私は一年の時を経て再びここ、「かしいかえん」の前にいました。
「かしいかえん」
どこで切るんだ。
と昨年までは思っていました。
今なら言える。
「香椎(地名)」の「花園」だと。
漢字にするとなんだか分からねえ…!(東北民)
さて、なぜ私がかしいかえんに来たかというと、竜の夜からの脱出を来春東京まで待てなかったのと、前回、夜の魔王城からの脱出で
いつの間にか忽然と消えたメンバーを回収しに来たからです。
リベンジを!と思ってたのですが、なんと数日前に彼はそもそも参加出来なくなり、「お馬さん…!」(詳しくは夜の魔王城のブログ参照)となっておりました。
リアル脱出ゲーム×SEKAI NO OWARI
全国夜の遊園地ツアー
竜の夜からの脱出
スタジアム型
探索 ☆☆
謎 ☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
参加形態 TeamBOCCI(全国4人)
成功
ここは、はるか昔に人々が楽しく遊んで過ごしたという遊園地。
時は流れ・・・
なんと魔法戦争の行われる場となってしまった!
人々は剣や魔法を使い、昼も夜も休まず戦いをつづけていた。そんなある夜、兵士であるあなたは隊長より司令を受けた。
「戦いを終わらせてほしい」この広大な敷地には戦いを終わらせるためのある暗号が眠っているという。
今夜は百万年に一度訪れるという、竜の夜。
果たしてあなたは全ての謎や暗号を解き明かし、目的を達成することが出来るだろうか?
そしてあなたは、どんな決断を下すだろうか?
いい公演でした。
紙質…の話は後にしよう。
SEKAI NO OWARIは前に1度フェスでライブを見たことがあるのですが、見終わった時、私がいつも行くようなアーティストのライブとは一味違った感情になりました。
「とにかくライブたーのしー!」という気持ち以上になんだか生きてることと向き合わないと的な気持ちになるというか…とにかくライブを見られてよかったと思えるアーティストです。
さてこちら、ストーリーの他にもイントロダクションがあります。
ゲームに参加する前にこちらを是非ご確認ください。
ということで私は特段SEKAI NO OWARIのファンではないのですが、それでもこの世界観はすごくSEKAI NO OWARIだったのではないかと思っています。
あ、でもSEKAI NO OWARIを知らなくても全然大丈夫です。
とにかくファンタジー。それでいて現実。ドラゲナイの歌詞で「だけど僕の嫌いな『彼』も彼なりの理由があるとおもうんだ」という所が私はとても好きなのですが、終わってからファンタジーに潜む身近な現実を思い返す、そんな感じです。
謎の話。
今回は(も)同行者が天才すぎたので私は「てんさーい」の掛け声と道案内しかしてないのですが、多くの層が楽しめる謎だったと思います。
昔遊園地だった場所を戦争に終止符を打つためにまさに縦横無尽に駆け巡ります。
解説で湧き上がる歓声に「そこ?!」とつい言ってしまいましたがアーティストのファンも謎を楽しんでいる感じはしました。
一般の方と我々の謎解きに対する気持ち、違いすぎるのでは。小謎の段階で「え、みんなガチじゃん…」と言われたのは少し笑いました。
相変わらず夜の遊園地ということで、暗いです。
「明かりを明かりをくれ」と言っている参加者がいました。明かりゾンビかな。
我々は同行者同士特になにも相談せずとも開場前にヘッドライトとネックライトを持参、装置し
「そこの頭が光っている集団!」
「わーいハゲー」
など楽しんでおりましたが、30分くらいに若い女子に「え、ヘッドライト…」と言われへこむ同行者。
でもね、ガチっぽいかもしれないけどこれが快適にできる最低の装備なんだよ?
私も今回はネックライトに慣れのでうっかりネックライトを頭に装着することなくスマートに使えました。あのね、短くつけるといいよ。首絞めるくらいの勢いで。
うっかりこれ見てしまった謎解き慣れしてないけれども竜の夜からの脱出に行こうとしている方は、まあ、ヘッドライトは抵抗あるかもだからネックライト位持っていくと本当にいいよ?たまに仕事でも使えるし(特殊な仕事)
そして紙質。まじで雨でも大丈夫です。本当に。よくこの紙質にしたなぁ高いだろうにとしみじみ思いました。本当にSCRAPありがとう。
ということで、やっぱり遊園地は楽しいし、謎、物語全体でとても素敵だったのでこれからの方もお楽しみにして欲しいです!