そういえば夫や友人とマーダーミステリーに参加するとなんでかその因果がある配役になりやすくて笑ってしまいます。
みなさんもないかな?縁の深い役に縁の深い人がなるってやつ。あれなんなんでしょうね。
ということで(?)マーダーミステリーで1,2を争うくらい人気のシナリオ、「双子島神楽歌」を友人たちと体験してきてめちゃ楽しかったのでその感想です。
タイトル&ストーリー
双子島神楽歌(ハルカゲカグラウタ)
推理度 ☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
Rabbithole
友人10人
約3時間半(説明、エンディング含む)
プレイ人数 8〜10名(9〜10名推奨)
※配役は男性7名:女性3名(9人プレイ時は男性6名:女性3名)
太平洋沖に浮かぶ巫汰児列島(ふたごれっとう)の主島である二つの島、「陽島(はるしま)」と「陰島(かげしま)」。通称「双子島」と呼ばれるこの島で、七年に一度、四月の頭に行われるという珍しい神事の翌朝、巫汰児神社の社殿で、宮司である両儀尊流(りょうぎたける)と、地元有力者の舟護正造(ふなもりしょうぞう)、二名の遺体が発見された。そこに現れた、奇祭マニアで私立探偵の須藤崇法(すどうたかのり)は、島の神事を見学するつもりが、日付を一日まちがえて、今朝の船で島にやってきたらしい。須藤は、隣の陽島の駐在所に連絡を入れ、警官の到着を待つ間、神事に参加した人たちに話を聞くことにした……。
所感
「専門店」というだけあって今日本で一番マーダーミステリーをなり切って遊ぶことのできる空間だと思いました。
こんな感じ。
(写真撮影OKなところです)
また、内装は「探索したい…」という声が聞かれたり。我々は謎解き好きなので。でも探索しても扉は扉なのです(何言ってるかわからないって?実際に見てみよう)
孤島の島とか、昔ながらの神事とか、奇祭マニアとかミステリーっぽい要素が多くて、しかも日本シナリオということで入り込みやすく、ドラマの世界を体験しているような感じになります。
文章量&推理度
マーダーミステリーにおける「成功」とは何か…。と参加する度に考えます。
犯人当てというのがその目的ではあるのですが、追い詰めて追い詰めて最終的にもう自白みたいになった状態の犯人当てても面白くなくない…?
むしろ考えて騙されて「ごまかし上手かったねー!」となる方が面白いと思うのかも。
そうなると犯人の力量も大事というか…人にかかるところが本当に多くて、謎解き以上に各々の物語が紡がれる場なのだなと思います。
そう思うと謎解きともまた違った面白さなんだなと思います。
白黒はっきりしたい人はあまり向いてないのかもしれないとも思います。
謎解きは白黒ハッキリしてないといけないものなので。ミステリー自体が白黒ハッキリしてるのは犯人くらいなのだけど。
犯人指名のシステムも「自分ひとり」「過半数」など色々な方法があるので、自分でコントロールできない部分も多いのです。人生みたいですね(?)
というのもこのシナリオは犯人当てに向かわせるシステムがなかなか秀逸だなと思ったからです。
でも当てられなかったんですけどね。
あとこちらのシナリオ、マーダーミステリーをいくつかプレイして私がぼんやり(こういうシナリオあったら楽しいだろうな~)と思っていたもので、マジかよ、となりました。
色々な方の感想を見ていると、マーダーミステリーとして最初に遊んで欲しいけど最後まで取っておいて欲しい…みたいな意見があって、まるで謎解き界における「ある牢獄からの脱出」みたいだな…と思いました。
1人からでも参加できますし、固めることもチケットが取れれば可能です。興味のある方は是非。