ファボリ最後の4公演目。零狐春です。
色々なことが重なり、この公演は20時開演になりました。
私の選択肢は2つでした。
1、新幹線の終電は21:44。最寄り駅から21:20くらいに出れば間に合う時間。つまり、公演の途中で帰る。
2、20時までは今晩発の高速バスが確保できる。つまり、高速バスで帰る。
私はちょっとだけ迷ったふりして「翌日に響かない高速バス」が残っているか確認。残っていたので即確保。そしてモバイルスイカの新幹線乗車券をリリースしました。
ちなみに翌週は土曜日に仕事で大きなイベントを抱えているのでとても体力的にアレなのはわかっていたのですが、それでも「公演の途中で帰る」のはしたくなかったのです。
零狐春だから。特に。なんか後半にものすごいことありそうだったから。
(ちなみに翌週案外元気に乗り切り、土曜日のイベントも大盛況でした。謎解きから力もらったように感じます。ありがとうございます)
CHEATER
ホール型
探索 ☆
謎 ☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆☆
参加形態 14番テーブルの5人
とあるホール
成功
これもストーリー出てないからな…何と言ったらいいのだろう…
何も言えねえ(古)
これね、久しぶりに「何言ってもネタバレになりかねん」公演でした。
私は零狐春の公演には残念ながら数えるほどしか行けてないので、「らしい」とか「ぽい」かは言う資格はないのですが、私が彼らに「期待していたもの」をさらに超えるものでした。
世界観の創出がとにかく秀逸。
他の公演とはまた違う感情の揺さぶられ方をしたので、本当にすごいなと。メリハリがすごかったです。
真剣だったし、笑ったし、悩んだし、絆感じたし、悲しんだし、喜んだ。
序盤の演出は…これは全謎解き好きに見てもらいたいほど面白いし、そして最後が本当に良かった。なんかね、大切なものを思い出させてくれたような気がしました。
終わって放心して思ったのが
本当に帰らなくて良かった…。
でした。
スタッフの迫真の演技も全体を引き立ててくれていました。なんかちょっと泣きそうになっちゃいましたよね。
「チーター」の発音が動物か「チーマー」かなんて後半どうでも良くなりました。
新婦をうまくチェッカーとして活かしていて、そのやりとりがとてもほほえましく、みんなが必死に謎を解いているなか、私は笑いすら漏れてしまいました。(謎解け)
そう、でもそれも「本当に笑っていていいのか」という状況の中なのです。
そのようなほのぼのなやり取りを見せることで、私たちの中にあるこの複雑な感情を引き立てていたように思います。
やりおる…。
ファボリ全体においても最後にこの公演という持って行き方が素晴らしかったです。最初でも中盤でもなく、最後の演目にふさわしかったです。最後だからこそ成功できた気がするし、泣きそうになったんだと思います。
いやーよかった!
さて、ファボリの公演を連続で振り返りましたが、本当に本当に楽しい時間でした。運営の皆様、制作の皆様、参加者の皆様、本当にありがとうございました。
特に零狐春は働き詰めだった印象が。お疲れ様です。
読んでくださった方にそれぞれの魅力が伝わっていたら嬉しいです。
どれも素晴らしいので再演ができる団体さんは是非やって下さい!
本日の謎解き情報
伝説のゴミ箱公演が帰ってくる…!!!!
【公演情報!】
— よだかのレコード(公式) (@yodaka_info) 2017年5月29日
ドラマチック謎解きゲーム11「偽造王(フェイクキング)」再演!
6/9(金)より!
これは謎を解き実際に道具を偽造するゲームです。
偽造の王は、本物の王になれるのか?
詳細はHPにて!https://t.co/DDmn2eOpKR#よだかのレコード #偽造王 pic.twitter.com/Kv3xffQFli
これはね、面白いよ。