「脱出がしたいです」となぞこは言われました。
そりゃ私も毎日したいです。
違うんです。
「脱出(成功)がしたいです」ということなのです。
そうね、そりゃ私も毎回成功したいですよ。
この言葉を発した初心者の友人は東京在中で、私が東京の公演に行くときに連れまわしていたものの、私もまだまだはまって1年くらいで、そうそう脱出成功はできておりませんでした。
完全なる単なる自分の力不足!!!!
しかしこればかりは仕方がない、「脱出ゲームの構成」に重きを置き、そこをこねくりまわしんぐすることが好きな私は「謎解き」自体は得意ではないのです。
※だからWEB謎とかやらない
どうする…どうするなぞこ…!!!!!!!
ごそごそごそ…(おなかにあるポケットをまさぐっています)
じゃっじゃじゃーん
終わらない学級会からの脱出
ホール型
探索 ☆
謎 ☆
満足度 ☆☆☆☆
参加形態 友人、2人組女子、2人組男子
原宿ヒミツキチオブスクラップ
脱出成功
チャイムが鳴る。起立、礼、着席。教師が話し出す。配られるプリント。
いつもの風景。しかしなぜだろう。さっきも同じことがあった気がする。
終わらない学級会が繰り返されている。
ここをなんとかして抜け出さなくてはならない。
次第に明らかになるこの終わらない学級会の秘密とは。
あなたは仲間と協力して、この不思議な空間から脱出することができるだろうか?
これなら…!!
脱出率80%だもん…!!
ということで「成功したいんだよね?たぶん成功できると思うから、これいこ」と誘いました。
そう、私は言いました「成功できると思うから」。
こんな強気なセリフが自分から出たことに驚きと共に、変にカタルシスを感じました。
オマエのこと、脱出させてあげっからよ……!!
※新一風に
本当にこの公演には驚かされました。
学級会……そう学級会なのです!私は終わらない学級会をしている!はやく掃除して帰りたい!!!(ような帰りたくないような)
なんか机も女3、男3の良い感じの分配だし!大体男子が解いてるし!!!
※こればかりはたまたま
そうして学級委員長が生まれる瞬間を目撃し、「こんなのSCRAPの公演じゃ体験したことないワアアアアア!」という謎に取り囲まれ、初期の作品の醍醐味を感じました。
本当に今では絶対に(とは言えないけど90%)体験できないことするから、少しでも興味を持った方は再演に参加してみるといいと思います。
ということで成功したので
私「成功してよかったねえ!!小謎解いてたじゃんすごいねえ!!!」
友「うん」
めでたしめでたし…!
なおその後、友人を金田一4に連れて行ったら小謎に圧倒され、また自信を失い、なぞこは連れて行かなきゃよかったと思いましたとさ。