よだかのレコード6周年特別公演。
「大会場」公演。
恵比寿に1日だけ現れるという「アトランティス」。
私さ、気付けば毎週東京来ているんですよ。
「1日だけやるよーん」とか突然言いだすから……。
謎の大陸アトランティスからの脱出
フェススタイル
探索 ☆☆☆
謎 ☆☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
参加形態 ツイッターで集いし5人と
恵比寿ガーデンプライス ザ・ガーデンホール
脱出失敗
大西洋の中心に突如あらわれた謎の大陸。
それは古の時代に改定に沈んだと云われる
伝説の島「アトランティス」だった。
アトランティスの出現に数々の冒険者や研究者が調査へと向かった。
しかしアトランティスへ向かった者たちはだれ一人として戻ってくることはなかった。
一体、何があったのだろうか…!?
入ると二度と戻ることのできない魔の森
洞窟に潜む一つ目の巨大な石獣
感染対策は不明 拡散し伝染する恐怖のウイルス
そして
それ以上の脅威がアトランティスには潜んでいるようだ。
あなたの知識とひらめきで謎の大陸アトランティスを攻略し隠されたヒミツを解き明かせ!!
というストーリー
紙芝居
なぞことアトランティス
はじまりはじまり~。
さいきんはさいきん、つい昨日の事であった。
なぞこは謎解きをしに、仙台からはるばる恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホールに向かいましたとさ。
朝から阿佐ヶ谷で諜報(スパイ)活動を4時間こなし、立川に移動し甘味楽園(スイーツパラダイス)でまた諜報(スパイ)した挙句、総理大臣を助けられなかったので、
なぞこ「いっけなーい!ちこくちこくぅー!」
と蝶のように恵比寿の空歩道(スカイウオーク)を走っておりました。
なぞこは、恵比寿という犬を連れた人ばかりの洒落乙(おしゃれ)な場所から漂う、なんか場違い感を感じながら滑り込みセーフで大西洋に浮かぶはずの「アトランティス」にワープして上陸しました。
そのお祭りのような雰囲気。周りの冒険者は見たことのある者が多く、先人の冒険者も見たことある顔が多いことになぞこは目を丸くしました。
何ということでしょう。
仙台からのこのこ来たなぞこでも「あ。どーも」という位の同窓会ぶりです。
なぞこ(1日だけ発生するということはこういうことか)
会場内に入ると広がる景色、そこは、「謎(解き)の島アトランティス」であったとなぞこは思いました。
なぞこ「おっかあ、おらこんな、でっかいよだかさんはじめてだよ!」
そう、そこはだいぶでかいホールでした。
そこに、知っている(知られている)顔がごろごろしていました。
そこに「ふぇすすたいる」なる様子で人が転がっていました。
ビニールシートには乗るべきか、作業台として出るべきか悩んでいたとかいないとか。
【謎解き用語】会場の好きな場所に、チームごとにブルーシートを引いて謎解きに挑む!
— 横森 創(へるお) (@fromhell_nodoka) 2016年10月3日
ロックフェスでよくみる光景から、これを「フェススタイル」と今名付けた!
でも言いすぎると、BBQとか別の遊びがはじまりそう。 pic.twitter.com/uz9HXZSl1k
なぞこはこの島の探索をしていて、大人数を「会場」でさばくための仕掛けが様々なところに散らばっていたことに驚きました。
むしろこれをドラマチックルームでどのようにテストプレイしていたのか、となぞこは大変不思議に思いました。
そうして、謎を解いていくにつれ、なぞこは気が付きました。
(…おらのくつひも、ほどけすぎる…!)
そうです。事前に【スカート危険】とは聞いていたけれども【靴紐よくほどけるスニーカー危険】とは知らず、なぞこは動くたびに靴紐がほどけていたのです。
※帰りの新幹線でもほどけた
なぞこ「おら、うごくのやんだくなってきた」
おかげでなぞこは靴紐を結ぶため無駄に上下に動いて汗がほとばしり、ぐっちゃぐちゃになったということです。
しまいには動くことをやめたということでした。
そんなこんなで、脅威をやっつけ干し芋(嘘)で手なずけて(嘘)アトランティス脱出だ!となったのですが、
なぞこ「おっかあ、おら、この島で、耕せそうな畑は見つけたけれども、脱出できそうなものは何も見つけられないんだ!」
そう、脱出できなかったのです。
そんななぞこはそのままアトランティスで仲間達と平和に暮らしましたとさ。
ふわっふわのパンケーキを焼いて、焼肉屋を作って、畑を耕し、サツマイモから干し芋を作り始めながら、ボードゲームしたり、謎を作ったり、解いたりするということです。
きっと楽しい島になる事でしょう。
めでたしめでたし。
【おしまい】
ここからは最近ちょっと考えていることです。
あ、私はこちらの公演、雰囲気も含め全体的に楽しかったですよ!先に言っておくと。
ただ、中にはよだかの大会場だからもっとなにかしらを期待していた!という方もいるようで。
私ね、謎解きってラーメンみたいなもんだなって最近すごく思っているんです。
「すごくおいしいから行ってみて!」
といわれても
「なにこれくっそうまい!」という時もあれば「うーん?」という時もあるじゃないですか。
結局ラーメンって好みがものすごく分かれる物で、それって謎解きも一緒ではないかと思うんです。
例えば「味噌ラーメン好きー」な人に「豚骨ラーメン」はありませんし、「あっさりしかたべない」人に「ぎっとぎとの背油系」はちょっとですよね。
同じラーメンでも色々です。
謎解きも似たようなもんじゃないかなと。
私みたいな『小謎解けなーい』『ストーリー好き』なのが「本当に難しいリアル脱出ゲーム」に行ったとしてもおそらく全然楽しくないだろうように、私の好きな公演が、みなさんの好きな公演とは限らない。
私の順位がみなさんの順位に当てはまるとは思えないのです。
なので謎解き公演の評価が色々なのは当たり前だと思うのです。
私だってSCRAPのこと、全部好きかって言われたら「霊媒村は嫌いだ」って言いますもん。
でも霊媒村超大好きな方もいますし。
「謎解き」って今までにないものを生み出さなくてはならない、とてつもないパワーが必要な制作物だと思います。
考えられないことをすれば「え」といわれ、
オーソドックスだと「もう少し何か欲しい」といわれ、
2段落ちすれば「ですよね」といわれ、
2段落ちなければ「なんだよ」といわれ、
クリエイトする方は色々大変だろうと本当に思います。
私は謎が作れないので余計にそう思います。
今回私は本当に島を探検しているような気持ちにりました。
よだからしい謎解きに加え、「会場の活かし方がうまかった」と思うので楽しかったです。
本当に靴紐ほどけすぎて大変でした。
ただ、Twitterでいろいろな方の意見を見ていると、中にはよだかのレコードのことだから「よだかのラーメンには干し芋が乗っているらしいぞ!」的な予想以上の爆発力を求めていた方もいたのかもしれません。
なにせよだかのレコードはレスリングでいう「フリースタイル(私定義)」ですから。
私は、私はですがいろいろな意見があってそれでいいんだと思うのですよね。
私はですよ、謎作れない、作ってない私は。
非常に勝手な意見です。ごめんなさい。
でも、謎は作れないけど、何かしら物を作っていた&いる立場として、賛同・賞賛はうれしい、批判は次につなげるものとしてとらえています。
批判があるほど売れている商品だったりします。過去に数百件とクレームが来た商品作ってしまったこともあります。(幼女ごめんよ、てへぺろ)
でもそれを自身の糧としていき、次から生み出すものは進化していくと思っているのです。
私は謎作る人じゃないけど、謎解きも同じようなものじゃないのかなと思っています。
なんだかまとまりませんでした。
つまりこれからも私は作り手様が様々な糧を吸収して作り上げた謎解きがしたいという事です!
よろしくお願いします!!
※私は言うほどラーメン好きじゃないのでラーメンに関しての異論は認めます。