ファボリ3公演目は「今夜はナゾトレ」でもおなじみのAnotherVision。
実は前の日五月祭でシェドバをプレイしたので、二日連続アナビという贅沢な体験でした。
「次は『ニブンノイチデスマッチでしょ?』」
「そう『ニブンノイチデスマッチ』」
「まさか新郎と新婦に分かれてデスマッチなのでは…」
「あれ?『デス』ないよ!」
「え!?」
という不穏な会話が休憩中に繰り広げられていました。
おい、そこの君たち、これは結婚式の二次会だぞ☆
S.I.M.と公演順が前後したり、なんだかとっても大変そうだったなと言うことはちょっと見えていたのですが、いや、この公演の完成度を考えると、そりゃね!本当にお疲れ様!ありがとう!という月並みなセリフしか出てこないのでした。
本当に凄い公演を体験してしまった…。
ニブンノイチマッチ
ホール型
探索 ☆☆☆
謎 ☆☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆☆
参加形態 8番テーブルの5人
とあるホール
失敗
生き残れるのは半分だけ
ほら、半分しか生き残れないって言ってるじゃん。
だからデスマッチとか思っちゃったんだよ!(責任転嫁)
一言で言おう、
こいつは凄い公演だった。
適した環境と人手が必要なのはわかる。
私たちもシステムの問題で結構大変だった…!(スタッフさんも大変そうだった…!)(本当にお世話になりました…!!)
でもそこに不満はないし、それでも楽しかったと思えるのだから、これは再演すべきだ!
多くの謎解き好きな人に体験してもらった方が良い!
しかも結構なコアな人たちに!!!
オープニング画像もかっこよかったし、エンディングもとてもよかった!!!だから、多くの人に見てほしい!!
という選挙演説が始まってしまいそうな感じの公演でした。
解説で「あっ」となった私たち的には「成功したも同然」(謎解きあるある)だったわけですが、成功は1チームのみ。
難易度は察してください。
こればかりはとても小学生では解けないと思います。本当にいわゆる「クラスタ」向けの謎解きでした。
しかしなんだかすごかったなあ。
一つ一つが手ごわすぎて自分たちの進度がとても不安になってたまらなかったけれども、ラストまでは行けたし、リアル「あと5分」体験だったし、一つ一つを丁寧に紐解いていくとすべてがスッと一つの物語に集約していくのが目の前で見られた感じの公演でした。
最後になんか文字がね、本にばばばばばって飛び込んでいってその本を手にしたような、そんな印象を受けた公演でした。
全てに理由があって、仕掛けがすごくて、だからこうなのかと納得できるのでとてもいい体験ができました。
色々な体験ができるのが謎解きの私の好きなところなのですが、ニブンノイチマッチはたった60分で色々な感覚を揺さぶられて、久しぶりに謎解きの面白みを強く感じた公演でした。
再演大変かもだけど、是非やって欲しいです。プレイした側からも強く希望いたします!
(あと、ついでに私がプレイしてないアナビのコンテンツ全部再演して欲しいですね!)(突然の自分勝手)