ホール型やルーム型の謎解きはチーム戦なので、6人組はこの面子、4人組はこの面子、10人の時はこの面子と確実に決定していない限り、基本的に「誘う人」と「誘われる人」が存在します。
私は基本的に「誘う方」です。
今は多くの方が「お誘いありがとう行く!」と言ってくれる世界にいるので非常にありがたいのですが、その昔、主に特にまだ会社でひとを集めていた時には色々な理由で断られたものです。
今日はその時に出会った「印象的だった断り方」を集めてみました。
「コナンのトリックとか謎とか解けたためしないから絶対謎解き向いてないからやらない」
これは私です。
何度かブログに書いているのでご存知の方はいらっしゃるかと思いますが、私は2年間くらい友人の「謎解き行こうよ、コナンコラボ来るから行こうよ」にこのように断っていました。
名探偵コナンのトリックって「そんなん覚えてねー!」と言うようなことが多くて、謎解きってそういう物だと思っていたのですよね。
しかし今思えば「そんなん覚えてねー!」のはミステリーに多くて、謎解きではないとは言えないけれども、主流ではありません。謎解きと言うのは道筋がきちんと示されている物ですからね。
そのように断っていた趣味にこんなにはまることになるとは思ってもいなかったので人生何があるかわからないし、やってない事決めつけるのは良くないと思いましたし、体験することが一番だと思うようになりました。
もし今謎解きに行くのを断っている人も、はまる可能性はあるということだと思っております。
「休みの日まで頭使いたくない」
友人が同僚に断られた時の文句なのですが、これは爆笑しました。
今や謎解きが頭を使う物だという認識があまりないのですが(おそらく自分で考えていないのでしょう)、確かに始めた頃は終わると頭痛くなっていたし、謎検受けた時も疲れたし、分からなくないなと。
こういわれると「行きたいんですけどその日はちょっと…」みたいににごされて毎回「用事が」と言われるよりはよっぽどすっきりします。
二度と誘っていません。
「俺ね、謎解きははまると思うからやらない」
これは非常に頭の良い断り文句だなと思います。
実際そのように思っているのか、はたまた、その趣味にはまっている私をたてながら自分には行く意思が一切ないからうまいこと断っているのか真意は定かではありませんが。
しかし彼はこのように述べるものですから人数が足りないと必ず私たちから誘われます。そして「俺ね、謎解きははまると思うからやらない」と断られます。
「以前参加したのはコラボ作品に興味があったからで、参加してみて謎解き自体にはさほど興味がわかなかったのでもうお誘い頂かなくて結構です」
一緒に行ったのはルパンコラボでした。成功したのですが、謎解きの魅力を感じてもらうことはできなかったようです。
であれば仕方がない…!
誠実な断り方になんだか何回も誘ってすまなかったな…と思いました。
ちなみにこんな感じで数年にわたり断られてる人生なので、予定合わないとか、公演に興味ないとかそういうので断ってもらっても全然また誘うのですが、3人続けてダメだとお誘いモードのリセットに時間がかかります。みんな違う理由であるのよ、もちろん。
私はなんだ、3回間違えるとその日はちょっと…的なパスワード的なアレなのか、と思っています。
最後に。
何に誘ってもプレイしたことのない作品で予定が入っていなければ平日でも来てくれていた夫が唯一断った公演の断り文句で締めましょう。
「会場が弊社の隣だから平日はちょっと…」
それは悪かった。