語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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【ミステリー】密室迷宮倶楽部2019 ~探偵 vs 人工知能「感情と統計の証明」~の感想

タイトルだけ書いて、ミステリーは感想難しいからなぁと下書きに残っていたのです。

MMK。密室迷宮倶楽部。

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が!

 

なんか私すごい点数取って最優秀名探偵になったので

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ちょっと自慢したくてブログ書く気になりました(嫌な奴)(見たか!これが人間だ!(?))

 

正直ミステリーは何回参加しても(という程参加してないけど)基準がよくわからなくて、いや、基準はね示されるんだけど、だいたい回答の写真とか撮らないから(撮れよ)、自信あったのに名前ない!とか、なんでこんな高得点なの?!になりがちで。

 

私1位取ったの2回目なんですが(自慢だ)

 

 

どちらもすごく自信があったわけではありません。

 

 

朝、夫に

「最優秀名探偵じゃん」

と言われて驚いて

「これだからミステリーはやめられないねえ」

と言ったのだけど同行者で同じ推理をしたはずの彼とかなり点差がついていてちょっと気まずい感じになったのは秘密です。

 

私抜け駆けしてなんか書いたのかな…。

 

これもミステリーあるあるですよね。

ほかの皆さんを見ても(ここ一緒に推理してたのにな)という点差はよく見かけます。

 

ストーリー

密室迷宮倶楽部とは……

多種多様な不可解事件を集め、ミステリー好きの皆さまに様々な謎解きを提供するために設立された「密室迷宮倶楽部」。それらの謎を体験できるのは、会員様だけの特典です。是非謎を解きにいらしてください。
今年は、すでに解決した事件から、【探偵AI】が「未解決」と導き出した案件について、皆さまと検証して参りたいと思います。

 

 

所感

ミステリーはネタバレの線引きがよく分からなくて。

でも回答が公開になるのだからネタバレしてるようなものですよね。んんーんんー…

 

MMKは3つの事件を3時間30分くらいで推理するのですが、これがまあ時間が足りない足りない。

 

E-pin企画のミステリーは(あ、私ミステリーナイトは行ったことないけど)基本的に証拠は提示されているので、比較的公平に推理できると思っています。

 

時間が許す限りは何度も証拠品を見ることが出来るので、見る→考える→見る→考える…を、サウナ→水風呂→サウナ…並に(?)繰り返すのですが、考えて「お、これは上手く推理できたのでは?!」となると証拠品がそれを語ってくれると言うか、見方が変わるというか。

 

証拠の裏付けになるのでゾクッとしますよね。

 

また逆も然りなのだけど。

 

点と点が点のままなことも多く「そいつは思いつかなかった…」となることも多いです。

 

特に今年のM3のエパインは演劇は楽しいのだけど、ミステリーとしては個人的にはちょっと微妙でした。

 

こういうのが続くとちょっとミステリーから離れちゃうかもなぁ…と思ってたので、今回のMMKが本当にすごくて「M3との差!」と思っていたとかいないとか…。

 

 

感想

今回は「紐」「道」「崖」という三本でした。

 

ネタバレにならない程度で感想を。ちなみにMMKは証拠品などの写真撮影は禁止なので平気で情報見落とすし、忘れます。

 

私がミステリーでやりたかったのってこういう捜査なのかもしれない…という感じの部屋で、ワクワクしました。

 

コナンくんになった感じですかね!

あれれー?と思いながら見てました。

 

気付けば比較的組み立てやすくなるほどーとなるトリックで楽しく推理が出来ました。

 

1番悩みました。

Aを立てるとBが立たない…みたいな。

 

最終的にAもBも立つと出した結論も、これならば全てで理屈が通るが、本当にこれ…????と思っていました。「A」と「B」で悩んでたのに突然「を」が来た感じというか…。

 

あのトリック説明するのが難しいですよね。「あ、これなら行けるな」と思うけど。思ってから「   本当?  」ってなる。

でもそんな思考ゲームが楽しかった!

 

なるほどこういうのも面白い、と思いました。

 

(これ、簡単では?)と思っていましたが、多分1番ここで点数落としてると答え合わせで思いました。

 

なんだろ、分かっていたのだけど分からなかったというか。分かっていたのに気づかなかったというか…。簡単そうに見えて奥が深い…(というか私に備わっていない能力を必要としていたからかこんがらがったのか…)

 

 

そして全ての捜査(?)が終わったあとに提示される最後の推理。

 

これがすごかった!

ひとつひとつの事件も面白かったのだけど、今回はラストが秀逸でした。

 

仕掛けから伏線からちょっとした違和感からがスっと回収される結末で「そういうことかあああなんだとおおおお」となりました。

 

 

 

…ということでこの夏ははじめてミステリーナイトに行こうかなと思ってます。

夜通しで推理…できるかな…。

楽しみにしております!