昨年からほぼ月隔週以上くらいで東京にいたので、もはや「東京だけで行われる謎解き公演」に関しては逆に「ラッキー行ける」となっていました。
平日位ですかねいけないと思うの(でも平日でもなんとかしてきていたこともある)
この感覚はね、おかしいですからね、関東ではない地域の方でこう思っている方はね。まあ富豪ならいいのですが。
仙台-東京は夜行バスで3000円くらいから、新幹線はえきねっとの特割で7500円くらいから11400円くらいまで。(キャンペーンの割引があるときは5000円なんて時もありましたね)
一回の遠征で宿代含めると結構な金額がかかっていました。
私は全体の家計における謎の割合そうですね、仮に「ナゾゲル係数」とでも言いましょうか、それを知りたくて家計簿つけているのですが、結局のところ謎解きの費用の数倍交通費と宿代に持っていかれるわけで、「謎代」に宿代を含めると家計におけるナゾゲル係数はエンゲル係数を優に超えています。
それでも得るものはお金以上の価値のあるものだと思っておりますので、別に後悔はしていないです。
しかし毎月のナゾゲル係数を見ていると正直こんなに遠征していなかったらもっとお金がたまっていただろうなとは思います。
しかし、やらないで後悔するならやってから後悔したい人生なので先立つものがあるのであれば行っちゃいますよね。考えますよ、15秒くらい。でも結局「いつ行こう」となるのです。
しかしこの機動力のおかげで人生の伴侶に出会えたと思うので、こんな性格でよかったのかもしれません。
何が幸いするかわかりませんね、人生とは。
東京に恋人ができてデートという名の遠征ができるようになってからはだいぶ意味合いが異なってきましたが、正直謎を追い求めるだけの遠征を繰り返していたころは楽しさと背中合わせにもやもやする感情もあり、「いつまでこんなに遠征しているのだろうか…」と思ったことがなかったといえば嘘になります。
自分の楽しいものを追い続けることが人生を豊かにする、働く意味を見出せる、週末があるからこそ楽しく働ける…と私は思っているのですが、それを「本当にそれでいいのか」と思う場面も多いのです。
とにかく周りの同世代は家族がいる。
家族ぐるみでバーベキューをしたりキャンプをしたり…自分の楽しいものを追い続けること以外の人生の豊かさを見せられているようで、何を言われたわけではないのですが肩身が狭い思いをしていました。仙台は田舎ですからね。
生き方の自由さが都会ほど多くなかった気がします。
ナゾゲル係数のお金を将来のために貯金でもしたらどうなのか、誰にも言われてはいませんが自らがそのような強迫観念にとらわれることもありました。
でもね、人間、いつ死ぬかわからないじゃない。
結構簡単にいなくなるんですよ、人って。
そう思うと「ナゾゲル係数」がその時の私の人生を豊かにしてくれるのであれば、それでいいのかもしれないと思うのです。
私は人が生きることに特別な意味などないと思っているのですが、自分が生きていることに理由があると思っている人はたぶんそこそこ多くて、それを見いだせないと悩んでいる人もいるのです。
そんな人がいる中、「謎を解きたい」という生きる理由があるだけいいじゃないですか。幸せなんだと思います。
これだけの人が何かしら謎解きで人生が変わる変わっていると感じているのです。
【ブログで使いたい】#語彙力アンケート
— なぞこ (@nazoko_dayo) 2018年8月19日
謎解きが趣味の方にお聞きします。
謎解きはあなたの人生を
謎解きすごいよ。
そうなるとエンゲル係数よりもナゾゲル係数が高くても、周りと自分が違くても、それでいいんじゃないかなと思うんです。
とにかく私は謎を解いていてよかったと思う!
そんな着地点を失ったことをつらつら書いて平成最後の夏が過ぎていくのを眺めてます。今日も暑すぎだ。