その昔
「花やしきで行われる謎解きはラストで突然難しい」
そんな伝説に引き寄せられた6人がいた。
しかし行ってみるとその公演は比較的ライトで、ぶっ飛ばしすぎてラスボスに「本当にこれで終わりですか!」と繰り返し(比喩です)、6人は物足りなさを感じ「また花やしきで会おう」と別れたという…。
そんな私たち
「花やしきキター!」
と思ったらまさかの周遊謎解きでした。
でも周遊だからこそとても楽しかったです。
タイトル&ストーリー
夜の夜桜迷宮と恋の道しるべ
周遊型
探索 ☆☆☆
謎 ☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
参加形態 また花やしきで会おうと別れた7人
プレイ時間 1時間程度
成功
ある日、あなたが夜道を歩いているとまるでこの世のものとは思えない美しさの不思議な狐を見かける。
まるでこちらを案内するかのように遠ざかる狐をあなたは追いかけてしまう。
そして気がつけば不思議な空間に迷い込んでいた。
ここは夜桜迷宮。
桜がキラキラと輝くとても美しい迷宮。
しかし、そこに迷い込んだものは二度と出ることはできない。
あなたはこの美しい空間の中からすべての謎を解き明かし脱出することができるだろうか!?
所感
プレイしている人がたくさんいて驚きました。
いや、なんかひどい言い方かもしれませんが、昨年の12/23からやっているので、(私たちは一度雨天中止で延期で先日リベンジしています)人が少なくなっていてもおかしくない時期だと思っていたのです。
やはり花やしき謎解きには一定のファンがいるのだなと思いました。
そしてなんといってもキラキラピンクの光があふれてとても綺麗でした。インスタ映えするー!なんて誰も言わずに謎を解いていました。
乗り物が動いている花やしきの中を謎解きできるのもなかなかない機会なので、最後に噴水がさくらの曲に合わせて大暴れしているのを
「おおおおー!」
と無駄に大歓声で見られたのも楽しかったです。
あと2週で終わりですが、本物の桜も咲いてきているのでひときわインタ映えしそうですね!
謎の話
まとまっているのかいないのかよくわからない集団だったので、突然ヒントパネルを見ずに答えをはじき出す者たちが現れ、ヒントパネルをわいわい探しにいく者たちがパネルを探して活動拠点に「終わったー?」と戻ってきたら終わっていた、というのがハイライトです。
違います。
NAZO×NAZO劇団らしい茶番もちゃんと要所要所で用意されていますし、彼女たちのアドリブのすごさというか、楽しませようとする気持ちが本当に強くて、謎も実にNAZO劇らしく作られていました。
そしてルミヤシキでやる意味もきちんとありました。
花やしきは机も多いので、皆でワイワイ持ち帰り謎をやっているようなそんな感じでした。
「『よ』がわからないよー」と言えばヒントが出て来るシステム。
最近周遊も楽しいと思えることが多いのは本当に周りの人に恵まれているからだな、と感じる今日この頃でした。