謎解きで知り合った人と仕事をしてみたい…と思うことは多いのですが、それは情報共有と役割分担がスッとできるからです。鍛えられた謎解き民は素晴らしい。
しかしふと考えることがあります。
逆はどうなんだ…と。
ということで今回は
いつも一緒に仕事をしている人と謎解きに行ったらどうなるかな
という妄想物語の2を書いてみようと思います。
1(ホール型公演)はこちら!
会社を辞める人の多くの理由が「人」にあるというのを昔何かの記事で読んで、そうだなあ…と思っていたのですが、趣味で地獄を味わってみたいと思います。
妄想で。
選ばれたメンバーはこちら!
1、私なぞこ
2、やたら声の大きい人
3、上司1
4、上司2
5、同僚
6、後輩をやたらいじめる人
(ここまで前回メンバー)
7、上司0
8、偉い人1
9、偉い人2
10、後輩
公演はルーム型
STEPは1から3つまでの探索メインの部屋、大謎という感じの公演
さて、脱出成功するのでしょうか!
STEP1(最初の部屋)
な「とりあえず探索しますか」
いじめ「探索ってなんだよもっと具体的に何するか言え」
な「すみません、部屋の隅々を探して例えばここに入るような六角レンチなどを探してください。でも具体的には何をしたらいいのかは見つけたもの次第で変わります」
声「こういう暗号みたいのの片割れとかあるんじゃないの?(声大)」
な「そうです。なので手当たり次第見つけたものはここらへんに置いてほしいのです」
声、同「はーい」
上0「え?六角レンチ探せばいいのか!?見つけちゃったらどうしようかなー」
上1,2、偉1 世間話している
偉2「え?で?俺何すんの?」
な「これ謎ですね。なんだろう」
偉1「お?なんだなんだ??」
上1「うーんこれは難しいなあ(棒)」
上2「謎解きとかやったことないからわかんないなあー」
声「この答さ!どんどん焼きじゃない!??(声大)」
同「私もそう思いました!」
声「だよね―――!(声大)」
な「あれ?この六角レンチ大きさ違いません?」
上0「なぞこなぞこ!!!!この俺が見つけた六角レンチは!??これ使えるんじゃないか!????」
な「…ありがとうございます!あ、ぴったりです!」
上0「やっぱり俺が見つけたからなあ!!!!」
STEP2(2つ目の部屋)
な「どうやら次の部屋のパスコードは「経理部に収入印紙下さいと言え」みたいですね。行きましょうか」
いじめ「は?いつの間に出てんだよ、ちゃんとみんなに説明しろよ」
な「えっと、時間が勿体ないのでできれば行きたいです。必要なら後で説明させていただきますので」
偉1「そうだな、とりあえず言ってみたほうが良いんじゃないか?」
上2「足痛い」
仕方なく移動
な「ではみなさんせーの」
5人くらい 『収入印紙下さい』
偉2、上1「え?なにすんの??」
「もー聞いてないのー???ちゃんとしてえー(声大)」
いじめ「よくわかんねえことできねえよ」
偉1「お前が聞いてねえんだろ」
いじめ「そうでしたっけえ」
な「おお、経理部に入れましたよ。奥行きましょう」
声「なにこの2541257って」
上0「謎に使うんじゃないのか?」
上2「ところでさっきの合言葉はなんででたの?」
同「あれはさっきの部屋で「諭吉の下よめ」って出て…」
な「あ、これ、さっきの部屋にありましたねちょっと行ってきます」
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な「持ってきましたー何か進捗ありますか?」
上2「指示してもらえないと何したらいいかわからない」
上0「お!!!!ここに六角レンチがある!!!!ほらなぞこ!六角レンチ!!!」
声「ねえねえこれ、ブラックライトで光るよ!!!!(声大)」
偉1「おお、おもしろいなーこういうのよく考えるなー」
偉2「これ「参勤交代」じゃないか?な?な?これ「参勤交代」だよな?」
いじめ「そうですね!すごいですね!」
な「じゃあ今度は人事部に行ってみんなの給与明細見ますよ。みなさん合言葉は『システム・ログイン』ですからね」
上2「足痛い」
STEP3(3つ目の部屋)
な「せーの」
声「システム・ログイン(声大)」
上2「えーそれでなんでシステム・ログインで見られたの?」
同「あれはこの謎で封筒透かすと出て…」
な「これ大謎かな」
上1「ああ、大謎な(棒)」
偉1「ん?大謎ってなんだ?」
な「最後の謎かなと言うことです」
偉1「よくわかるなーなぞここんな特技があるのかー」
な「なんだろう…」
いじめ「なんだろうじゃねえよ!早く解けよ!お前謎解き得意だろう!!!」
な「あ、これもしかして何かの数字が必要になるのかな…」
同「あ、やっぱり?私も今それ思ったところ!」
上1「同僚ちゃんすげえな」
上2「え?なになに???どうしたの????」
な「何か数字ってありませんでしたっけ?」
いじめ「は???何言ってんの?お前が覚えてない事知らねえよ」
声「なんか忘れているような…(声大)」
同「うん、私もなんかあったなって思ってた」
上2「同僚ちゃんさすが」
な「なんだっけー」
いじめ「あと3分しかねえぞ!!!」
上2「え?なになに??どうしたらいい?何かできる?」
上1「難しいなー(棒)」
偉1「あれ、なんかさっき経理部に数字あったよな?もう戻れないけど」
声「えええーーーーーまじでーーーー覚えてないよーーー!」
後輩「2541257です」
皆「 」
な「とりあえず254…えっと」
後輩「2541257です」
な「2541257で開けてみますね」
ガチャ。
皆「やったー!」
偉1「後輩すごいな」
上0「すごいな後輩―」
声「ホントすごい」
後輩「覚えちゃうんですよね」
同「私も25412くらいまでは覚えてたんだけど」
上1「同僚ちゃんすごいな」
勝手に進んでいく筆に身を任せた結果成功しました。
記憶に頼るというなかなかありえないルーム型でしたが、今回は各々のスキルを持ち寄ってうまく行きましたね。謎解きってメンバーと謎の相性という要素もありますので、こういうこともあるんだろうなって思います。
※登場人物はモデルがいるかもいないかも。