語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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絶望に支配された夜の遊園地からの脱出(ヒーロー編)の感想

花やしきっていつ開業したんだっけ…?とWikiを見たら

現在はバンダイナムコアミューズメントの子会社である株式会社花やしきが運営している。

という一文を見つけて心の底から驚きましたなぞこです。

 

あれ、バンダイナムコグループなの!?

(そんな感じが一切ないのが逆に素晴らしい)

 

 タイトル&ストーリー

絶望に支配された夜の遊園地からの脱出(ヒーロー編)

探索 ☆☆☆

謎の難易度 ☆☆☆☆☆

満足度 ☆☆☆☆

花やしき

5人

2800円

失敗

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昼は遊園地、夜は怪人が集うアジト、「絶望の遊園地」。

そこでは世界を変える「絶望未来計画」という計画が進められていた。

その計画も遂に最終段階に入り、60分後に開始されるその時、計画を阻止すべくヒーローがアジトに潜入し、活動を開始した。

ヴィランズとヒーローズの絶望の中での戦いが今始まろうとしている!!

 

 

 

所感

花やしきの謎解きの醍醐味と言えば「演劇の時に出てくるおじさんとおねえさん」だと思っています。

 

あふれ出るオーラは昭和。

そして期待を裏切らない昭和。

妙な安定感。

 

あれです、温故知新。

 

花やしきは1853年(嘉永6年)開園で、日本最初の遊園地なので、昭和でもだいぶ新しいですね。令和に追いつくのは50年後くらいでしょうか。今から楽しみです。

 

今回のメインビジュアルこちらなのですが、

 

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すごいスッとしていると思いません…?どことなく感じる「僕のヒーローアカデミア」…そうか今回はおじさんとおねえさんは出てこないのか…とすら感じられるビジュアルです。

 

しかし!花やしきはメインビジュアルを裏切っても私を裏切らない。

見ていた全員がきっと

昭和…

と思ったであろう世界観が繰り広げられていました。満足です。

 

 

謎の話

今回は「ヒーロー編」と「ヴィラン編」があります。

 

どういうこと?と思いつつ、私はヒロアカではヒーロー(特にデク)推しなので迷いなくヒーローを選びました。しかし会場の7割くらいがヴィランだったような気がするくらいの偏りでした。正直ヒーローの方が多いんだろうなと思っていたので驚きました。

みんな死柄木弔推しなの…(違う)

 

こちら分かれていても開始場所が分かれるとかはなく、どちらもごっちゃごちゃいる中で始まります。ということで(んん?どういうこと???)と状況の把握がしばらくできませんでした。

 

<イベント特徴>

19:00から絶望だ!ただの謎解きゲームじゃ終わらない第11作目の花やしき謎解き!!

夜の花やしき、そこではなんとヒーローとヴィランの攻防戦が繰り広げられていた。

あなたは「ヒーロー」か?それとも「ヴィラン」か?

なりきるストーリーを選び、絶望をかいくぐってそれぞれの任務を遂行せよ!

1つのゲームに2つの視点を持たせた新感覚のリアル謎解きゲームです!

 

そう「1つのゲームに2つの視点を持たせた」ので主軸のお話は同じで、自分がヒーローか、ヴィランかでタスクや謎が異なる、ということです。

 

超簡単に言うと目的はヒーローもヴィランも一緒です。ではなぜ分かれているのか…なるほど混雑の緩和か!と思いました。確かに全然混んでなかったぞヒーロー!(いや、違う!書いてあるじゃないか!「新感覚」だぞなぞこ!)

 

 

今回は久しぶりに「大謎で突き放される花やしきが帰ってきましたね。

 

おととしの8月くらいから「花やしきの謎解きは大謎で突然宇宙になるから一緒行こう」と言っていた友人がようやく満足(?)できる公演だったようです。

最近はちょっとね、難易度が易しめでしたからね。

 

個人的にはなるほどそう来たかこいつは大謎だなあ!と思いました。

 

解説を聞けば「う、うんそうだね」と思うのだけど、そこまで気が回るのかと言われれば私は難しかったかなと。

 

ああ、久しぶりに君は花やしきだね、おかえり…。

という感覚を楽しみました。