語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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惜しかった話

「もう少しで脱出成功できたのに!惜しかった」と言う感想をよく聞きます。

同義語として「クリアしたも同然だよー!」があります。 

 

 

「あと5分あれば」から「あと5秒あれば」までその惜しさは色々あり、たまに「あと15分あれば」など「それはだいぶあればだね?」ということもあります。

 

 

ということでアンケートをとりました。

こんなよくわからないアンケートに答えてくれた140人の皆さまありがとうございました。

 

ほらね!

 

なんの説明もなんの詳細もなくても72%が「惜しかった」って言うんだよ!

 

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突然なんだと言うと、「惜しかった」の汎用性の高さと満足度の高さに感心しているのです。

 

 

私はブログを書く時にかなり前に参加した公演は、書き溜めていた備忘録を見ることが多いのです。それは2年以上前の公演が多いのですが、その備忘録にでるわでるわ「惜しかった」。

 

今の私が冷静に考えるのです。

 

「本当に惜しかったのでしょうか」

 

たぶん当時の私達は「(二段オチ公演で)一段目まで行けたら『惜しかった』」と言っていたのだと思います。

 

いまなら

はっ?

って感じだけど…。

 

 

そういえば、USJコナンも多くのコナンファンが「惜しかった―」と言っているのです。個人的にはあの公演は初心者さんが「惜しかった―」と感じるポイントがとてもたくさんあると思っております。感想のツイート読んでてなるほど、と思うことは本当に多いです。

後で詳しく書きますが、「惜しかった」は満足度に直結すると私は思うのです。なので、そういった意味ではUSJコナンは良公演なのかもしれません。

 

 

あとは最近だとバハムート。

あれは失敗謎解き詳しい勢の大体が「惜しかった」と言っている印象です。あれも「惜しかった」ポイントが多くて非常に面白い。

 

 

あとアジトなどでもよく聞かれる「惜しかった」。

ルーム型はGMが本当にうまい具合でヒントとかきっかけ出してくれるから初心者でも本当に惜しいところまで持ってきてもらえるんですよね。あの絶妙さが本当に神の領域に入っていると思います。

 

 

 

 

そして少し謎解きに慣れてきた今良く出る言葉は「あと5分あれば」ですね。それは、そういう難易度調整してるからだし、あと5分あったら解ける、それは普通そうなんだと思います。  

 

つまり君が多用する「あと5分あれば」は失敗なのだよ!

フハハハハ。

その謎を30分位で解いている者たちもいるのだぞ!

(誰)

 

 

つまり「惜しかった」も「あと5分」も言っている意味は同じなんだなぁって思っています。

 

 

そんな「惜しかった」「あと5分あれば」というのは謎解きにおいてとても重要な感情だと私は思っているのです。

 

基本悔しさがないと次に行きたいと思わないと思うのです。

小謎で終わってしまったらもう脱出成功なんて仙台から富士山見ようとしている位無謀だと思うのですよね。

 

実際私は初めてのホール型の「眠れる森からの脱出」がそれで、中謎その1くらいで終わってしまって、正直何の感情もわきませんでした。

「あ、うん」(「ぼくは王さま」風に)

って感じ。

 

 正直そのままなぜ謎解きを続けたのかはよくわからなくて、アジトがやりたかったからか、遠征の予定がすでにあったからかわかりませんが、本当にそのままやめてもおかしくないほどの「無」でした。

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いまなら全く歯が立たないことも楽しいと思えるのですが、やはり初めての頃は「意味わかんない」「向いてない」「やっぱり無理」となってしまうと思うのです。

 

 

そうなってしまわないように「惜しかった」と言うのはとてもすごい感情なのです。

 

そしてそのように思わせる公演運営さんも素晴らしいと思います。

 

 

そして私は「惜しかった」マシーンとして日々いろいろな「惜しかった」語録を生み出していくことでしょう…

(なんの記事だったのだろう)