私は色々「なにかの読み方」を勘違いすることが多い人間です。

おそらく家系だと思うのですよね。母親がずっと「換気扇」のこと「かんせんき」と言っていたのですよね。そうなると私もあれは「かんせんき」なのですよ。
あれが「かんせんき」ではないということにずいぶん大きくなってから気が付きましたよ。
母親、もしかすると換気扇から感染する何かしらの病気にかかったことがあるのかもしれない…(ない)
ということで何かを読むのがとても苦手です。
特に「っ」の位置がよくわからない。外国人の名前などをよく「っ」の位置を間違えて覚えて耳で聞いて(んん!??)となるのです。ずっと違う名前で憶えているから結構困りますよね。
おそらくブログを書くことも実は向いていないのかもしれません。そんなことは気にしないけれども。
まあ、ブログはいいんですよ、どうにかなるから。変換できないから何が間違っているのだとずっと考えるくらい。
で。しかし何を間違えているか見当もつかないからちょっとの間マジで困るだけで。
最近だと「骨粗しょう症」を「こっそそうしょう」だと思っていて変換できない病にかかっていました。「こつそしょうしょう」です。大きい「つ」です。あ、これも親から教えられたような気がする…。
あと、多分私はカタカナがうまく読めないのです。
字面を見て一瞬では理解できない名前も多くて、6文字以上の見慣れないカタカナの並びが非常に怪しいです。「ハシビロコウ」とかもうわけわかりませんよね。「ハシビ」まではいいのです。「コ」が先に飛び込んでくるのを我慢して3回くらい「ハシビロコウ」と言って習得する感じです。
誤って習得してしまうことも多く、音で聞いて(間違っている…)と思うことも多々あります。
この個性(突然ヒロアカみたいな言い方にしてみた) を持っている人はほかにもいるのでしょうか…会ったことないですけれども…辛いですよね…。
生活に支障がある
このおかしな個性が迷惑をかけるときがあります。
ビジネスシーンで恥ずかしいとかそういうのはもうおいておきましょう。趣味でも困るシーンがあります。それがクロスワードパズルなのです。
自分の考えている物と正解の言葉が違うのですからもう一大事です。
そしてひとつひとつの言葉がシビアに絡んでくるのがクロスワードパズル。
例えば「かんきせん」が「かんせんき」だったらもうクロスしないワードですよ。
昨年発行されたリアル脱出ゲーム10周年本において、佐藤健さんが「クロスワードパズルは謎ではない」という名言を残していました。
ということで私は公演中クロスワードを担当することが多いのですが、うまく読めない単語がちらほらあるので、私は当たっていると思っていても違うこととかありますよね。
幸い私の勘違いでクロスしないパズルになったことはないのですが、結構毎回(これで合ってる…?)と思うことがあります。
それだけではない
まだクロスワードならクロスしないから自分の間違いが明るみに出るタイミングが早いのですが、最悪なのが「問題の読み間違い」、もとい「謎を作り変える」です。
本当に多い。特にパズル系で多い。10個謎があれば3個くらいは読み間違えるかもしれません。そして迷宮入りします。
パズルのマスはすべて通ると勝手に思い込むのは序の口、いつも難解な問題の作り変えを行い、夫に「なんでそうなるの…」と言われます。私にはそう読めるんだ!こっちだって聞きたい!
そうして「わからない」と悩んでいるので、私がわからない謎は案外簡単な謎だったりします。
その瞬間の虚しさたるや。なぜこんな謎に悩んでいたのか…。
こう書いていくと自分がいかに謎解きに向いていないかというのが明るみに出ていくので本日はこれくらいでやめておきましょう…。辛い。