公演って「作る」のも大変ですが「作り続ける」のがより大変だと思うんです。
私は数回謎解き公演を作るお手伝いをしたことがありますが、とにかく体力がいる。楽しいし得られるものも多いのですが、なんか色々削られるものも多い。
そんななか、精力的に新作を発表している団体が結構あります。すごいね。
メロディラビリンスもそのような団体の一つで、しかも謎解き好き（謎解きクラスタ）を狙ってくるような公演をしているのが印象的です。
タイトル&ストーリー
謎クラ格付けチェック
探索
謎の難易度 ☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆
参加形態 3人 計6人
自由が丘のレンタルサロン レスピラール
3240円
そっくりさん
ネット上でまことしやかに囁かれていた伝説のイベント。
『プロの謎製作者が作った謎と、素人が作った謎を見極める』
解答者はAかBどちらかを選び、正解なら昇格、不正解なら降格する。
こうやって人々は自身の謎クラ(※)の価値を決めていたという。
そう、謎解きを愛する者ならば、それを作った人物の背景すらも当てられるはず。
今回、その伝説のイベントが再び開催されると聞き、あなたは急いでチケットを購入した。
謎解きではないが究極の謎解きイベント、それが謎クラ格付けチェック。
あなたは運営の用意した緻密な選択問題に正解し、見事《一流謎クラ》の称号を得ることはできるのか？！
謎の話
今日は謎の話からしないと訳わからなくなるから順番逆ね。
ブログで何度も言っていますが、私は謎を解くのが得意ではないです。特に小謎は苦手です。逆に私が解ける謎は分かりやすいということで良い謎だと思っています（勝手）
『プロの謎製作者が作った謎と、素人が作った謎を見極める』ということなら「私の解ける問題がプロなんじゃないか…？」なので、これはいけるんじゃないか…？というよく分からない感覚でチケットを取ったのですが、そっくりさんでした。
公演の説明を聞いて「なるほどそういうことか。こりゃ無理だ！むしろ苦手だ！」と思ったのですが、それでも全体的に楽しく参加できました。
自分のふがいなさはおいておいて、なんだか謎の勉強になったなと思います。何回か「へー」と言いました。
制作始めてみたい人とか行ってみたらいいかもしれないとすら思います。
所感
一言でいうと、テレビの格付けチェック的な感じです。
なので「なぞこがいたらダメな方だろー！」的なあれが実際にありました。失礼だな！（むしろ自分で言っていた）
そんなこんなで謎が解けない私でもガヤ芸人の気分が味わえて、そして妙な一体感が出て楽しかったです。
あと劇的な大逆転（？）があって、できる方もすごいんですけど、できるように作っているのもすごいなと思いました。
きっとあの場にいた人はみんな私よりは謎が解ける人々なのに、結構バラバラになるんですもん。謎が解けない私からするとちょっと嬉しいじゃないですか（？）
そんな感じが面白かったので、あれですね、謎が超解ける方がやっているのを見たいと思いました。
