語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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公演を作ってみた話

いや、誤解だな。

私は公演は作っていない。作っている方のお手伝いをしたに過ぎないと思っております。

 

私が何の団体で何をしたかというのはこちらの記事からどうぞ。 

nazoko-dayo.hatenablog.com

とはいえ引用読むの面倒でしょ。

かいつまむと、九州で行われた謎解きフェスで、30分公演を作る新規謎解き制作団体が爆誕したのですが、そこに所属しているよ、ということです。

 

 

終わってすぐに書こうかと思っていたのですが、なんだか今のタイミングになってしまいました。

 

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良い公演でしたよ!

 

実に制作者すったんらしい良い公演でした。

そしてキャストのみんなが異常にクオリティ高くて笑ったよ!君たち何なのと思ったよ!

 

そして参加して下さったみなさまのありがとうございました!

 

 

 

そんな謎解き公演の制作を通して一言で感じたこと言うと

公演を作り続けることのできる団体、個人は凄い

ということですね。

(あくまでなぞこの所感です)

 

 

本当にすごい。謎解きは身を削って作っていると言っても過言ではないのではないだろうか…!!!

 

 

私は作っていませんからただ出たものをまとめて管理していただけなので(あれ?普段の謎解きと同じだな?)作った人の感想ではなく、作っている人を見ていた感想ですね。

 

 

しかしすごいなあ、なんか本当に尊敬しかないなと思っていました。そして世の中の制作者作ってくれてありがとうって思います。

 

 

  

さて、私は前述していたように出た流れをまとめて、スタッフ用のマニュアルを作って、制作者に「これでいいの?」と聞く役割をしていたのですが、そこで思ったのが「公演の全体の流れを把握するのって本当に大変」ということです。

 

 

万全に理解して書き始めていたはずなのに、途中でわからなくなってきて、最終的に「ここなんだっけえええええ」と連絡する羽目に。

 

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こんな感じです。

な「サルミアッキを提示すればシュールストレミング貰えるんだっけ?」

す「いえ!だめです!シュールストレミングなんてあげたら大変です!あげるのはファッツェルです!!」

な「ああ、そうだよね、そうだそうだ」

 

サルミアッキとはフィンランドのお菓子。見た目はタイヤのかけらですが、味もタイヤ。

シュールストレミングはご存知の方も多いと思いますが、蓋開ける時水中で開けないと数カ月はにおいが取れないスゥエーデンの缶詰。

※ファッツェルとはフィンランドの超美味しいチョコレート。本当に日本人の口に合う。

 

 

そもそも謎が解けないので謎を完全に理解していないのがよろしくなかった。

聞けば「なるほどね!天才!」となるのですが数ページ進むとまた「ここなんだっけえええええ」となるのでもう私はバカなのだなと思っていました。

 

そんなこんなで資料を作ったものの、いや、作ったからこそものすごい不安でいっぱいで本番を迎えたものです。

 

「え、ここはシュールストレミング渡すの?(嘘の指示)」など資料のミスなんてものも 露呈し始め、「そこは違うの!ごめん直すの間違えた!そこはファッツェル(嘘)!」など混乱を極めたものでした。

 

本当に申し訳ない…。

 

クリエイターズはほぼ一人が全体の構成を考えていたので、この複雑な流れを考えて覚えて、デバッグ受けて修正して…を頭の中で組み立てていくとか本当に天才だな…と思ったものです。私もうそこらでシュールストレミング渡しちゃうよ…

 

ということで公演を作るというのは構成、謎という本当に大切な大骨の他にもスタッフがすべてを把握するという重要なミッションがあるのだな…とつくづく思ったというお話でした。

 

多くの天才のアイディアと、スタッフの苦労を食べて私は心が豊かに生きていけています。みなさま本当にありがとうございます。

 

 

 

 

ちなみにサルミアッキだけ手元にあったので写真アップしておきますね。(賞味期限は3年前)

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