「ようこのむら」と入れると「洋子野村」と出ます。なぞこです。
誰やねん。
さて、マーダーミステリーを20以上プレイしたわけですが、この「妖狐の村」はどの作品よりも時代背景にあっている感じがしたのと、自分たちの物語を紡いでいく感じがすごかったです。
感想戦がはかどるってやつだ!
結構空きもあるので気になっている方の背中を押そうと記事を書きます。
タイトル&ストーリー
妖狐の村
推理度 ☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
人狼倶楽部
8人(結果知り合いが多かった)
プレーヤー人数:8人
プレー時間:2時間(+準備・感想戦 1~2時間)
時は幕末。尾張名古屋の近くに位置する七尾村では、新成人を迎える巫女の成人の儀に合わせて祝典が行われていた。
事件は祝典の5日目に起きる。しきたりによれば、巫女はこれから3日間一人で部屋にこもり、妖狐の庇護の下で子孫を孕むため祈祷を行わなければならない。
しかしこの日の夜、七尾村の村長が川辺に浮かんだ小舟の上で死亡しているのが発見された。そして、村長を殺したのは、どうやらこの村を数百年に渡って守ってきた妖狐らしいのだ……
所感
これは幕末好きの人のハートに火が付いたのを私は見ました。
終わった後「こういうのがやりたかったんだよ!」と彼らは口々に言っていました。
ちなみに私は本当に日本の歴史に弱いので(いやマジで本当にそれはもう皆が驚くほどに)そこまでその部分での感動はなかったです(正直ですみません)が、それでもそんな人でも楽しかったです。
中国のシナリオらしいのですが、日本としての情景もたっぷりで村と巫女、儀式ってもう怪しい世界じゃないですか。大好きですよそういうの。
そこに各々の思惑が絡み合いこじれていく…(?)
マーダーミステリーするたびに「その人っぽい」配役になるなあと感じているのですが、今回もそんなような配役でなんだか超面白かったです。
また、このシナリオは「物語を紡いでいく」、という感じがほかのマーダーミステリーから頭を抜けてものすごい。これは体験してビックリして欲しいのでこれ以上言いませんが、自分が作るならこうしたいな…と思っていたものが現れたので悔しくもありました。何に悔しかったのかはわからないけど。
文章量&推理
こちらはオール密談です。文章量も結構多めです。
オール密談なのでもう推理の難易度は「その人、その回によって違う!」としか言えませんね。
個人的には強制的な密談は嫌いなのですが、このシナリオは「密談である意味」がきちんとしていて、とても楽しかったです。あまりストレスがなかった。なんでだろう…。
逆に密談であることで情報を持っている人といない人がまちまちだったり、なんかすごい勘違いしている人がいたり(その人をそのままにしてみたり)面白かったです。
探索フェイズなどもストレスないし、なんというかすべてにおいてシステムが洗練されていました。
8人そろっている方が断然面白いので迷っている方はぜひ!