謎解きで知り合った人と仕事をしてみたい…と思うことは多いのですが、それは情報共有と役割分担がスッとできるからです。鍛えられた謎解き民は素晴らしい。
しかしふと考えることがあります。
逆はどうなんだ…と。
ということで今回は
いつも一緒に仕事をしている人と謎解きに行ったらどうなるかな
という妄想物語を書いてみようと思います。
会社を辞める人の多くの理由が「人」にあるというのを昔何かの記事で読んで、そうだなあ…と思っていたのですが、趣味で地獄を味わってみたいと思います。
妄想で。
選ばれたメンバーはこちら!
1、私なぞこ
2、やたら声の大きい人
3、上司1
4、上司2
5、同僚
6、後輩をやたらいじめる人
公演はオーソドックスなホール型
STEPは1から4までの小謎、中謎、中謎、大謎、二段オチみたいな公演
チェックポイントには全員で行くルール
さて、脱出成功するのでしょうか!
STEP1
な「封筒開けます。内容物確認してください」
声「はーい(声大)」
同「え、私開けようと思ってたのに」
いじめ「封筒開けるのも下手なのかよとっとと出せよ」
上1,2 微動だにせず
な「これ解いて下さい―」
上1「うーんこれは難しいなあ(棒)」
上2「謎解きとかやったことないからわかんないなあー」
声「この答さ!ポテトヘッドじゃない!??(声大)」
な「あ、この小謎答えは『干し芋』…」
同「そうそう、私もそれ干し芋だと思ってたんだよね!」
上2「へー。同僚ちゃんすごいねえ」
STEP2
な「みんなであっちの営業部で柏手打ってハンコ貰いに行きましょう!」
いじめ「は?なんでみんなで行くの?お前ひとりで行け」
な「みんなで行かないといけないんです!」
上2「足痛い」
仕方なく移動
~チェックポイント~
な「ではみなさんせーの」
3人くらい 『パン…』
上1「え?なにすんの??」
声「柏手打つんだって(声大)」
いじめ「最初っからそう言えよ。わかんねーだろ」
STEP3
上2「ところでさっきの柏手はなんでやったの?」
同「あれはこの謎で「かみさまのうえよめ」って出て…」
な「これ、解き直しでーす。前解いた方お願いしますー」
上2「何解いたか覚えてないなあ」
いじめ「お前全員分覚えてスッと出せよなあ!」
上1「うーんこれは難しいなあ(棒)」
声「ねえねえこれ、ポテトヘッドがウィーラーになったんだけど!!(声大)」
同「そうだよね!うんうん!私も今それ思った!」
な「じゃあ今度は人事部に行ってみんなの給与明細見ますよ。みなさん合言葉は『システム・ログイン』ですからね」
上2「足痛い」
STEP4
な「せーの」
声「システム・ログイン(声大)」
(かき消される)
上2「えーそれでなんでシステム・ログインで見られたの?」
同「あれはこの謎で封筒透かすと出て…」
な「これ大謎かな」
上1「ああ、大謎な(棒)」
声「これ終れば成功なのねー!!!(声大)」
な「なんだろう…」
いじめ「なんだろうじゃねえよ!早く解けよ!お前謎解き得意だろう!!!」
な「あ、これもしかして『社長万歳』になるのかな…」
同「あ、やっぱり?私も今それ思ったところ!」
上1「同僚ちゃんすげえな」
上2「え?なになに???どうしたの????」
声「『社長万歳』なにそれすご!!!(声大)」
な「でもな…このタイムカードまだ使ってないのですよね。給与明細にも私の給与明細がなかったのです。私、この会社の社員なのかな…」
いじめ「は???何言ってんの?」
上1「それなー(棒)」
声「え?どういうこと??(声大)」
同「うん、私もそうかなって思ってた」
上2「同僚ちゃんさすが」
な「でも何をどうしたらいいかわからないのです…」
いじめ「あと3分しかねえぞ!!!」
上2「え?なになに??」
上1「難しいなー(棒)」
同「やっぱりこれつかうよね」
声「えええーーーーーまじでーーーーもう終わるの―――早くなーい(声大)」
解説
な(ああなるほど…)
同「絶対そうだと思ってたんだよね…!タイムカード」
上2「同僚ちゃんさすがだなあ」
いじめ「なぞこなんだよ役に立たねえなあ!!!」
上1「まあ、仕方ないよね!次がんばろ!」
声「難しいねーでも楽しかった!(声大)」
辛い…辛かった…もう一緒に行きたくない…
(行ってない)