昨年6月に日程的に行けるチャンスがあったのですが、前公演が120分ということを知り、ハシゴできなくなってしまって半年…
正直お寺ってもっと厳しいところだと思っていたのです。
しかし進行の方の「中見てはいけませんので中のものを見ずに中に入っているペンが書けるか確認してください」などのアナウンスにもう暖かさしか感じませんでした…。
築地本願寺×謎解き脱出ゲーム
~天才建築家伊東忠太からの挑戦状~
フィールド型
探索 ☆☆
謎 ☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
参加形態 ツイッターで集いし2人(プラス30人)
脱出成功
あなたは夜の築地本願寺ツアーの参加者。
いよいよツアーに出発と思っていたその矢先…
突然、タイムスリップさせられてしまう。
聞こえてきたのは築地本願寺を作った天才建築家、伊東忠太の声。
元の世界に戻るには謎を解くしかないようだ。
というストーリー
まず、お寺の本堂に大きなスクリーンとプロジェクターがある時点で「えっ」でした。
「このスクリーンの後ろにはご本尊の…」
なぞこ(ご本尊がスクリーン裏に!???)
後方にはパイプオルガンがあるし、とても暖かいし、明るいし、私のイメージのお寺と全く異なります。本当に勝手なイメージばかり先行して申し訳ない。
外観も特徴的な築地本願寺ですが、中もこんなに素敵だとは思いませんでした。
というか入れるんですね。(そこから)
私は謎解きに求められる大きい要素の一つに「ロケーション」があると思っております。
謎解きでなかなか入れないところに入ることができるのは、世界観も相まってとても印象に残ります。
ロケーションと言えば私は昨年参加した、実際に演劇などを行うホールの裏側まで行くことができた「消えた衣裳をさがせ」が思い出深いのです。
その時に非常に多くの謎解きが初めてだろうなという人を目撃し、こういう「行きやすいけど普段はいけない」ところでの謎解きって、いくら「机にかじりついて暗号とか解くわけじゃないんだよ!」と言っても信じてもらえない謎解きで初めて来る方にはもってこいなんじゃないかと思っておりました。
入るだけで楽しいもん。
それが「お寺」であれば。
もしかしたらその最高峰かもしれないと思います。
だって、「そうだ今度の日曜はお寺に行こう」とはなかなか思いませんもの…。
でも「謎解き」があれば、特にすごく謎解きのファンじゃなくても、特にすごく仏教というわけではなくても、行こうという気持ちになるかもしれません。
しかも今回の本願寺は「いつも入れない(夜は入れないと思いますが)わけじゃないけどなかなか入る機会がない」ので、「気に入ったらまた来ることができる」のです。
最後に「こんなに若い方がいっぱいいらして!また来てくださいね!」とおっしゃっておりましたが、お寺に行こうなどものすごくついてない時にお祓いに行こうか…と思うこと以外ではないので純粋にへぇーと思いました。
ということで、この試みはイベント参加率が低く、様子見気質の宮城県でも十分人をあつめることができるだろうなと思ってみておりました。
全国ツアーとかいかがでしょう。
謎解きのストーリーもとても素晴らしいです。
ネタバレになるので詳しくは言えませんがこんなに「なるほど!」と思ったことはありませんでした。
「へー」と「なるほど」を10回くらい言いました。
勉強になり過ぎる。
最後の方はああ、お寺に来るということはこういうお話を聞けるということでもあるのか…としみじみしました。
いい話でした。本当に。
伊東忠太ありがとう。
さて、こちらの公演、上に書いてありますが、あれよあれよといつの間にか33人の仲間が集まりました。
3人×11チームになってはおりましたが、そもそもの母体が大勢ということでテンションが上がったりし、迷惑をおかけした方もいらっしゃると思います。
今後は大勢でもご迷惑かけずに皆さんで楽しく謎解きをできればと思っておりますので引き続きよろしくお願いいたします。
本日の謎解き情報
謎解きじゃないけどね(笑)
【魔法使いと黒猫のウィズ×SCRAP リアルクイズRPG「伝説の魔道士は誰だ!?」2017】
— スクラップ (@scrapmagazine) 2017年2月10日
2015年に開催されたリアルクイズイベントが帰ってきた!
3月10日(金)〜4都市にて開催!
チケットはなんと発売中です!GETせよ!https://t.co/GjFBYy0EhO pic.twitter.com/Q7MQnRipLe