昨日から突然始まったアジト浅草キャンペーンということで、私がアジト史上最も衝撃を受けたこちらの感想を述べようと思います。
私の選ぶおススメアジトの5つには入ると思います。
なんだろう、うまいこと全然言えないけど、「とにかく行け」。
絶望と括目と、脱出したときの気持ちよさは本当に他と比較できなかったです。
Escape from The Red Room
ルーム型
探索 ☆☆
謎 ☆☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆☆
参加形態 まるばつ組3人 男性1人
アジトオブスクラップ浅草
脱出成功(延長あり)
あなたは突然ある部屋に閉じ込められる。そこにはパズルや暗号はない。
ここにあるのは、謎めいた道具、統一された色で作られた壁、そして開かない扉。
もしあなたが言葉を一切話せないとしても、この謎は解き明かすことができる。
あなたは自らの手でこの部屋の扉を開け、ここから脱出しなくてはならない。
「本当にリアルな脱出ゲーム」がここにある。
という状況です。
とにかくとにかくとにかくこれは面白かったです。
あと隠れ鬼に比べてとっても涼しかったので超元気になりました!外気は35度でも赤い部屋はキンキンでした。
仲間4人、知らないお兄さん1人。
赤い部屋で
「まじか」
「どういうことだ」
「もうだめだ…」
「ここから出られない」
「まあ、隠れ鬼の家よりはいいか…」
「そうだね、涼しいしここの方が良いね…お化けもいないし…」
など私たちは絶望を味わっていました。ちょっとした映画の一場面みたいな感じです。
今ならきっと「江ノ島盾子がこれを作ったんじゃないか!モノクマは!コロシアイがががが」と言いだすと思います。
その傍らで一緒だった男性が「みんなこんな感じなんすかね?」とGMに聞いていたのが印象的でした。彼は私たちと違い、あきらめてここに住もうとしていなかったのです。とても冷静でした。
そんな絶望から
「わー!」
「なんだこれー!!!!」
「まじかよすげーーーーーーーー!」
「ひゃっほう!!!!!!」
「楽しい!!!」
が起こりました。
語彙力です!語彙力がスッと奪われます!
そう、このアジトに言葉など必要ないのです!
とはいえ、矛盾しますが、私はこのアジトには言語は必要だと思います。
みなでその喜びを分かち合うための言語が。
そうして、色々カンが発動してすっ飛ばしたりしながら(私は実は全体をあまりよくわかっていない)謎を解き、さあついにラス謎解くぞ、というところまで来ましたが30分経過。
30分公演って1/3の時間は「コトコト」なっているわけですからね。そりゃあっという間ですよ。
私たちが「もう少しで出られるし、延長するかー」と言っていたその時、冷静なお兄さんは「あ、じゃあ僕、もういいんで!」とさっと消え去りました。
我々「!??」
どうやら外で開始時刻に間に合わなかったお連れ様が待っていたようですし、延長の有無など自由なのです。そう自由なのです。
でも少し寂しかったのです。
なぞこの頭の中では「あんなに一緒だったのに(ガンダムSEEDエンディング:See-Saw)」が流れていたとかいないとか。
すぐに脱出成功してもつまらないし、おさらいでもするか…とくまなく調べていたら私ともう1人が知らない情報が。
「なんだよー!あの男!」「まじでなんなのー」とぶーたれているともう一人が
「あ、それ、干し芋を干すんだよ(嘘の行動)彼の言っている事正しいよ」と。
確かにそうでした。
うん。ごめんね、少し寂しかったの。
そんなこんなで部屋の外に出たら冷静な男性がお連れ様と拍手して待ってくださっているではありませんか!
ななななんと待っていてくれたのね!!
なぞこの頭の中では「Belive(ガンダムSEEDオープニング:玉置成実)(ももクロの方じゃない)」が流れていたとかいないとか。
(めっちゃただの不条理なクレーム言っちゃったけど聞こえてないかな…)と思っていたのは内緒です。
このシリーズが増えてくれたら脱出ゲームしたことない人にも勧められそうだと思っています。本当これ考えた人天才。
あとよかったらガンダムSEED見てみてください。