語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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【LARP】生贄たちの挑戦に参加してきた

いろいろなタイミングが合わさってこちらのイベントに参加できる機会がありました。

 

LARP…なんて読むのだろうか、というところからでした。

 

つまり、まったくの、初心者!!!

 

ひっさしぶりに超ドキドキして会場に行きました。(会場は見慣れたアニメストリート)

 

「ラープ」と読むそうです。

LARPとはライブアクションロールプレイングのことで、Wikipediaによると…、

ライブRPG、またはライブアクションRPG(Live action role-playing game)はロールプレイングゲームの1形態で、現実世界でプレイヤーの身体的行動を大きく伴う。略称としてLARPとも呼ばれる。
例えばホテルなどの広い場所を借り切って、会場のところどころに配置された複数のゲームマスター (GM) が、プレイヤーにゲームの状況説明や次の行動の指示をし、プレイヤーがあちこち歩き回ってゲームを進めたりする。

ということです。

 

グーグル検索で「LARP」を調べるとなんかかっこいい外国人が戦場らしきところでめちゃ戦っているのですが、今回参加したのはめっちゃ戦うものではなく、謎解き要素もあった(それを知って参加はしていません、たまたまです)ホラーミステリーもの(と言っていいのか何分初心者なのでわからないのですが)でした。

 

今回参加したものはオバケンとLARPを各地で開催しているCLOSSとのコラボでした。

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ちゃんとした紹介記事はこちらからご覧ください。

※私の感覚からすると結構なネタバレ要素があるので見ないほうがいい方は見ないでください。問題ない箇所はこれから先で引用しています。

www.inside-games.jp

 

ストーリーはこちら。

嵐の夜、貴方はある洋館へと逃げ込む。やっとの思いで、扉を開けた貴方は、血まみれの肉の塊を目撃し、驚愕する。酷い腐臭、血みどろの肉塊。貴方は危険を感じる。だがその部屋からは出られない。

やがて、恐ろしき名状し難い者が目の前に現れ、貴方は死ぬ。気付いた時、貴方はある洋館へと逃げ込む。貴方はその洋館で迷い、ある一室にいる。

 

あのね、面白かった。

 

 

また違った世界を覗けたことでとてもうれしかったです。チケット高かったけど参加出来てよかった。

 

 

ホラーイベントを多数仕掛けているオバケンがかかわっているということで正真正銘の

ホラーものです。

 

なんだろう、最近謎解きで怖さ味わい続けているからそれに比べると心理的ショック、というわけではないのですが実際怖かったです。

 

キャラクターが衝撃を受けると「SAN値:正気度を示すパラメーター」というものが削られていく場合があるのですが、そうではなく「リアルでSAN値削られるわ」と言っていました。

キャラクターになりきっている状態じゃないのですが「うおおおおお」「ぎゃああああ」と言ってましたからね。15分に一回くらい。

 

 

こちらのゲームルールがありまして、

実はゲームの目的にも表裏があり、表の目的は「死なずに洋館から脱出すること」、そして裏の目的は「マスカレイドシステムに書かれている真の目的を達成すること」なのです。裏の設定・目的は明かしても明かさなくてもOK。中には個人での達成は難しそうなものもあり、このシステムからも自然と協力が生まれるようになっています。

(INSIDE体験記事より)

 

そうなんです。すごく疑心暗鬼ながらも協力体制でした。

怪しい人がいて、何でそんなに干し芋(噓のアイテム)ほしがるんだよ…

と思いつつも目的は「死なずに洋館から脱出すること」なのでしぶしぶ協力を始めたりします。

 

みなさん「プレイイン」(物語に入り込む言葉)すると同時にそのキャラクターになりきるものだから、初心者の私は「!??」となりましたが、素人役者みたいな私にも皆さん優しいので、謎解きと違ってぎすぎすしないなあ!とうれしかったです。

結局最後まで自分が何者か言うの忘れてましたからね。

 

 

あと今回のテーマが「部屋からの脱出」でしたので、ちょっとくらいは私の謎解きスキル(キャラクターに備わっているものではない)も使えて楽しかったです。

 

なぞこ「え。だってこれ干し芋食べるってことですよね?(嘘の行動)」

みな「えええ?なんで??根拠は?」

なぞこ「さっき干し芋やさんが言ってました…(嘘の行動)」

みな(本当かよ)

みたいなことがありました。

 

 

また、上記にありますが「マスカレードシステム」ということで本当の目的と仮面の目的があるのですが、最後に「私の本当の目的はこうだったんですよねえ」とみんなで話したのがなんか「お前だからあのときあんな行動していたのかよー!」となって面白かったです。

 

劇中ではあんな感じたったのに、実際はいい人そうじゃん!笑うんだ!みたいな。

 

実は今回、ここが一番楽しかったかもしれません。

 

しかし次の用事があってすぐに出てしまったのがもったいなかったです。3時間程度もかかるとは思ってもみなかった…。(ちゃんと調べてから行け)

 

私たちの場合は2時間15分くらいで終わったのですが、一番心に響いた言葉は「トイレはいつ行ってもいいですからね」でした。本当に。行かなかったけれども、安心感が全く違います。

  

 

今回私は「クトゥルフ神話」も「LRAP」もなーんもわからない状態で、でもやってみないとわからないからという好奇心だけで行きました。(行きたくて好きでチケット取れなかった方は本当に申し訳ございません)

 

慣れれば慣れるほど違った楽しみがあるんだろうなとは思いましたが、謎解きとは違ってまったくの素人でもその中に存在するだけで楽しかったです。

 

いろいろな世界があるものですね。自分が知らないことをもっと見てみたいと思いました。