語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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SIX-SENSEの感想

2025年初めての記事です。

今年も公演の感想の文字がメインの古風なブログスタイルでお届けします。

 


自分のブログなのに広告がウザイです。

 

 

タイトル&ストーリー

SIX-SENSE

ホール型
満足度 あえてかきません
参加形態 4人
よだかのレコード ドラマチックルーム

 

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ストーリー

非公開

 

 

 

自分語り

私は大のミステリー小説好きです。


しかし、あの、綾辻行人の「十角館の殺人」を読んでいません。

 


途中まで読みました。館にみんな来たところまで。

そう、何も起こってません。平和。

「十角館の訪問」です。

 

 

なぜ読めないのかというと、この作品が「大傑作」と分かっているからです。

 


「おすすめミステリー」のまず最初に挙がる作品。もう読んでない人はいないですよね、みたいな前振りの紹介文。

 


読みたい!漫画も文庫本もKindleも買った!

文庫本2010年に買ってるから15年寝かせてる!信じられない。引越し3回はしたからもうないかもしれない。

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でも読めない。

 


何故かと言うと…

私はひとつの事に興味が出るととことん深堀したいので、この作品を読んだら「これを超える刺激」を求めてこの手のミステリーを読み漁ると思うからです。

 


そして何を思うのか。

 


「やっぱり十角館の殺人が1番だったなあ」

 


そうなると絶望しかありません。

そして十角館を訪問して物語は止まっています。

 

平和です。変な館です。絶対何か起こるでしょ。

 


人間とは欲が深いです。

いや、私がか。

 

私はこれは美味しい!と思うと買い漁り、そのうちにそんな美味しくなくない…??となることも多く、ホント自分が嫌になります。

 

 

 

また人とは変わっていきます。


マーダーミステリーが日本に入った2019年の夏、私はものすごい勢いでそれに参加していました。


マーダーミステリーをプレイし始めたおそらく日本で先着50人くらいに入っていたと思います。(早いのかなんなのかわからん。)


その頃は自分の人生の中では絶対に感じえない感情を作品で味わうことに醍醐味を感じていました。

 


しかしそれから6年がたち、私は人の人生を背負いたくなくてマダミスをやめました。

 


疲れたのです。

人の感情に自分の感情を持っていかれるのが。それが楽しかったのに。

 

大袈裟かもしれないけど私は私でいいんです。

褒められるのも責められるのも自分の責任がいい。

 


何の話だよ。

B-SIDE の話だよ。

 

 

 

公演の感想

 

昔からの読者の方はご存知かと思いますが、私が謎解きを続けているのはB-SIDE(HAT-CRiハテクリ)のおかげであり、B-SIDE(HAT-CRiハテクリ)のせいであり、B-SIDEのためです。

 

全くなんてことをしてくれたんだよ君は。おかげですっかり謎解きゾンビだよ。

 

詳しくはここら辺読んでみてください。

www.goiryoku-d.com

 

2019年の記事ですが、TOPに大きな変動はないですね。

 

今だとタンブルウィードとかもっと入りそうですけどね。

 


そんな私のこの公演の感想は

 


B-SIDE だったなぁ。

 


です。

 


しみじみ言います。

噛み締めて言います。

 

私自身でしか感じえない感情をきちんと味わえた。


会場もドラマチックルームで良かったな。

 

 

 

 

 

私は自分自身、謎解き好きも古参の域に入ってきていると色々な公演に行って感じます。

 

ピラミッド脱出で一位取っても知り合いいなかったりさ。てか我々が一位なの??いいの??てなったり。

 

あの頃狂ったように、毎週のように謎を解いていた謎解きバーサーカーの友人たちは違う趣味に移行したり、たまにたしなむ程度になったりしています。

 

あと参加しても呟かなかったりね。(ブーメラン)

 

謎解きってその時のその公演、そのメンバーでしか成り立たない体験がありますからね。

 

私は謎解きには謎はいらなくて(10年経っても小謎解けないからね!HAHAHA)、未体験を体験したいがために2014年から趣味として続けているんですよね。

 

 

SIX-SENSEのハッシュタグ見ていると「B-SIDEはじめて」とか「2回目」とかそんな人もたくさん。

 

これからたくさんの未体験に出会える人たちです。

 

謎解きに求めるものはそれぞれかと思いますが、自分の人生において忘れられないなにかに出会えると良いですね。

 

 

 

 

 

 

 

私はこの公演の全てを体験して、十角館の殺人を読もうと決意したのでした。