語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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シン・ゴジラからの脱出の感想

最近私は謎解きに行くときにコスプレ…とまではいかなくてもその世界観に近いものを着たり、身につけたりしていくことが増えました。

少なくとも謎解きは「非日常」であり、それを体験しに行くのだから自分も「非日常」の人に近い格好で行ったほうが楽しいのではないか、というのがその理由です。

 

結果、楽しいです。(周りへの配慮とか一応気にしていますが、足りてなかったらすみません…)

 

この日のハシゴは

アンドロイド工場からの脱出→アイドルは100万回死ぬ2→シン・ゴジラからの脱出

の豪華3ハシゴ。

 

着ていくものは

ユニクロの白パーカー→玉ノフ(ももいろクローバーZ玉井推し)→巨災対

と、短時間に着る物が目まぐるしく変わります。

 

仙台からの荷物の大半はこの日のための衣装でした。

 

さて、なぜ着る物の話をしているかと言うと、シン・ゴジラからの脱出は制作者の方々が「シン・ゴジラならいつも着ているスーツや作業着がコスプレになる!」と言っていたからです。

 

なるほど…そうであれば今まではコスプレちょっと恥ずかしいと思った人にもコスプレのチャンスがこの公演にはあるということですね!私はスーツや作業着を着る仕事したことないですけどね!(当日はチームメイトがTシャツ作ってきてくれました)

 

作品名&ストーリー

シン・ゴジラからの脱出

ホール型

探索 ☆☆

謎  ☆☆☆

満足度 ☆☆☆☆☆

参加形態 巨災対的な4人

東京ミステリーサーカス地下ヒミツキチラボ大ホール

成功

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「東京にゴジラ襲来」

そのニュースに日本の平和は一瞬で崩れ去った。東京の全てを破壊しながら歩を進めるゴジラ。このままでは日本は壊滅してしまう。

政府はゴジラから日本を守るべく各界のエキスパートを集めた対策本部、通称「巨災対」を新宿歌舞伎町に設置。あなたはその巨災対の一員だ。

あなたが使う武器は日本。自衛隊、研究所、霞が関

日本のすべてを駆使しなければゴジラは倒せない。

決死の覚悟であなたは受話器を取った。

「総理、ゴジラを倒す作戦があります」

いま、日本の存亡をかけた戦いが火蓋を落とす。

あなた対ゴジラ

勝つのはどちらか。

 

 

所感

コラボ謎解きの時に議論になる「予習したほうが良いのか」に関しては、私は予習(その作品を見たり、ゲームをプレイすること)をした方が良いと思っております。何故って、その世界に入るんだから、その世界の事を知っていた方が絶対ワクワクすると思うからです。

 

予習してないからつまらないとか解けない、と言うことは現在の謎解き公演に関してはないと断言できるほどないと思っています。

 

しかし予習したほうが自らが面白いと感じる幅が断然広がるのです。だったら予習したほうが得じゃん、と思っております。

 

 

私はさほどシン・ゴジラのファンではありませんが、参加する前にもう一度見ておいて本当に良かったと思いました。

 

おそらく見たことがない人でも楽しいと思います。

ゴジラ」を倒す作戦を考える謎解き、として見てもとても素晴らしいと思える公演だからです。

 

しかしシン・ゴジラを見てから行った人は「ああ、これ巨災対だ…!!私!日本救う!!」と思うポイントが本当にいくつもいくつもあって、これだけ映画の世界に自分たちが入ることが出来るってあるんだな、という素敵な公演でした。

 

 

絶対だめだとはわかっているのですが、もう一回映画を見て、もう一回公演に参加したらまた違う発見があるのだろうなと思っていたり。絶対だめですけれどもね!!

 

 

謎の感想

この公演で創り出されるのは、謎の回答というか「ゴジラをいかに止めることが出来るのか」という作戦です。

 

実際映画でもゴジラの研究をしていた人が遺した暗号を解く…という謎解きっぽさがある所があります。映画を見た時(シン・ゴジラは謎解きだったのか…)と思ったところもありました。

 

その作業を行い、作戦を自分が考えるということに「うはー!」となりました。

私は日本や世界を股に掛けこの「超巨大生物」をいかにして沈静化するのか、60分で考え尽くした感じです。

 

何も解いてないけど!

 

「なんで?なんで?」としか言ってないけど!!

 

 

 

先日のドラえもんでも感じたのですが、最近のSCRAPのコラボは謎をうまくその世界観に入れ込んでいるなと思っていますが、この公演はまさにそれでした。

「謎を解く」というよりも「その作品に入り込む」ことを「謎」という道具を使ってうまく演出してくれているなと。

是非コナンもコナンが映画並みに活躍するコンテンツにしてくださいね!!!(そこ)