「三つ目がとおる」は1970年代に少年マガジンで連載されていた手塚治虫のマンガです。
アニメは90年代に作られていたようです。(私はテレビ東京のない地域に住んでいるので見られていなかったのではないか…?)
ということで、若い方々はおそらく「知ってはいるけどよく知らない」的な作品なのだと思います。
私も「額の絆創膏はがすと人格代わるのよね?グレムリンみたいな感じで」くらいの認識しかありませんでした。
今Wikipediaを見ていて(こんなストーリーだったのか!三つ目王国創ろうとしているとか写楽怖い)と思っています。
和登さん超美人だったけど、こんな危うい写楽のこと好きなんだろ…(ギャップ萌え?)
タイトル&ストーリー
儀式残りし謎の島
周遊型
探索 ☆☆
謎 ☆☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
参加形態 5人
よだかのドラマチックルーム
成功
巨大客船に乗って海外旅行に出かけていたあなた達。
しかし大嵐に遭遇して船は難破、海に落ちたあなた達は意識を失ってしまう。
気がつくと、あなた達は見たことがない島に流れ着いていた。
同じく難破に巻き込まれて島にたどり着いていた中学生の少年「写楽保介」と 少女「和登千代子」と知り合ったあなた達は、行動を共にすることになった。
ジャングルに囲まれた島には見たことのないような建築物や祭壇のような遺跡があり、 不気味な太鼓の音が鳴り響いている。
怪しげな原住民におそるおそる話しかけてみたところ、彼らが襲いかかってきた!
何とか逃げることができたが、助けを求められるような状況ではない。
不気味な太鼓の音は鳴り続けている。
あなた達は遺跡の謎を解き、何とかしてこの島から脱出できるだろうか。
所感
ということで、この程度の原作知識で少し不安でしたが、プレイ中はもう楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。
とても楽しかった…これぞよだかのレコードという感じ…詳しくは後述します。
小謎が来るたびに「???…おおおー」となっていくような感じで、チームメイトとのやりとりひとつひとつにひらめきと驚きがあったような気がします。
演出(なのか?)のおかげで周りを気にしないでじっくり謎に取り組めましたし、なんだかいろいろ整理しがいがありました。
謎の話
謎解き公演は自分の感想を言うだけでもネタバレ感が出てしまうのがブログを書く上で非常に気を遣うことです。
でも言いたい。
この公演は一言でいうと「物量」であると。
しかし!!いや待って最後まで聞いて!
「ええ…、物量…、謎がすごく出てくるとか興味ない」というそこのあなた!(私もそうだ)
自分の目で確かめてほしい…!!
そこで思ってほしい「なるほど」と。
私が初めてよだかのレコードの公演に行ったのは2015年でした。
それまでSCRAPの公演にしか行ったことのなかった私は、あまりに見たことのないような謎がたくさん次から次へと出てくる鉄人Xという公演に驚いて、「こ、こんな謎解きがあるのか…!?」と思いました。
なんだかその時の気持ちを思い出すようなよだかのレコードでした。帰り道高まる気持ちを抑えられませんでした。
そして謎は結構難しいぞ!私たちもビギナーズガイド見まくったぞ!ある意味ビギナーだったぞ!(??)
謎解き公演はある一定のところまで解けないと面白くないと思うので、無理だと思ったらヒントはどんどんもらいましょう。的確なヒントをもらえるはずです。
こんなに面白いのに当日券が出ていることが多いのがもったいないです。
三つ目がとおるを知らなくても大丈夫ですし、ホラーっぽさありますがまったく怖くないですし、確かに少し難しいですけれども頭の使い方が試されるというか、そういう難しさなのでイライラしないですし(解けない人目線)、ぜひ多くの方に参加してもらいたいと思っております。