本日の記事はマーダーミステリーに参加して個人的に思っていること。
10作品くらいしかできていないので偉そうに語るわけではなく、決して作品やプレイヤーに「こうしてほしい」とか「こうするべき」ことではありません。
自分の心地よいプレイが他の人の心地を悪くすることなんてありうるし、このゲーム、もしかしたらプレイヤー全員が「面白かった」という総意を得られないんじゃないかなとすら思っています。
マーダーミステリーとは実は「自分の役職、参加者によって満足度がかなり違う」という当たりはずれの大きいゲームだと思っています。
私はね。私は。
私という人
・謎解きが好き
→謎は解けません。公演数は500くらいいっています。でも解けません。なぞこの七不思議。
・ミステリーイベントが謎よりは得意?
→これも七不思議なのですがE-pin企画のイベントで2回トップ取っているので言ってもいいかなと。謎よりは向いているのかもしれないと思っています。
・人狼は苦手
→特に人狼になると途端にどうしたらいいのかわからない。圧の強い人に負けがち。
・ダンガンロンパが好き
→リアル学級裁判のイベントなどは行っていたし、結構好き。
・TRPG
→やったことない。
・LRAP
→一瞬ハマろうとしたけど遠ざかった。
・好きなもの
「マーダーミステリー」って何?という方はこちらあたりをご覧ください。
すんげえ平たく言うと「私たちの中に犯人がいる…!?」です。
そう、犯人はあなたかもしれないし私かもしれません。
シナリオを読んでその人になり切って犯人を見つける(犯人は逃げ切る)ゲームです。
犯人あての他にもミッションがあり、合計点数で競います。
楽しい点 人間関係が楽しい
犯人ではなくても後ろめたいことのある人がいたりします。というか大体何かしら後ろめたいことがあります。
それをみんなには隠すので、最後の種明かしで「お前たちそういう関係なのかよ…!」となります。
数時間で私はその役として他の役の人と人間関係を築いているので、「お前のことは信じていたのに…!」となること等よくあります。
楽しい。
他にも突然「あなたのことは信用してます!」と言われて(私のシナリオにはあなたのこと何も書いてなかったけどそれはシナリオに書いてあるからなの!?それともなんかも罠!??)となったり、(あいつ、ここには絶対いないはずなのに何でいるの!?)となったり、実社会では起こらないことが多くて面白いです。
楽しい点 自分の人生では絶対にありえないことが起きる
「絶対にありえないこと」ってあるのか?と思っていましたがあるんですね。そんなことをマーダーミステリーで学んだ気がします…。
具体的に言うとですね、私は女性なのですよ。シナリオで男性にしかありえない出来事が起こったりしたとき(こんな気持ちなのか…)と思うとかそんな感じです。
私の好きな形式 犯人以外も嘘がつける公演
多くのゲームは犯人以外は嘘がつけません。(昨日この「マーダーミステリーの代表的なルール」だと思っていたものが、実はちょっとした誤解だった、ということで盛り上がっていましたね)
私の場合、積極的に嘘をつきたいというよりも、自分の背景など結構細かい設定があるので結果として嘘をついてしまうこともあり、そこから「お前が犯人だろ」と言われるとナンセンスだなと思っています。
あとこっちは嘘をついていないと思っているのに、受け手に「嘘だったでしょ」と言われることもあり、ちょっとトラウマ…。
あと、犯人じゃないけどすごい疑われますね!というぜつみょうーな役を引くことが多いので。
「みんな嘘をついても良い」公演に行ったこともありますが、全然問題なく楽しめたので物語の作り方次第なのだと思います。
最後の回答の仕方とか、犯人あてとミッションのバランスにもよるのかなと思います。
私の好きな形式 犯人あて以外のミッションが多い方が好き
これは正反対の意見があると思いますが、私の場合です。
マーダーミステリーにはミッションとそれに見合った点数があります。
「犯人をあてる10点、あなたの大事なものを得る10点、秘密を誰にも知られない10点」など、犯人あてのほかにもミッションがあります。
「犯人あて」は確かに物語としては重要なのですが、それを突き詰めていくと大勢VS1人。のようになってしまうことが多く、なんというか、しんどい。
先日何度か一緒にプレイしている友人が「犯人の演技次第で周りの満足度が違うのではないか」と言っていて、目からうろこでした。
早い段階で気づかれてもしらけるし。その人は騙すようにプレイするけれども、自分が犯人と当ててほしいそうです。そういう方もいるのだなと思いました。
私犯人引くといつも金田一少年の事件簿の犯人みたいな感じになりますけどね。
なんか犯人は当てないといけないのはそうなのだけど、「殺人なんてどうでもよくてそれよりこの壺が欲しい」等と自分の保身に走る行動が人間らしくていいなと思うのです。
私の苦手な形式 密談の強要は苦手
公演によっては密談(2人もしくは3人で会話すること)しかできない、というものもあります。
私は、こう、全体で(この人はどんな人なんだろう…)というのを楽しみたいのです。突然変なこと言いだしたり、なんでそんなこと言うんだろう、見たいのを見ていたいんですよね。
あと密談ってさ、ぼろがでそうで好きじゃないんですよね。
確実にこの人と話した方がいいんだろうなあ…ということが書いてあっても、(私はこ 思っているけれども、あっちは私のことすごい恨んでるかもしれないじゃないか)とか謎の想像力が働き、自分からはお話しに行くことないですね、ほとんど。プレイヤーとしてどうなんだって思うけど。
私の苦手なプレイ 点数をとにかく稼ぎに来る人との対決
マーダーミステリーには点数があります。
「犯人当てる10点、あなたの大事なものを得る10点、秘密を誰にも知られない10点」など、犯人あてのほかにもミッションがあります。
とにかく点数を取りたい人と一緒になったことがあったのですが、その人は完璧に独り勝ちしていったのですよ。すごいよね。
でも(あの人は楽しかったでしょうね………私は全然楽しくなかったなあ…)となって一瞬でもマーダーミステリーやめようかと思ったので、なんかこう、点数に走ってもいいけどせめて自分は満点にするという目標で動いてほしくて、他の人のミッションすべて潰すのはやめて欲しいねえ…と思ったのです。
あまり問題にならない問題点 カードの争奪戦が厳しい
これ、私が参加する公演結構激しいのですけどみなさんどうなんでしょう?
現状のマーダーミステリーはカードを引いて証拠を得ていく…というシステムが多いのですが、欲しいカードが本当に秒でなくなるんですよ。
しかも順番とかないからもう紳士協定というか、近い人有利というか、まあ、それも実際の事件っぽいのですけれども、とにかく秩序がないこともあるのです。なんかどうしたもんかと思うこともあります。
あまり問題にならない問題点 性別で役振りして欲しくないかも
役のことです。
結構男性女性でリアルの性で分けられることが多いのですが、前述のように自分が絶対感じることのない感情を得られるのがこのゲームのいいところでもあるので、性別で分けて欲しくないなと思っています。
まあ、性別ごちゃごちゃだと会話していると訳わからなくなるのですがね!(苦笑)。
でも完全ランダムの方が自分がたまたま引いてしまったキャラクターだからこそ責任取らないとという気持ちになったり、たまたま引いてその人間関係引くのすごくない?というのもあってそれも醍醐味の一つなのかな、と思ったりしています。
今日はお勧め公演書こうと思っていたのにこっち書き出したら筆が止まらなかったぜ………。