行くつもりなかったのです。
というか、行けなかったのです。
「鬼首の夜弐は夜の部と朝の部の二部構成」
つまり鬼首付近に宿泊推奨ということだったので。
私にとって鬼首に宿泊とは難易度が高い。
「謎解きで宿泊」の難易度は参加が一人であればあるほど難易度が高いです。それに気が合う合わないとかもあるじゃない…一緒の部屋…
県外ならまだ仕方ないかという気持ちになるのでしょうが。
宿泊付き謎解きが夜通しの音楽フェスみたいにもっとメジャーなものになると良いのに
と願ってやみません。
もうひとつ大事な話をすると、私はそもそも車の運転ができません。運転しない方がいい人種だと思っているので控えております。
とにかく私にとって
鬼首は難易度が高い
のです。
しかしグダグダ言いましたが、色々な方のご好意や支えがあり鬼首の夜は再演、弐ともに参加させていただくことが出来ました。
本当にありがたいです。色々ご迷惑かけてしまいました。
が、
おかげで良い体験ができました。
月並みだけどほんとーに衝撃的に楽しかった!
無料とか何考えてんのという感じです。
宿泊型
探索 ☆☆☆
謎 ☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆☆
参加形態 友人2人 ソロ3人
オニコウベ山荘
脱出失敗(途中離脱ごめんなさい)
あれから1年 再び起こる事件・・・
鬼首の夜 あれから1年
山荘もようやく一部の営業を再開した。 しかし あの出来事の影響か利用者はまだまばらであった。 そんな中、山荘で今度は映画の発表会が行われることになる。
それは『鬼の数え唄』という山荘での出来事をモチーフにした内容だった。
……それにしても、なんでわざわざあの山荘で!?
疑問の声も多かったが、監督の強い意向で発表会は開かれることになった。「……こいつは何かありそうだな」
この発表会を知り声をあげたのは、これまでいくつもスクープを挙げてきた業界でも有名な先輩記者。「おまえたちも一緒に来い!」
その先輩記者に声をかけられ、私も取材メンバーの一員として鬼首に向かうことになった。。。
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夜の山荘 もう一つの数え唄 繰り返される事件。
あなたはすべての謎を解き、真相を解き明かすことができるだろうか。
というストーリー
あー、一年ぶりの山荘だなー(棒)
私、考えて、というか企画していたんですよ「宿泊を伴う謎解き」。
実現しなかったのですが。
まあ、お仕事でもあり、結構本気で考えて、考えた結果、「宿泊させるなら…自分が参加した時に嬉しいこと詰め込んじゃえ☆」というものができたのです。
それがなんとこの公演に全部入っていたのです。しかもさすが「夜だからこそ」「山荘に閉じ込められているからこそ」のプラス要素すらありました。
なんかね、笑えて来ちゃいました。
あ、ストーリーは全然違いますけどね。
そして、それを実際に体験して出た言葉が
「とんでもないイベントだった」
です。
自分が嬉しいこと、紙で書くのは簡単でしたが、実際に体験してみたら運営も大変だったろうし、今年最高の「ツラ楽しい」イベントでした。
企画段階ではこうだったらいいな~☆、謎解き好きな人はこうだろうな~☆、とか思っていましたが、それに直面すると謎解き好きでも、
「ババァアン!」
「メメタァ」
(ジョジョ参照)
となりますね。
色々安易に考えてはならんぞ、諸君。(教訓)
さて、謎のこと。
謎自体の難易度はさほど高くありませんし、初心者でもたぶんいつかは解けるし「解いたな」という満足は得られる構成だと思いました。
そして、相変わらず金田一少年的な山荘をふんだんに使った謎解きでした。
壱よりも体感的な謎が多かった気がします。
我々、壱をやった直後だったためやや先走りました。壱とのバランスをうまくコントロールしてるなぁと感心したりしました。
途中「マジで!うわーすごいなこれ本当に楽しいなぁー」と叫び、「ホラーないとか言うけど雰囲気ホラーだよ」と思いつつ、そんな感じで90分続きました。
21時くらいにはテンションあがりすぎて大喜利みたいな謎の解き方し始めたくらいです。
そして家に帰ってから無駄に怖かったです。
(ホラーはではない)
私は本日行われた朝の部には残念ながら参加する事は出来なかったのですが、これは誰がなんといおうと鬼首付近に宿を取るべき公演だったなと今切に思っています。
自分が企画した公演だってそういう構成だったじゃないか!と朝にまた笑いました。
本当に気が合う。(そうじゃない)
私のような宿泊しなかった者があまり大きな声では言えないのですが、各日30人ほどしか参加出来ないのがもったいなかったです。このつら楽しさ知ってるのが世の中に100人いないとは...。
自立心の強い(?)謎クラスタらしくないことを言いますが、ひとつお願いするならば、どこに肩入れしては行けないということがあるのだとは思いますが宿の斡旋があるとうれしかったです。
山荘との位置関係で近い施設など分かればまだイメージ湧く方も多かったのでは。
自転車レースのイベントは朝の5時とかにスタートのことが多いため、前の日前夜祭からの参加の方が多いのです。その際に前夜祭会場から宿(主に民宿)へ送り迎えがあることもあり非常に便利です。嬉しいサービスです。
ぜひとも謎解き好きな方にはお越しいただきたかったという気持ちが先走りましたので、いまから送られてきた解説動画見てみます...