推しで、最終的には「安室さん…好き!!!」となる映画なのだろうなと思ったのですが、思っていた以上にそんなことはなかったのですが、そんなことがありました。
何言っているかわからないと思います。
さて今回の映画はテレ朝の2時間ドラマ並のシナリオの厚さと、阿笠博士の天才さと、少年探偵団の子供らしさと、コナン君の萌えポイントとスケボー地球代表と、安室さんのドライブテクと信念と、小五郎と蘭と英理の絆と、「あーやっぱりソウナルヨネ―!知ってたー!フラグ回収~!」が印象的な映画です。(個人の感想です)
テレ朝の2時間ドラマ並のシナリオ
公安という謎の組織に日が当たっているので、テレ朝の2時間ドラマとか見ている気持ちでした。
毎度の事アクション映画であることには変わりがないのですが(?)、でも推理的な面というか、「公安」というよくわからない組織が絡んでいるので、公安がまたいろんな公安があるもんだから途中で
わからん!
となりました。
何回も説明出てきたけどそもそも「警察庁」と「警視庁」の音が似ているので軽くパニックです。そもそも「警察庁」が偉い、ということを知ってから行けば途中「わからん!」にもならなかったのかもしれません。
なんか警察組織も大変なんだなって思いました。コナンでこんなこと思うなんて思ってなかったので驚きますね。
阿笠博士の天才さと少年探偵団の子供らしさ
今回は私にとっては「博士推し」の映画でした。久しぶりに博士の天才ぶりをまともに見ました。今回はただの保護者じゃないぞい!
博士なくして今回の映画なし、とまで言えるのではないでしょうか。
そして博士と子供たちと灰原がコナン君の大事なパートナーだなって心から思えるストーリーです。
個人的に映画は灰原とコナンの全面的に信頼している様子を見るのがとっても好きなのですが、今回も良い相棒ぶりです。
コナン君の萌えポイントとスケボー地球代表
コナンは相変わらずのスケボー地球代表で途中「車乗せてもらえよ」と思ったとかなんとかなのですが、それよりも今回の映画はコナン君の萌えポイントが多くて「んひょー」となっていました。
かわいいねえ…ろくさいじ…かわいいねえ…コナン君…かわいいねえ…。(私はコナンと阿笠博士と犯人のファンです)
安室さんのドライブテクと信念
後半になるにつれて安室さんの色々が紐解かれていき、いつものコナンよりも信念とかなんかそんなものを感じました。あと安室さんはF1ドライバーになればいいと思いました。
コナンは比較的勧善懲悪的な面が強いアニメだと思っていますが、人には色々な正義があるのだなと思えました。悪いことが悪いとも限らないというか…。
途中悪魔のような表情を見せる時があるのですが、とても素敵だなって思いました。やっぱりこういうミステリアスな登場人物良いですよね…!
小五郎と蘭と英理の絆
今回はなんと小五郎が逮捕されてしまうのですが(WEBに載っているからネタバレじゃないよ!)そこにおいての毛利家の絆がとても良かった。
もう結婚しちゃえばいいのに!(している)
「あーやっぱりソウナルヨネ―!知ってたー!フラグ回収~!」
これはね、見て。
不満があるとすればオリジナルグッズのこのコスチュームというかコンセプトって何なんですかねってことくらいですかね。
【グッズ-シール】名探偵コナン 劇場版ゼロの執行人 シール | アニメイトオンラインショップ
演出でこんな感じを目指していたのはわかるのですが、よっぽど劇中のいつもと違った洋服の灰原とかコナン君が可愛かったからそれが欲しいなって感じです。
今回の映画は公安がゲシュタルト崩壊したからなんだか色々よくわかっていない面が多くてまた見ないといけないかもしれないとも思っている…。