先日結婚披露宴をさせて頂きました。
挙式は親族のみで行ったので、私たちの「結婚披露宴」は親しい人のみを呼んでのいわゆる1.5次会と呼ばれるものです。
色々理由があったのですが、分けることを許してくれた夫とその家族には感謝をしております。
同じ式場でどちらも行ったので、打ち合わせなどは一緒にしていたのですが、結婚式を二回に分けるというのは打ち合わせをしていても(今どっちの話をしているのか…)とか(これどっちのケーキがどっちだっけ…BGMは…)とか混乱しだすし、(あれ、決めたっけ…?)と何を決めて何を決めてないのか若干ややこしくなることもあり、たぶん効率的ではないのですが、私は別にしてとてもよかったなと思いました。
というのも、参加者は「私」という個でつながっているとはいえ、やはり親族と例えば会社の偉い人と、友人が一緒に居るのはすごい状況だと思うのです。
「私」しか共通点がないのですから。もう親族にとってはほとんどの人が「「誰」」ですよね。
そうなると何かをするにしても「親の知らない私」「友人の知らない私」「会社の人が知らない私」が顔を見せるので…なんか…
すげえ恥ずかしくない!?
家族の前でなれそめとか恥ずかしくない!???(と言って披露宴でなれそめもろくに紹介していなかったことを思い出した)友人の前でお母さんありがとうとか恥ずかしくない!???
まあ、それは別々にした理由ではないのですが、しみじみ二つの式を準備していて思いました。
これ一緒にやる人すげえ…!と。(それが普通)
あと、私は自分自身が主役になる会が苦手なので結婚式をやると決めた時も(私なんぞがメイン出演者でいいのか…)(楽しんでいただけるのか…)(誰も来てくれなかったらどうしよう…)というとびきりマイナス思考を発揮してきたのですが、お声がけした方々はわざわざ私たちのために時間を割いて、各地から集まってくれて、ウェルカムボードも描いてもらって、本当にありがたいと思いました。
私自身とても楽しかったです。
結婚式の話は置いておいて。
謎解きウェディングの話
ということで披露宴でSCRAPの謎解きウェディングをやらせていただきました。
謎解きウェディングに関しては最近は情報が多いのでどのようなものか知っている方は結構いると思うのですが「頼む側」の話はあまり聞かないかなと思って、ネタバレなしにどのような感じだったか書いてみようと思いました。(どこら辺からネタバレになるのかもよく分からないのだけど)
結果として謎解きを初めてした参加者から「楽しかった」と好評で、私の友人からは「今まで参加した結婚式で一番面白かった」とまで言ってもらえました。
とりあえず私たちはものすごいスピード感をもって結婚式をしたので(準備期間は半年程度)披露宴をする、と決めた時にどちらともなく「謎解きウェディングをしよう」となりました(というか私はどっちが言ったか覚えてない)
これがなれそめの代わりだね!!(?)
ということで、まずは問い合わせフォームで問い合わせ(夫が)ました。
そして東京の事務所に打ち合わせに行き、内容や予算等の説明を受けます。
そして、やるかやらないか、どのプランにするかを決めます。
私たちはセミカスタマイズプランでしたが、それでも結構自由にさせていただいたと思います。
お願いすることになったらテーマを決めます。
結構悩みました。「新郎が変な替え歌しか歌わなくなったので助けて」とか「新婦の語彙力が奪われたので助けて」とかいろいろふざけた案しか出てこないので一向に進みませんでした。
そんなふざけていたのがいろいろな事情があり「ウェディングケーキ」にまつわるものに決まりました。
なんて無難に落ち着いたことか。
でも式次第にちょうどいい感じで面白く合わせることができたのでこの流れは天才だと思っています(自画自賛)
テーマが決まったらどのような流れにするか具体的に打ち合わせをします。
ここまで2回担当の方と東京で打ち合わせしました。
私は東京にちょこちょこ行っていたので問題なかったのですが、地方の方ってどうしているのだろう(参考にならなくてごめんなさい)
あとは基本的にメールでのやり取りになります。
やるべきことと期限などがきちんといただけるのでとても安心感がありました。
また、式までの間に今回はSCRAPが初めての会場ということで会場の下見とウェディング会場の担当者と顔合わせしていただきました。
ムーディでいい会場なんですよ、これが。謎向きで(?)
そしてギリギリのタイミングで私たちからチェックポイントで「たたいてかぶってジャンケンポイ(嘘のアトラクションです)」をしたいと言ったのですが、快くOK頂き、新郎が前の日一生懸命考えていました。私この光景見るの二回目って思って見ていました。
ところで私は普段裏方の仕事をしています。
イベントはすべて前に出る人が問題なく動けるように段取りを司って回しています。そんな私が、今回は自分がメイン出演者、ということで何もかも他人にお任せでした。
それもすごい体験だったなと。
芸能人とかこういう気持ちなんだなと。スタッフの大事さがわかりました。
ということで当日はすべてSCRAPと式会場のスタッフでうまくやってくれました。
私は困っているだけです。
そこに「お困りですか!?」と来てくれました。
本当にありがとうございます。
ちなみに夫と私は全チーム成功すると思っていたのですが、ふたを開ければ3チーム(8チーム中ギリギリで1チームアウト)成功でした。普通に考えて一般の方にはこれ30分では難しいんだねそうだねと話しをしていました。
もう戻れないその感覚…。
友人に作ってもらったプチギフトのステッカーも初めは「成功」にしようとしていたのですが、SCRAPの方から「成功失敗はやめた方がいい(結婚式だからというのもあり)」と言われたので直してもらったり。
小謎が解けずに夫のもとに来る参加者が何人かいたり、それを瞬殺している夫がいたり、ついには机を超えて相談し始めたり、謎解き好きな人々は「ハンデ15分!」と言い放って私の前で受領のスタンバイをしていたり、もくもくと実は謎好きな私の同僚たちが子供を抱えて解き終わっていたり、高校の友人が1つ解くたびに「すごーい!」と褒められいたり、色々なドラマがあるな、これが謎解きだなと思って見ていました。
謎を解くという楽しさだけではなく、そのテーブルで生まれたいろいろなことがひとりひとりで異なり、多くの方の心に残るイベントになったのではないかと思っております。
そんなみんなを見ている私も楽しかったです。
結婚式の中で30分取るというのが案外難しいというのが実際に式をしてみて分かりました。
私たちはお色直しもなく、家族への感謝の手紙もなく、余興も謎解き以外は特になく的な特殊な式次第だったからフルコース食べてもらってもできたというのもあるのですが、色々調整が必要そうです。二次会の方が自由にできるのかもしれません。
そしてお金も安くはないのでなかなか難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、結婚式って人生で一回きりですからね、やりたいことやるといいんじゃないかなと思います。
別にステマでも何でもないんですけど。
お金払ってますからね!
そういえば最後まで担当の方には私がなぞこだって名乗ってなかったですね…。
正直自分の知名度(?)がよくわからなくてどうしようと思っている間に終わってしまいました…。
私なぞこと申しまして謎解きブログ書いてます。近々東京に移住しますし、ご要望とあれば御社のサイトで記事も書きますので(??)今後ともよろしくお願いいたします(突然の売込みで終わる)