東京メトロを使った謎解き、いわゆる「地下謎」は5年前から開催されていて、すっかり冬の風物詩となっています。
今年は2018年10月1日(月)~2019年1月31日(木)の開催です。
最近では色々な地方や団体が電車を利用した謎解きを行っていますがSCRAPの地下謎がそのはしりなのだろうなと思っております。
今年も駅の魅力がすごい。
タイトル&ストーリー
地下謎への招待状2018
周遊型
探索 ☆☆
謎 ☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆
参加形態 ふたり
東京メトロ沿線
所要時間 11:23スタート→12:30頃中断 15:14再開→(ご飯食べる)→17:56終了 3時間程度
2200円(東京メトロ24時間乗車券付き)
成功
地下謎への招待状とはおぬしが実際に街を歩き、謎解きをしながら次の目的地を見つけ出す「ナゾトキ街歩きゲーム」じゃ。
24時間券と謎解きキットを使って、東京メトロと東京中に隠された謎を解き、ゲームクリアを目指すのじゃ。
所感
過去4年プレイしていますが、こんなにチェックポイントが混んでいるのを初めて見ました。
始まったばかりの頃キットの売り止めをしていた理由がわかりました。
謎解きって流行っているのかもしれませんね!
ひとり、カップル、友人、親子連れ、外国人…本当に色々な方がクリアファイルバックを手に持っていました。
ちなみに知っている人には1人も会わず、やはり謎解きって流行っているのかもしれない…と思いました。
キットを購入できる駅
今回は購入できる駅が増えました。
です。
今回はどこから始めてもあまり無駄のないシステムになっています。謎が得意な人もあんまり自信のない方も楽しめる作りで考えられたとても良い作りだと思いました。
しかしひとつだけ、とても無の境地に陥りそうな駅があります。ネタバレになってしまうので何も言えませんが、その駅から始めてしまったら逆にとても笑えると思います。がんばって。
二人で買うと
二人で、というか一回に二つ買うとタオルハンカチがもらえます。
二人揃って買わなくても大丈夫でした。
今回ペアでプレイしている人が多い印象なのですが、この特典の効果なのかもしれません。
所要時間の目安
私たちは途中中断して他の謎解きに行ってしまったのですが、謎解きに慣れている人が効率よくやれば3時間程度で終わりそうです。
謎解きに慣れていない方は5時間くらい見ておくといいかもしれません。Twitterでは5時間くらいかかっている方が多いようです。
しかし今回はとても食べ物への誘惑の多い場所をめぐる可能性もあるので、ゆっくりやるのが楽しいのかもしれないとも思いました。やはりデートにはもってこいのコンテンツですね。地下謎は。
また、最後は家に持ち帰れる謎なので、チェックポイントが混んでいたら写真を撮ってすぐに立ち去った方がいいかもしれません。
謎の話
昨今、謎やギミックや実装がすごくて満足度の高い周遊謎解きが多い中、実にSCRAPらしさがあり、かつストーリーがない中で駅の魅力を引き出し、地下鉄での移動自体すらを楽しませようとしている面が強く出ていて面白かったです。
そう、地下謎のすごいところは「前に出ているストーリーが一切ないこと」だと私は思っています。
エンディングを見るとその駅を歩ませた隠れストーリー性を感じるのですが、例えば「謎の人物を追う」とか電車でありそうなストーリーが全く一切ないのです。
地下鉄にのり、その駅の知らない一面を見て、謎を解き、次の駅へ行ってまた駅について発見をして進む…という本当に旅をするための謎、なのです。
それがとても良いなと。美味しいものを食べたり、知らないものを知ったりできるのは周遊謎解きの醍醐味ですが、それに専念できますもん。
さて、謎の話です。こちらは初心者、子供から楽しめる謎解きだと思います。
難易度も考えられているので、無理なく広い年齢の方に楽しめる謎でした。ラストが少し難しいと感じるかもしれませんが、どうしてもわからないのであれば最悪ヒントを見てしまうのも方法かと思います。ヒントがとても丁寧なので安心です。
毎回色々な驚きを与えてくれる地下謎は本当に楽しいです。
来年も楽しみにしておりますね!(気が早い)