「茶番」、謎解き界隈に身を染め始めた頃「なんだそれは」と思っていた言葉です。
謎解き界隈での「茶番」を簡単に説明すると「謎とを解いて行く上で、誰かと会話をしたり、お使いをしたり、お手伝いをしたりして、謎を解き進めていく何かが得られるアクション」的なことでしょうか。

個人的には「茶番」という表現があまり好きではないのですが、(そのようなリプライも頂きました)だったらどんな言葉当てはめるんだよ!と言われると…「コミュニケーション謎」とかですかね。うーんボツ。
「お使いクエスト」とかはよく言われますけど、そうなるとお使い以外は使えないし、結局そのような「キャストとのコミュニケーションを謎解きの必須とする何か」を表現する言葉として便利なので「茶番」と言ってしまいます。そして派生語として「わちゃわちゃ」とかですかね。
みなさん茶番好きですねえ
さて、公演、団体によって「茶番」が多い少ないはあると思うのですが、ツイッターを見ていると謎解き好きな方は茶番が好きなんじゃないかなと思ってアンケートを取ってみました。
#語彙力アンケート
— なぞこ (@nazoko_dayo) 2018年4月27日
謎解き公演での茶番(キャストと話をする、アクションをする等)、あなたは
思っていた以上にみなさん茶番が好きなのね…!!
好きな人は多いのだろうなと思っていたのですが、70%、204人に愛される茶番!
頂いたリプライは
・以前は好きではなかったけれども仲間とやったり回数を重ねるうちに好きになった
→確かにこれはわかるなあと思いました。茶番って結局「シナリオのない演劇」なわけで、それを繰り広げていくエンターテイナーたちを見ていると本当にすごいなって思います。
・キャストが盛り上げ役だったり、知り合いだと楽しい、反面それ以外は苦痛
→これもよくわかります。盛り上がると無駄なことまでし始めるので色々大変です
・嫌そうな人が無理やりだったり、切れながらやっていると悲しくなる
→確かに…ならば他の人がやってほしい…です。
ちなみに私は
そんなことを書いている私は茶番が好きではありません。
謎の性質にもよるので、一概に好きじゃないというのもアレですね。
中盤に出て来る考察のある茶番(お使いクエストが複雑なのとかかな?全員でできるタイプの物)なら楽しいです。
しかししょっぱなから「誰かに話しを聞かないと進まない謎」があると言うのは顔とか名前覚えられないから(この人でいいのかな)と話しかけるの案外勇気がいりますし、(そしてよく「私じゃない」と言われる)その時点で机の情報共有からはみ出るし、「干し芋屋さんが干し芋がないって困ってたよ!」と伝えるというアバウトな情報共有しかできないので結局覚えているのは自分だけになりがちになったり、「なんて言ってたんだっけ?」と3回くらい聞かれると自信なくなってきたり…
なんでしょう、話を聞きに行くことが必要なのであればその明確な理由と結論が手元に残る形で欲しいと思ってしまいます。
じゃあ茶番しに行かなきゃいいじゃん…と思いますよね。私は小謎が解けないからそっちを率先してやりに行くのです。苦手なのに。
結果「なんか言われたけどよくわからない…」と何の成果も得られないまま戻ってくることも少なくありません(向いていない)
あと純粋に渋滞とか会話のかみ合わせなどがうまく行かないとロスタイムしますからね。
でも多くの方は茶番が好きと言うことは、みなさん本当にその世界の中に入り込みたい…というかなんだろう、謎解きを楽しんでるんだなと思いました。
謎を解く事だけが謎解きじゃないですからね。
その点私は謎解くのが好きじゃないとか言いながらも実はきっちりと提示、用意されたものを解いていく…と言うものが好きなのかもしれません。しかしメルエは除きます。