「全熊(ベアー)が泣いた」というキャッチコピーを見て「「本当に泣けるんですかね!??」」と思ってしまったのですが、これは確かに泣く人はいそうだなという良いストーリーでした。
私は結婚式でも泣かない女なので泣きませんでしたが。(何の話)
タイトル&ストーリー
クマが珈琲を飲む理由
周遊型
探索 ☆☆
謎 ☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
参加形態 ふたり
11:25スタート→14:13終了
吉祥寺周辺
成功
珈琲を飲む不思議なクマ。
クマの名前はムサシ。
ムサシは珈琲を飲むと、なぜかちょっと切なくなって、何か大切なことを忘れている気持ちになるのでした。
ある日、ムサシは差出人不明の不思議な手紙を見つけました。
そこには不思議な絵や記号の謎と一緒に、メッセージが書かれていました。
「吉祥寺で待っている。」と。
今行かなければならない。
なぜだかわからないけど、ムサシはそう強く思ったのでした。
忘れてしまった「大切な何か」を探しに。
所感
実際にカフェに入る必要があるのと報告所の都合だと思うのですが、プレイ可能時間が11:00~17:30と一般的な周遊謎解きに比べてとても短いので注意が必要です。
加えてカフェの営業時間に注意する必要があるのでWEBやTwitterで確認する必要があるのと、実際待ち時間もあるので時間に余裕を持ったプレイをお勧めします。
おしゃれな街の吉祥寺を散策しながら謎を解くのはとても楽しかったですし、「カフェ謎」ならではの工夫もあってとても楽しかったです。
またキットもおしゃれでイラストもかわいいので後半に行くにつれて、「ムサシ…!!!」となると思います。
謎の話
謎自体はそこまで難しくはありませんが、全体的に私はとても好きでした。
最後の方で結構すごい仕掛けがあるのですが、同行者から「おおーすごい」と聞こえてきて、次いで私も「おおーすごい」と言いました。
時差。
最近、私は謎を解きなれてきた人々は、難しいものを求めるか、世界観に入りながら工夫のあるものを求めるかになってきているのかもしれないなと思っています。
特にSCRAPは後者で初心者と玄人を同じ舞台に立たせても、どちらの満足度も上げているので素晴らしいと思いますが、この謎解きもそのような感じでした。
ただし、子供とプレイしていた方がいたのですが、子供には少し難しいのではないか…と思いました。
謎解きというよりは読み物的な色が強いので。
以前、ブラックレーベルのまんせい堂の時もお子様連れいらしたのですが、「タカラッシュ」と「ブラックレーベル」の違いって一般的にはわかりにくいのかもしれませんね。
読み物の箇所を大人がフォローすれば謎は楽しく解けると思うのでお子様と行かれる方はお気をつけてください。
あ、あと個人的に珈琲に興味がなさ過ぎて「何のことなの???」となったところがあったので(ちゃんと書いてあるし、読めばわかります)大人も読むことが大事と思いました。