ナゾ・コンプレックス名古屋リニューアルオープンおめでとうございます。
もともと6/17に名古屋に行こうとしていた私たちに「プレオープンの3日だけやる再演があるようだ」とのニュースが届いたのは6/2の事でした。
リニューアルしてからのコンテンツだと諦めていたのでこの幸運にありがとうと言いたいです。
…いや、リニューアルしてからでもたぶん行ったと思うけど。交通費が浮いた!だからありがとうと言いたい!
で、もし秋に明治村やるなら早目に教えてね!(突然の勝手)
タイトル&ストーリー
ある飛行機からの脱出
ホール型
探索 ☆☆☆
謎 ☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆
参加形態 ふたり+経験の浅い2人と初心者
ナゾ・コンプレックス名古屋の1階
成功
気がつけばあなたは飛行機の中。
乗客は100名程度の男女。
突然、機内の放送が叫びだす。
「緊急事態発生。緊急事態発生。全員なんとか脱出してください」
機長は謎をつぶやき、スチュワーデスはうろつき続け、管制塔は応答しない。
あなたはこの謎だらけの飛行機から脱出できるだろうか?
所感
こちらは8年前の公演の再演です。
公式の過去問の冊子にもすでにネタバレが載っているので「またそういうことする―!」と思った人はいると思います。SCRAPはネタバレしていても油断してはならない…なぞこは4年でそれを学んだ。
参加は日曜の最終回です。当日券が20枚あるとツイッターでも言っていたし、満員にはさすがにならないだろうと思っていたのですが、蓋を開ければほぼ満員で、スタッフの発言への一挙一動、そしてVTRへの反応までまるでリピーター公演のような盛り上がりでした。
通常公演でこんなに盛り上がるの見たことないので少しびっくりしました。とても良かった。
私はこの公演のオープニングをサントラCDで聞いていたので、(おお、聞いたことのある曲だ!うれしい!そしてセリフまでそのまま使われるんだ!!)とひそかに感動していたのですが、そのセリフの部分で爆笑になっていて、そこでもちょっと驚くと同時に笑えないのが残念でした。
まあ、今の創りこまれた設定に比べれば確かにストーリー突拍子もないですよね。笑ってしまうのも分かります。
あんなふうにオープニングと組み合わされているのですね。音楽をやっている加藤社長が作ったからこそのBGMなのだと思いました。いいなあ。
経験の浅い方とご一緒だったので、彼らを置いていかないで、そして楽しんでもらおうと思っていました。最初は。
現実は探索のセンスと謎解きのセンスのある方々でむしろ私が一人で偉そうにしているだけの人でした。ごめんなさい。
個人的な思い込みとして、謎解きにはまる人とは私みたいな謎解き公演自体の仕組みを好きになる人と、単純に初心者の頃から謎がめっちゃ解ける人のどちらかだと思っているのだけど、彼女ら後者だな、と思いました。
この思い込みの話は追々。
謎の話
なんと私はこの公演のネタバレが載っているこちら
を持っています。
しかし最初の公演の歴史読んで、「へー、マッド博士って仙台が初演なんだー」、と思って閉じました。
だってこちら、公演の追体験できるようになっているのですよ。
ひとりじゃ無理でしょ…。しかもタイム測ってとか…無理でしょ…。やらないでしょ…。
ということでこの本は私の中では「再演があったら載っている公演内容と自分の体験した公演内容を比べてみてひっそり楽しむ本」になっています。(月面基地もそのように楽しみました)(あと「ある使徒からの脱出」と「Escape from the Mysterious Cathedral(謎の聖堂からの脱出)」の再演も待っていますね!(?))
今回の「ある飛行機からの脱出」に関しては謎が変わっているということだったので照らし合わせながら見て行って「我々の謎解きレベルが上がっている」というのを実感しました。内容も結構変わっていました。
しかし初期の作品の良さは存分にありました。もしかすると今年一番ドキドキした公演かもしれません。
今の謎解き公演の「型」というのがいつ頃できたのか知りませんが、初期作品と言うことでその「型」にはまっていないので新鮮でした。
誰かが「どこかで再演するのは難しいコンテンツ」と言っていましたが、今回のを見ている感じではそうでもないと思うので、ぜひ関東にも飛行機立ち寄らせてもいいのではないかなと思います。さすがに3日だけというのは厳しすぎる…と思います。