さあ、ついに私が謎解き史上最低最悪だった公演のお話をする時が来ました。
友人なぞちょんの悲劇
ほどではありませんが、
私も「チームワーク(白目)」となったことがあります。
今日はそんな話です。
ある牢獄からの脱出2
ルーム型
探索 ☆☆☆☆
謎 ☆☆☆☆
満足度 ☆☆
参加形態 友人1、女性2人組、子連れ、カップルA、カップルB
アジトオブスクラップGUNKAN東新宿
脱出失敗
絶対脱出不可能と言われた「アジト刑務所」
あなたは、そこから一度は脱出した。しかし、あの刑務所には、まだ解かれていない謎があったのだ。
どうやら、世界的に有名な悲劇の秘宝「楊貴妃の涙」が隠されているらしい。
あなたは一度脱出に成功したエキスパートとして、もう一度アジト刑務所に派遣される。
一方アジト刑務所では、陰惨な事件が起こっていた。
複雑に絡み合った物語の糸と糸が、アジト刑務所で交差する。
その謎を解き明かすのは、あなたしかいない。
というストーリー
友達と2人で牢獄2へ。
「過激な表現」があるとネットに書いてあったので、それってなんだろー!
…ワクワクしていました、
始まる前までは………
そう、それはカップルAとカップルBの喧嘩によって引き起こされた悲劇。
よく間違われるのですが、カップル男女内で喧嘩したわけではありません。
喧嘩したのはカップルとカップル。
つまり
カップルA
VS
カップルB
です。
ファイ!!!
何が起きたのか順番に説明しますね。
カップルA男探索。
「ここには何もありませんねー」
同じ場所をカップルB女探索。
「え、これあったし。何見てたんですか」
カップルA女激おこ「もうあっちいこ」
カップルA 二人だけでおしゃべり
カップルB 二人だけでおしゃべり
友人「なそこおおおおおおおおーこれのヒントないかあああああ」
なぞこ「おう、あるぞちょっと待て」
進む。
その険悪さたるや同行した友人が「一生分くらい謎解いた。もうしばらく謎解き行かなくていいです」というレベルでした。
そんなさ、探索ミスなんて普通にある事じゃないですか。
誰かが見たところに何かがあるなんてルーム型の基本じゃないですか。
探索など二重、三重、四重にやる物ではないですか。
私は基本的に探索も得意ではないので、自分が見つけられなかったものを他の人が同じ場所で見付けたら「天才じゃないのですか」「天才ですかどこにあったんですか」「ていうか天才ですね」と喜びますよ。
というか、
ここはチームワークが大切な謎解きの場なんだぞ!
と心底思いました。
その後カップルを無事にバラバラにすることができたので、私はA男とB男を引き連れて、「過激な表現」の場所を探索しました。
そう、まるでジャンヌダルクのように。はて、女たちはどこへ行ったのだろう。気が付いたら私とカップル男性の片割れ同士しかいなかったのですが。
ということは当の本人たちは大して気にしていなかったのでしょうね。彼女たちがぷいっとしちゃったから「あーあ」と思いながら付き合っていたのでしょうね。
優しいなオイ。
つまり先程の絵はこういう感じなわけですね。
みなさん男と女逆だと思っていたでしょう。
先入観とは謎解きで捨てなくてはならないもののひとつですよ。
まあ、A女は彼氏のことを大好きだったのでしょうね。彼氏をバカにされた感じが自分を馬鹿にされたのならまだしも、許せなかったのでしょうね。そこまで愛する人を見つけられて付き合えて、しかも一緒に謎解きに来られるなんて、とても喜ばしいことだと思いますが、公私混同しないでくれるかな。
あと10秒あれば出られたと思うのです。
つまりただそのカップルA VS カップルB の抗争がなければいけたのだと思います。リアルにあとは干し芋を神棚に掲げる(嘘の方法)だけだったのに…。
そうそう、おれたち、終わってからタイムロスの原因になったカップルAが手をつないでラブラブで帰っていったの見たんだよ…。
それを細い目で見送った私たちの帰り道の話題は「リアル脱出ゲームに来るカップルって何なんだろう。」でした。
場数をそこそここなした今だとわかりますが、カップルでもいいカップルの方が多いです。これは絶対本当に間違いなく。本当に本当に本当に。本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に。
うらやましいです。
共通の趣味!!
理解!!
しかし「史上最低チーム」の時もちらほら感想リプライで送って頂いた中に「彼女が話さない困ったカップル」「ふたりでイチャイチャしていただけのカップル」などの話は聞いたので「2人でやりたい」という方も少数ですがいるようです。
気持ちはわかりますけれども…最近謎解きは謎解きではなくチームワークをしに行っているんじゃないかとつくづく感じるので、2人が良いならその考えを尊重してくれる知り合いで固めてくれるかな…と思います。
ま、ネタになったからいいんだけどねー。
牢獄2については「過激な表現」を含めても結構メンツに左右されるかもしれないとも思いました。